プロミス・SMBCモビット・三井住友銀行カードローンは、いずれもSMBCグループに属するカードローン会社です。SMBCモビットは、SMBCコンシューマーファイナンスの子会社でプロミスと同じ貸金業者となります。
三井住友銀行カードローンは、三井住友銀行が提供する金融サービスの一つです。今回は、プロミス・SMBCモビット・三井住友銀行カードローンには、どのような違いがあるかについて比較、各ローンの特徴についてまとめました。
また「プロミス」「SMBCモビット」「三井住友銀行カードローン」のそれぞれに向いている人についても解説します。
- 融資のスピードが早く、30日間の無利息期間があるのは、プロミス
- SMBCモビットなら、電話連絡や郵送物がない状態で契約が可能
- 消費者金融と比べた場合、上限金利が低めでお金を借りられるのは、三井住友銀行カードローン
- SMBC系列のサービスを掛け持ちすると、借入の審査に影響が出る可能性がある
プロミス・SMBCモビット・三井住友銀行カードローンの違いはどこ?徹底比較!

まずプロミス・SMBCモビット・三井住友銀行カードローンについてそれぞれのスペックを比較しましょう。

プロミスとSMBCモビット、三井住友銀行カードローンは、いずれもSMBCグループに属していますがサービス内容や金利・借入限度額など特徴はそれぞれに異なります。消費者金融系のプロミスやSMBCモビットは、申し込みから審査・融資スピードが速く即日融資も可能です。
三井住友銀行カードローンは、最短でも翌営業日に融資となりますが他の2サービスに比べて上限金利が低い点が魅力です。その他にもカードローンによっては提供するサービス内容にも違いがあり、ご自身の融資希望額や毎月の返済額などにより、最適な選択肢は変わってきます。
各カードローンそれぞれの特徴をしっかりと把握して、ご自身にとって最適な1枚をお選びくださいね。
藤森みすず(ビジネスライター)
プロミスの基本情報
ここからは、3社の基本情報についてご紹介します。最初は、プロミスです。
プロミスの基本情報 | |
---|---|
借入限度額 | 借入限度額 |
金利 | 500万円まで |
申込条件 | 18歳以上74歳以下の安定した収入のある人(※) ※安定した収入があれば主婦・学生・ パート・アルバイトでも申し込み可能 |
申込方法 | ・ウェブ ・プロミスコール(コールセンター) ・自動契約機 ※郵送以外は即日融資も可能 (申込時間による) |
借入方法 | ・スマホ(24時間) ・パソコン(24時間) ・プロミスATM(7~24時) ・提携金融機関ATM ※提携金融機関ATMの利用時間は 場所によって異なる |
返済方法 | ・インターネット ・ATM(プロミス・提携) ・銀行振込 ・口フリ(口座振替) ・コンビニマルチメディア端末 (ファミポート) |
その他の特徴 | ・初回出金の翌日から30日間無利息サービス ※メールアドレス登録・ウェブ明細利用が条件 ・女性専用電話ダイヤル有 |
プロミスは「無利息期間30日間」「Web完結での申し込みなら最短25分融資も可能」といった点が大きな特徴です。安定した収入があれば主婦・学生・パート・アルバイトでも申し込みできます。
また無利息期間は、契約時点からではなく 初回借り入れの翌日からカウントされる点もプロミスを選ぶメリットです。
ただし借入限度額は、500万円と他の消費者金融会社と比較すると低めです。ただ、500万円もの借り入れは、年収1,500万円以上ある人でないと難しいため、多くの方にはデメリットとはならないでしょう。
融資スピードの速さを求めるならWEB完結なら原則24時間振込可能なプロミスがおすすめです。 以下をクリックして申し込みをしてみましょう。
プロミスのおすすめポイント

プロミスは、他社カードローンと比べてどのような点がおすすめポイントなのでしょうか。主なおすすめポイントは、以下の4点です。
プロミスのおすすめポイント① 審査および融資スピードが速い
事前審査最短15秒※で完了します。Web完結でそのまま手続きを進めれば融資まで 最短25分で完了する点は、他社と比べてもプロミスが優れている点です。「とにかく早く生活資金として少額のお金を借りたい」という場合には、特に適しています。
※新規契約のご融資上限は、本審査により決定となります。。
プロミスのおすすめポイント② 少額利用の場合、金利が17.8%と低め
他社のカードローンの最高金利は、18.0%が一般的ですがプロミスは最高金利が17.8%と低めです。最高金利は、借入極度枠が少ないと設定されやすい傾向があるため、特に少額利用する場合には有利といえます。
プロミスのおすすめポイント③ 無利息期間のカウント方法が借入者にとって有利
無利息期間を設けているカードローンは、多い傾向です。ただし契約日の翌日から無利息期間がカウントされるケースも少なくありません。この場合、契約してすぐに借り入れしないと無利息期間の特典を有効活用できなくなります。
一方プロミスは、借り入れした翌日から無利息期間のカウントが始まるため、無利息期間を有効に利用することができるでしょう。
プロミスのおすすめポイント④ 女性対応の専用ダイヤルがあり相談しやすい
プロミスには、女性専用ダイヤル「レディースコール」がある点も大きな特徴です。女性の中には「男性オペレーターでは相談しにくい」という人もいるかもしれません。「女性なら安心して相談できる」という女性にはおすすめでしょう。
プロミスをSMBCモビット、三井住友銀行カードローンと比べると……

プロミスは、SMBCモビット・三井住友銀行カードローンと比べて、どのような点がおすすめポイントなのでしょうか。
プロミスがSMBCモビット、三井住友銀行カードローンより優れている点
・プロミスが優れている点その1:融資スピードが速い
プロミスは、申し込みから融資までのスピードが最短25分と非常に速い点がSMBCモビット(最短即日融資)、三井住友銀行カードローン(最短翌営業日融資)と比べて優れています。
融資スピードの速さは、ウェブ完結かつ全国約200の金融機関で24時間365日土日でも振り込み可能な銀行口座を持っていることが条件です。ただし対応金融機関数が多いため、多くの人は条件をクリアしやすいでしょう。
・プロミスが優れている点その2:無利息期間がある
SMBCモビット・三井住友銀行カードローンに初回利用時の無利息期間は、設定されていません。プロミスには、30日間の無利息期間があるため、30日以内で返済できる計画があるなら金利なしで利用できるプロミスが適しています。
・プロミスが優れている点その3:女性に利用しやすい
プロミスの場合女性専用ダイヤルが用意されているため、相談しやすいという特徴があります。
プロミスがSMBCモビット、三井住友銀行カードローンより劣っている点
・プロミスが劣っている点その1:借入限度額が500万円と低め
SMBCモビットは借り入れ限度額1万〜800万円まで、三井住友銀行カードローンは、借り入れ限度額10万〜800万円まででプロミスの500万円に比べ300万円も多くなっています。
数十万程度の借り入れなら限度額を意識する必要はありません。しかし年収が1,500万円あり、500万円超の融資を受けたい場合は、プロミス以外のカードローンを選びましょう。
・プロミスが劣っている点その2:勤務先に本人確認の連絡が入る
勤務先の情報が正しいかどうかを確認するため、プロミスでは審査の際、申込時に記載されている勤務先に対して連絡が入ります。
SMBCモビットの場合は、ウェブ完結で申し込めば電話連絡はありません。三井住友銀行カードローンの場合は、原則勤務先へ本人確認の連絡が入りますが、申込時に相談することができます。一方プロミスの場合は、事前に相談すれば書類での審査が可能です。ただし、Web申込の場合は、申し込み後のメールに記載された電話番号へすぐに電話して、電話連絡をしてほしくないという意向を伝えないと、入れ違いで在籍確認の電話が入る可能性があるため要注意です。
SMBCモビットの基本情報

SMBCモビットの基本情報は、以下の通りです。
SMBCモビットの基本情報 | |
---|---|
借入限度額 | 800万円まで |
金利 | 3.0~18.0% |
申込条件 | 20歳以上74歳以下の安定した定期収入のある人 ※安定した収入があれば、アルバイト・ 派遣社員・パート・自営業でも申し込み可能 |
申込方法 | ・ウェブ ・郵送 ・電話 ・ローン契約機 (三井住友銀行内) |
借入方法 | ・振込キャッシング (ウェブ・電話) ・提携ATM |
返済方法 | ・提携ATM ・口座振替 (三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・ ゆうちょ銀行いずれかの口座のみ) ・銀行振込 ・インターネット返済サービス |
その他の特徴 | ・Tポイントを貯めたり使ったりできる ・ウェブ完結申込なら誰にも知られず契約できる |
SMBCモビットの特徴は、即日融資が可能でウェブ完結申込なら誰にも知られず契約できる点です。カードレスでの契約もできるため、契約完了次第すぐに借り入れできます。
また返済でTポイントを貯められたり返済にTポイントを使えたりする点もSMBCモビットを利用するメリットです。
ただし年利の上限17.8%のプロミスに比べるとSMBCモビットは年利18.0%と少々高く無利息期間のサービスがありません。
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。 また、SMBCモビットにはおまとめローンがありません。
SMBCモビットのおすすめポイント

SMBCモビットのおすすめポイントは「誰にも知られずカードローンを利用したい」というニーズに応えられる点や利用時の利便性などがあります。具体的なおすすめポイントは、以下の4つです。
SMBCモビットのおすすめポイント① ウェブ完結申込なら電話連絡・郵送物なし
勤務先への電話連絡をしてもらいたくなかったり、家族に郵送物を見られてカードローンの利用を知られる事態を避けたかったりする場合は、SMBCモビットのウェブ完結申込がおすすめです。
申込時にウェブ完結申込を選択すると勤務先への電話連絡や自宅への郵送物なしでカードローンを利用できます。
SMBCモビットのおすすめポイント② 返済時にTポイントを貯めたり利用したりできる
SMBCモビットは、Tポイントサービスと提携しているため、Tポイントユーザーにとって特に利用しやすいカードローンです。
借入金の返済時には、200円あたり1ポイントのTポイントを獲得可能。また、Tポイント1ポイント当たり1円で返済に充てることもできます。
SMBCモビットのおすすめポイント③ 事前審査は10秒とすぐに確認
公式サイト上の事前審査サービスでは、10秒で簡単に融資可能かどうかを確認できます。入力内容は、個人情報と連絡先、契約希望額などです。
事前審査で融資可能と判断されるとそのまま申し込みを進めることができます。本審査は、別途行われますが基本的な情報で融資の可否が分かる手軽さは、SMBCモビットの魅力です。
SMBCモビットをプロミス、三井住友銀行カードローンと比べると……

SMBCモビットは、プロミス・三井住友銀行カードローンと比較するとどのような点が優れ、どのような点で劣っているでしょうか。簡単にまとめました。
SMBCモビットがプロミス、三井住友銀行カードローンより優れている点
- 電話連絡や郵送物なしでの契約が可能
- Tポイントを利用できる
プロミス・三井住友銀行カードローンは、いずれも勤務先への在籍確認を避けるためには、事前の連絡・相談が必要です。SMBCモビットは、三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行いずれかの銀行口座を所持していれば、事前の相談をする手間なく、ウェブ完結申込により電話連絡や郵送物なしでの契約ができます。
SMBCモビットがプロミス、三井住友銀行カードローンより劣っている点
- 上限金利が高い
- ウェブ完結申込できる条件が厳しい
SMBCモビットは、3種類のカードローンの中で、上限金利が18.0%ともっとも高くなっています。初めてカードローンを利用する人の多くは利用金額が少なく、上限金利が適用されるケースが多いため、上限金利が高い点はどうしてもデメリットとなります。
三井住友銀行カードローンの基本情報

また三井住友銀行カードローンの基本情報は、以下の通りです。
三井住友銀行カードローンの基本情報 | |
---|---|
借入限度額 | 10~800万円まで |
金利 | 年1.5~14.5% |
申込条件 | 申込時満20歳以上満69歳以下の 原則安定した収入のある方で SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の 保証を受けられる方 |
申込方法 | ・ウェブ ・ローン契約機 ・電話 |
借入方法 | ・ウェブ ・ATM※カードレスを選択の場合は(SMBCダイレクト)インターネットによるご利用となり、ATMはご利用いただけません。 ・自動融資 ・SMBCダイレクト ・電話 (SMBCダイレクトを利用中の方限定) |
返済方法 | ・ウェブ ・ATM※カードレスを選択の場合は(SMBCダイレクト)インターネットによるご利用となり、ATMはご利用いただけません。 ・口座振替 |
その他の特徴 | ・三井住友銀行の普通預金口座がなくても作れる ・口座を持っている場合は申し込みが楽。 24時間ウェブ完結(※)、キャッシュカードで 借り入れ可能のメリットあり ・返済方法や返済日を選べる ・毎月の返済額は2,000円から選べる (毎月のご返済は、返済時点でのお借入残高によって約定返済金額が設定されます。) |
三井住友銀行カードローンは、プロミスやSMBCモビットと違い銀行が直接提供しているカードローンです。そのため総量規制の対象ではありません。
銀行のカードローンも総量規制の対象となりますか?
総量規制は、貸金業者からの借入れを対象としていますので、貸金業者に該当しない銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫などからの借入れは、貸金業法の規制(総量規制)の対象外となっています。
出典:日本貸金業協会「Q&Aで理解を深めよう」
ただし昨今は業界の自主規制が厳しくなっていることもあり年収3分の1以上の融資は難しくなっています。
金利は、上限でも年14.5%と消費者金融と比べた場合、上限金利が低めに設定されています。そのため金利を重視して借り入れる場合は、まず三井住友銀行カードローンを検討しましょう。
また三井住友銀行では、おまとめローンがないため、おまとめローンを利用したい場合は、他を検討する必要があります。
※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。
三井住友銀行カードローンのおすすめポイント

三井住友銀行カードローンのおすすめポイントは、銀行ならではの金利や三井住友銀行の銀行口座を持っている人にとって便利な点です。具体的なおすすめポイントをまとめましたので順番に見ていきましょう。
三井住友銀行カードローンのおすすめポイント① 上限金利が低い
三井住友銀行カードローンは、年1.5~14.5%と消費者金融系のカードローンに比べて上限金利が低い点が大きな特徴です。
上限金利は年14.5%で一般的な消費者金融系のカードローンの上限金利18%に比べて低いため、総支払額も低く抑えられます。
三井住友銀行カードローンのおすすめポイント② 銀行口座があると便利に利用できる
三井住友銀行の銀行口座がなくても申し込めますが、口座を持っているとさまざまな特典があります。具体的には、24時間いつでもウェブで借り入れや返済などができ、口座なしの場合に比べて申込時の入力内容も少ないため、とても便利です。
三井住友銀行カードローンのおすすめポイント③ 三井住友銀行・提携コンビニATMを手数料0円で利用可能
借り入れや返済では、三井住友銀行やコンビニなどの提携ATMを利用すると便利です。その際、借り入れと返済両方で手数料はかかりません。近くに三井住友銀行のATMがない場合やATMの利用時間が深夜・早朝に偏る人にはうれしいポイントです。
三井住友銀行カードローンのおすすめポイント④ 毎月の最低返済額は2,000円と負担が少ない(※)
毎月の最低返済額は、2,000円(※))なので無理なく支払える金額です。ずっと2,000円ずつの返済では、なかなか元金が減らない点は、要注意といえます。しかし家計の苦しい月には、負担の少ない最低返済額のほうが助かるでしょう。
三井住友銀行カードローンをプロミス、SMBCモビットと比べると……

では、三井住友銀行カードローンをプロミスやSMBCモビットと比較した場合、どのような点が優れている・あるいは劣っているでしょうか。以下に三井住友銀行カードローンがプロミス、SMBCモビットより優れている点・劣っている点をまとめました。
三井住友銀行カードローンがプロミス、SMBCモビットより優れている点
- 上限金利が低い
- キャッシュカードで借り入れできる手軽さ
三井住友銀行カードローンの金利は、上限・下限ともにプロミス・SMBCモビットよりも低く大きく優れている点です。利用金額の多い・少ないにかかわらずおすすめできるカードローンといえます。
また三井住友銀行のキャッシュカードを持っていればそのカードを使って借り入れできる点も便利です。ローン専用のカードを持ち歩く必要はなく財布の中はすっきりまとまります。
さらにキャッシュカードを利用して借り入れを行うため、カードローンを使っていることを周囲に気づかれません。
三井住友銀行カードローンがプロミス、SMBCモビットより劣っている点
- 審査が厳しい
- 融資スピードが遅い
三井住友銀行カードローンは、消費者金融系のプロミス、SMBCモビットに比べて上限金利が低めな分、どうしても審査が厳しくなります。勤務先への在籍確認連絡もあるため、誰にも知られずカードローンを利用したい場合はSMBCモビットのウェブ完結申込の利用を検討しましょう。
また審査が厳しい分、融資スピードもプロミス、SMBCモビットに比べて遅くなり即日融資はできません。三井住友銀行カードローンに申し込んでから融資実行までには、最短でも翌営業日以降になる点は要注意です。
即日融資をどうしても希望する場合は、プロミス、SMBCモビットを選択しましょう。
プロミス・SMBCモビット・三井住友銀行カードローンをさらに徹底比較!

プロミス・SMBCモビット・三井住友銀行カードローンを以下の観点からさらに詳しく比べてみましょう。
プロミス | SMBCモビット | 三井住友銀行 カードローン |
|
---|---|---|---|
審査・融資スピード(最短) | 審査:25分 融資:25分 |
審査:30分 融資:即日 |
審査:翌営業日 融資:翌営業日 |
金利 | 4.5~17.8% | 3.0~18.0% | 年1.5~14.5% |
最大限度額 | 500万円 | 800万円 | 10~800万円 |
無利息期間 | 30日間 (借入の翌日から) |
なし | なし |
審査難易度 | ◎ | ◎ | △ |
在籍確認の有無 | 事前に電話して 相談すれば書類での 審査も可能な場合あり Web申込の場合は、 申込後送付される メールに記載された 電話番号へ在籍確認 してほしくないと 相談しないと、 入れ違いで連絡が 入る可能性あり |
Web完結申込なら 電話連絡なし |
原則あり、申込時に 相談することは可能 |
利便性 | 瞬フリ | ローン・クレジット・ Tポイントの3機能が 1つになったカードあり |
キャッシュカードで ローンの利用もできる |
借入のお得さ | ○ | ○ | △ |
返済方法・負担の重さ | ◎ ・インターネット ・ATM(プロミス・提携) ・銀行振込 ・口フリ(口座振替) ・コンビニマルチ メディア端末 (ファミポート) 返済手数料0円 |
○ ・提携ATM ・口座振替 (三井住友銀行・ 三菱UFJ銀行・ みずほ銀行・ ゆうちょ銀行 いずれかの口座のみ) ・銀行振込 ・インターネット 返済サービス 提携ATMや 銀行振込の場合は 返済手数料がかかる 場合もあり |
△ ・ウェブ ・ATM※カードレスを選択の場合は(SMBCダイレクト)インターネットによるご利用となり、ATMはご利用いただけません。 ・口座振替 ウェブ (SMBCダイレクト)を 使っての返済は 振込手数料が必要 |
口コミ評価 | 4.4/5点 | 3.2/5点 | 4.7/5点 |
審査の流れ | 申し込み 審査 決定した契約 可能額通知 |
申し込み 事前審査 事前審査結果通知 書類提出 本審査 本審査結果通知 |
申し込み 本人確認書類の提出 審査 審査結果連絡 |
公式HP |
プロミス・SMBCモビット・三井住友銀行カードローンの比較ポイントその1:審査・融資スピードで比較
1位:プロミス
2位:SMBCモビット
3位:三井住友銀行カードローン
審査・融資スピードが最も速いカードローンは、プロミスです。審査・融資ともに最短25分で完了するため、少しでも速く融資を受けたい方に向いています。
最短で融資を受けるためには、ウェブ上で契約を完結させカード発行を希望しないことがポイントです。カードを発行しない場合、プロミスインターネット会員サービスを利用して振込キャッシングを利用できます。
2位は、SMBCモビットです。審査スピードは、最短30分で即日融資もできます。即日融資を希望するならプロミスまたはSMBCモビットを選択しましょう。
3位は、三井住友銀行カードローンです。審査に時間がかかって最短でも翌営業日となるため、融資実行も翌営業日以降となります。
プロミス・SMBCモビット・三井住友銀行カードローンの比較ポイントその2:金利で比較
1位:三井住友銀行カードローン
2位:プロミス
3位:SMBCモビット
3種類のカードローンの中で消費者金融と比べた場合、上限金利が低めのものは、三井住友銀行カードローンです。下限金利の年1.5%は、他のカードローンと比較しても低い。
2位は、上限金利が17.8%のプロミス。消費者金融系カードローンの中でも低い設定です。初めての借り入れでは、少額の借り入れとなるケースが多いため、上限金利が少しでも低いとその分利息負担を抑えられます。
3位のSMBCモビットの金利も消費者金融系カードローンの中では、平均的な数字です。ただし三井住友銀行カードローンやプロミスに比べるとどうしても見劣りがします。
プロミス・SMBCモビット・三井住友銀行カードローンの比較ポイントその3:最大限度額で比較
1位:三井住友銀行カードローン
2位:SMBCモビット
3位:プロミス
最大限度額は、三井住友銀行カードローンが10万〜800万円まで、SMBCモビットが1万〜800万円までです。しかし消費者金融と比べた場合、上限金利が低く総返済額で有利な三井住友銀行カードローンを1位としました。調達したい金額が大きい場合は、金利も含めて三井住友銀行カードローンを検討したいところです。
2位は、同じく800万円のSMBCモビットです。金利は、三井住友銀行カードローンよりも高いため、2位としました。
3位は、プロミスで500万円となり1位とは300万円の差があります。初回でいきなり最大限度額まで借り入れられるケースはそう多くないでしょう。しかし500万円以上の借り入れを想定している場合は、三井住友銀行カードローンまたはSMBCモビットの利用をご検討ください。
プロミス・SMBCモビット・三井住友銀行カードローンの比較ポイントその4:無利息期間で比較
1位:プロミス
2位:SMBCモビット
2位:三井住友銀行カードローン
無利息期間では、プロミスが唯一30日間無利息を設けているため、1位としました。プロミスは、契約時点ではなく実際に借り入れした翌日から無利息期間のカウントが始まるため、利用者にとって有利な条件なことも見逃せません。
SMBCモビットと三井住友銀行カードローンは、無利息期間がないため、同率2位です。無利息期間を利用したい場合、30日以内の短期利用で返済できることがはっきりしている場合は、プロミスの無利息期間を上手に活用しましょう。
プロミス・SMBCモビット・三井住友銀行カードローンの比較ポイントその5:審査難易度で比較
1位:プロミス
1位:SMBCモビット
3位:三井住友銀行カードローン
消費者金融系のプロミスは、契約金額50万円以内なら収入証明書類も提出する必要がありません。審査の難易度では、3種類の中で最も低めのカードローンです。
SMBCモビットの場合も、プロミスと同じ条件なので、同率1位となります。
三井住友銀行カードローンは、他のカードローンに比べて「SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる方」という条件がある分、審査は厳しくなるため、3位としました。
プロミス・SMBCモビット・三井住友銀行カードローンの比較ポイントその6:在籍確認の有無で比較
1位:SMBCモビット
2位:三井住友銀行カードローン
2位:プロミス
基本的に勤務先の記載がある場合は、どのカードローン会社も在籍確認を行います。ただカードローン会社によっては、申込方法や電話相談などで在籍確認なしにすることも可能です。
1位のSMBCモビットは、ウェブ完結申込ができれば、勤務先への電話連絡や自宅への郵送物なしでの契約が可能です。
2位の三井住友銀行カードローンとプロミスも、基本的に在籍確認はありますが、事前に在籍確認について相談できるため2位としています。
プロミス・SMBCモビット・三井住友銀行カードローンの比較ポイントその7:利便性で比較
1位:プロミス
2位:三井住友銀行カードローン
3位:SMBCモビット
借り入れの利便性が高いカードローン1位は、瞬フリ(振込キャッシング)が可能なプロミスです。瞬フリは、24時間365日、土日でも利用可能で振込手数料は無料。最短10秒で指定の銀行口座に振り込まれます。瞬フリは「今すぐにお金が必要」「現金ではなく指定の銀行口座にお金を入れておきたい」といった場合などに便利です。
三井住友銀行カードローンは、三井住友銀行のキャッシュカードを持っている場合にキャッシュカードでローンの利用が可能になるため、2位としました。
SMBCモビットは、会員専用サービス「Myモビ」を利用すれば振込キャッシングも可能です。しかし他のカードローンに比べると利便性では飛びぬけた優位点はありません。
プロミス・SMBCモビット・三井住友銀行カードローンの比較ポイントその8:借入のお得さで比較
プロミス・SMBCモビット・三井住友銀行カードローンそれぞれの借り入れのお得さについての比較は、以下の条件別に総利息額をシミュレーションして確認します。
- 最低返済額のみ
- 借入額10万円(年17.0%)で契約限度額20万円のケース
- 借入額100万円(年15.0%)で契約限度額200万円のケース
<ケース1>最低返済額のみ
最低返済額は、借入額で変わってきます。各社、借入額別で最低返済額を確認し総利息額を算出しました。
比較の結果、最低返済額の低い三井住友銀行カードローンは、元金の減り方が少ない傾向です。金利では、高いプロミスやSMBCモビットに比べて総利息額が非常に多くなっていることが分かります。
借入額・金利※/ 会社名 |
プロミス | SMBC モビット |
三井住友銀行 カードローン |
---|---|---|---|
10万円 年17.0%で借入 |
・最低返済額:4,000円 ・総利息額:2万4,305円 |
・最低返済額:4,000円 ・総利息額:2万4,305円 |
・最低返済額:2,000円 ・総利息額:5万2,687円 |
30万円 年17.0%で借入 |
・最低返済額:1万1,000円 ・総利息額:8万1,869円 |
・最低返済額:1万1,000円 ・総利息額:8万1,869円 |
・最低返済額:6,000円 ・総利息額:23万9,537円 |
50万円 年17.0%で借入 |
・最低返済額:1万3,000円 ・総利息額:22万7,416円 |
・最低返済額:1万3,000円 ・総利息額:22万7,416円 |
・最低返済額:1万円 ・総利息額:47万2,097円 |
100万円 年15.0%で借入 |
・最低返済額:2万6,000円 ・総利息額:37万1,743円 |
・最低返済額:2万6,000円 ・総利息額:37万1,743円 |
・最低返済額:1万5,000円 ・総利息額:164万7,040円 |
<ケース2>借入額10万円(年17.0%)で契約限度額20万円のケース
借入額10万円(年17.0%)で契約限度額20万円のケースでは、プロミス・SMBCモビットともに最低返済額が同じため、完済までの期間や総利息額は同じです。
一方三井住友銀行カードローンは、最低返済額が2,000円と他の2社に比べて半分の金額なので、完済までの期間は77ヵ月と約2.4倍の時間がかかり総利息額も2倍以上かかっています。
プロミス | SMBC モビット |
三井住友銀行 カードローン |
---|---|---|
最低返済額:4,000円 | 最低返済額:4,000円 | 最低返済額:2,000円 |
完済までの期間:32ヵ月 | 完済までの期間:32ヵ月 | 完済までの期間:77ヵ月 |
総利息額:2万4,305円 | 総利息額:2万4,305円 | 総利息額:5万2,687円 |
<ケース3>借入額100万円(年15.0%)で契約限度額200万円のケース
借入額100万円(年15.0%)で契約限度額200万円のケースでは、やはり最低返済額が他社より低い三井住友銀行カードローンの完済までの期間・総利息額が突出して高い傾向です。
プロミス | SMBC モビット |
三井住友銀行 カードローン |
---|---|---|
最低返済額:2万6,000円 | 最低返済額:2万6,000円 | 最低返済額:1万5,000円 |
完済までの期間:53ヵ月 | 完済までの期間:53ヵ月 | 完済までの期間:332ヵ月 |
総利息額:37万1,743円 | 総利息額:37万1,743円 | 総利息額:164万7,040 円 |
このように最低返済額を低く抑えている三井住友銀行カードローンは、上限金利が低い分有利に感じられますが総利息額は膨らんでいることが分かります。
プロミス・SMBCモビット・三井住友銀行カードローンの比較ポイントその9:返済方法・負担の重さで比較
1位:プロミス
2位:SMBCモビット
3位:三井住友銀行カードローン
返済方法や返済の負担の重さで1位を獲得したのは、プロミスです。多彩な返済方法を用意しておりいずれの返済方法を選択しても手数料がかからない点が非常に優れています。銀行振込でも手数料がかからない点は、SMBCモビットや三井住友銀行カードローンにはない優れた点です。
2位のSMBCモビットも返済方法が多く用意されています。またTポイントで返済ができる点は、他の2社にはないメリットです。ただし一部の返済方法では手数料がかかってしまうため、2位と評価しました。
3位の三井住友銀行カードローンは、ウェブからの返済方法の場合、SMBCダイレクトからのインターネットバンキングのみで振込手数料がかかってしまう点が気になるポイントです。
プロミス・SMBCモビット・三井住友銀行カードローンの比較ポイントその10:口コミの評価で比較
1位:三井住友銀行カードローン(4.7/5点)
2位:プロミス(4.4/5点)
3位:SMBCモビット(3.2/5点)
口コミの評価で1位を獲得したのは、三井住友銀行カードローンです。「三井住友銀行の口座を持っているため利用しやすい」「審査スピードが速い(1週間程度かと思っていたら2日で審査結果が出た)」という口コミが寄せられています。
毎月の最低返済額が2,000円からと低めに抑えられているため「家計への負担が軽い」という点を評価する声もありました。ただ「少額借入の場合は金利が年14.5%となって高い」と感じる利用者もあるようです。
2位のプロミスは「申込・借入までスムーズに進められる」「スマホアプリで返済内容・返済日を一括で管理できる」といった点を評価する声が多く見られます。「急な出費には非常に助かるカードローン」として評価する人もいました。ただし「在籍確認の連絡がある点をマイナスポイントに感じる」という口コミもあります。
3位のSMBCモビットは「職場への電話連絡がない」「郵送物をなくせる」といった点に高評価が集まりました。一方で「無利息期間がない」「返済に手数料がかかる点に不満を感じている」という評価があり低い評価に留まっています。
【プロミスの口コミ】
<使いやすさに関する口コミ>
- アプリが便利
★★★★ -
広告などにあるように、登録、借り入れなどが全てスマホひとつで完結しました。 審査も早く、申し込みをした後25分ほどで担当者の方から電話があり、確認が完了するとすぐに利用できます。
アプリから返済内容、返済日の管理を一括で管理できるので、便利です。
UFJ銀行への振り込みキャッシングを利用しましたが、遅くとも翌日までには振り込まれていたのでとても便利だと思います。20代・女性
<融資に関する口コミ>
- 即日融資が出来るのはありがたいですね。
★★★★ -
消費者金融の利用は初めてだったので最初は不安でしたが、申込みがとても簡単なのですぐにお金を借りる事が出来ました。インターネットで済むのは便利ですね。有名な会社であるだけに多くの方が使っているので、安心感がありますね。正社員じゃなくても借入が可能なので助かりました。急な出費の時の救世主です。
20代・女性
<在宅確認に関する口コミ>
- 在籍確認の電話がかかってくる
★★★★ -
プロミスのカードローンは、WEBだけで完結するためとても手軽だと思い、申し込みしたのですが、「在籍確認のため、会社に電話がかかってきた」のは驚きました。電話対応してくれた社員が、「個人名で〇〇さんから電話がありました」と代わってくれたので良かったのですが、上司や社長などに出られたら、消費者金融を利用していることがバレるところだったので良かったです。
30代・男性
【SMBCモビットの口コミ】
<在籍確認に関する口コミ>
- 職場への電話連絡については無かったので安心でした!
★★ -
まず、職場への電話連絡については無かったので安心することができました。また、即日融資に関しても可能だったのでとても嬉しかったです。ただ、無利息期間サービスについては無かったので少し不満に感じました。
30代・男性
<借入に関する口コミ>
- 申込が簡単
★★★ -
三井住友銀行グループの会社で有名なSMBCモビットです。審査はスマートフォンから行えて、個人情報の入力と、免許証と源泉徴収票を写真撮影して送るだけです。後は半日くらいで担当者から電話が来て審査完了です。アプリで借りたら、コンビニATMでも使えます。
30代・男性
<本人確認に関する口コミ>
- 安定収入があればOKで簡単
★★★★ -
WEBで申し込みをしましたが1時間かからずにメールで審査通知がきました。個人のスマホに連絡がきて会社などへの確認の電話はありませんし、封書などの郵送物も送ってもらわないようにできるので家族に内緒にできました。場合によっては会社などへ電話などあるようですが稀だとおもいます。借入までが早くて助かったのと、コンビニから返済もできるし残りの返済額などネットで確認できるのがいいです。
40代・男性
【三井住友銀行カードローンの口コミ】
<借入に関する口コミ>
- 簡単に手続きができます
★★★★★ -
普段からクレジットカードを使っているので、利用しやすかったです。またツールが充実しているので手続きの仕方など、すぐに分かったので助かりました。ただし金利は高いので、個人的には返済の算段をつけてから借り入れをすることをオススメします。
30代・男性
<借入に関する口コミ>
- ネットで完結ができるのが良かった
★★★★ -
三井住友銀行の口座を所持しているため、申し込みから審査、借り入れまでスムーズに進んだので便利でした。100万円以下の借入の場合は金利が年14.500%であり、他者と比べてみると多少高めと感じました。しかし、借入は全てネット上で手続きすることが出来て、楽に借り入れられるという面ではおすすめできると思います。
20代・男性
<返済に関する口コミ>
- 余裕を持って返済できるのが嬉しい
★★★★★ -
このサービスで魅力を感じたのは、月2000円から返済することができる点です。2000円程度の返済なら月々の家計の負担が重くならずに済むので、これは自分に向いていると思いました。また審査に関しては意外と早かったです。銀行のカードローンなので、1週間近くはかかると思っていましたが、結果的には2日間で審査結果が出ました。
40代・男性
プロミス・SMBCモビット・三井住友銀行カードローンの比較ポイントその11:審査の流れで比較
事前審査 | 本審査 | ||
---|---|---|---|
1位 | SMBCモビット | 最短10秒 | 最短30分 |
2位 | プロミス | 最短15秒 | 最短25分(融資まで) |
3位 | 三井住友銀行カードローン | 最短10秒 | 最短翌営業日 |
・1位:SMBCモビット
少ない入力項目でかつ、最短10秒で事前審査結果が表示されます。その後必要書類を提出し本審査となります。本審査の完了までは最短30分です。
SMBCモビットの場合は、さらに早いものもあります。ネットで申し込みコールセンターに電話をするとすぐに審査を開始、手続き完了後最短3分で銀行カードからの引き落としが可能です。
・2位:プロミス
プロミスは、24時間申し込みが可能です。「審査の入力項目が少ない」「最短15秒事前審査※」というスピード感が魅力。確認後に本審査への申し込みが可能となります。融資までは、最短25分です。
※新規契約のご融資上限は、本審査により決定となります。
・3位:三井住友銀行カードローン
三井住友銀行のカードローンの事前審査は「年齢」「年収」「他社のカードローン借入金額」を入力するだけで診断が可能です。審査結果表示後、インターネットから申し込みをします。本審査は、本人確認書類の提出後となり正式な審査結果は最短翌営業日には分かります。
プロミスとSMBCモビット、三井住友銀行カードローンどれが向いている?

ここまでで解説してきた内容から3つのカードローンは、それぞれに特徴があり人によって向き・不向きがあることが分かります。
ここでは、各カードローンでどういう人が利用に向いているかをまとめました。自分の場合、どのカードローンを選択するのが良いかを判断するのにご活用ください。
プロミスに向いているのはこんな人
プロミスは「融資スピードの速さ」「30日間の無利息期間」「女性専用ダイヤル設置」などの特徴があります。これらの特徴からプロミスに向いている人の特徴は、以下の通りです。
- とにかく速く借りたい人
- 無利息期間を活用したい人
- 借り入れや返済を手軽に行いたい人
- 女性のオペレーターに相談しながら申し込みを進めたい人
SMBCモビットに向いているのはこんな人
SMBCモビットは、 職場や家族に知られずに利用しやすいカードローンです。またTポイントサービスを利用している人にとっても向いています。
- Tポイントのサービスを利用している人
- 家族に知られずカードローンを利用したい人
三井住友銀行カードローンに向いているのはこんな人
- 正社員で勤続年数が長いなど審査上有利な属性の人
- 三井住友銀行の銀行口座を持っている人
「同系列であること」は審査に影響する?

プロミス・SMBCモビット・三井住友銀行カードローンは、いずれもSMBCグループの会社です。各カードローン会社には、どのような関係性があるでしょうか。また同系列のカードローンを併用すると審査にどのような影響があるのでしょうか。
これらを順番に整理し同系列のカードローンを利用する際、審査に影響が出るのかどうかについて解説します。
プロミスとSMBCモビット、三井住友銀行カードローンの関係は?
お伝えしている通り、プロミスとSMBCモビット、三井住友銀行カードローンはいずれもSMBCグループです。「具体的に何が違うの?」と疑問に感じている人もいるでしょう。
プロミスは、2012年7月に商号変更して SMBCコンシューマーファイナンス株式会社となりました。一方、SMBCモビットの運営会社は株式会社SMBCモビットで、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の子会社です。 言い換えると、プロミスは、SMBCモビットの親会社ということになります。
一方三井住友銀行カードローンは、文字通り三井住友銀行なのでグループ企業といっても別会社です。ただ三井住友銀行カードローンの保証会社は、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社となっています。
同系列のサービスで掛け持ちしたら、審査に影響は出る?
1社で借り入れをしていてさらなる借り入れができなかった場合、他では借り入れができるのか疑問に思っている人もいるでしょう。グループ企業の3社掛け持ちで借りたい場合には、どのような影響があるのでしょうか。
いわゆるブラックと呼ばれる情報には、2種類あります。一つは信用情報機関によるものです。借り入れすることで借り入れ情報が信用情報機関に提供されます。金融事故(延滞や債務整理など)の情報も記録されているため、なにかあると借り入れに影響しかねません。
もう一つは、社内でのブラック情報です。この3社は、グループ企業となるため、さらに細かい情報も共有している可能性があるでしょう。返済の遅延や滞納、金融事故といったブラックな情報は、当然共有されていると考えたほうがいいかもしれません。
プロミスとSMBCモビット、三井住友銀行カードローン以外の消費者金融の特徴と利用に向いている人
ここまでプロミスとSMBCモビット、三井住友銀行カードローンの比較をしてきました。さらに他の大手消費者金融のカードローンについても特徴と利用に向いている人を紹介します。
他の消費者金融のカードローンその1:アコム
アコムのカードローンは、借入限度額が800万円までと高額です。また「30日間の無利息期間」「おまとめローンがある」といった点が魅力の一つ。
そのため「複数業者からの借り入れを一本化できるおまとめローンを利用したい」「無利息期間を利用したい」といった人は、アコムの利用に向いています。
また楽天銀行の口座を持っている場合、最短1分で振込による借り入れを行えるため、楽天銀行の口座を持っている人にもおすすめです。
他の消費者金融のカードローンその2:レイクALSA
無利息期間が非常に長く設定されている点は、レイクALSAの大きなメリットです。Webから申し込む場合は、借入全額について60日間無料、Web以外での申し込みなら5万円以内を180日間無利息で借りることができます。30日よりも長い無利息期間を利用したい場合は、レイクALSAがおすすめです。
またWebから21時までに契約手続きを完了すると最短60分で融資される点もレイクALSAの魅力です。夜間に契約手続きを進めたい場合には、レイクALSAが適しているでしょう。
他の消費者金融のカードローンその3:アイフル
アイフルは、WEB申し込みの場合、最短で25分融資も可能とスピード感ある対応が期待できます。また初めての借り入れの場合は、最大30日間まで利息は無料です。振り込みに関しても24時間365日いつでも対応してくれる点はうれしいですね。
またアイフルの特徴的なものにおまとめローンがあります。自社のローンもまとめられる「おまとめMAX」と他社の借り入れをまとめる「かりかえMAX」の2種類を用意。どちらも上限は800万円まで。300万円を超える借り入れがある人は、アイフルのおまとめローンが適しています。
初めてのカードローンで低金利の商品を探している人は「ファーストプレミアムカードローン」がおすすめです。
それぞれの特徴をしっかりと確認し、自分に合ったカードローンを
プロミス・SMBCモビット・三井住友銀行のカードローンについてそれぞれの特徴を比較して解説しました。プロミスは、初回借入日からカウントが始まる無利息期間の使い勝手が良くおまとめローンも利用できる会社です。また最短25分融資という点もうれしいところです。
同じグループのSMBCモビットは、WEB完結なら電話連絡がありません。誰にも知られずにカードローンを利用したい人に向いています。最大限度額も800万円とモビットのほうが大きいので大きな額が必要という人には向いているかもしれません。

それぞれの特徴を把握して今の自分に向いているカードローンを選択して、賢く利用してくださいね。
藤森みすず(ビジネスライター)
プロミスとSMBCモビット、三井住友銀行カードローンに関するよくある質問
プロミス・SMBCモビット・三井住友銀行カードローンの3つのカードローンに関してよくある質問をご紹介します。
仮に年収240万円の場合、年収の3分の1は80万円となるため、この金額を超える借り入れはできません。例えばプロミスで50万円借り入れがある場合、SMBCモビットで50万円申し込みしても最大30万円までしか契約できないことになります。
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