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2020/01/14

眠る人ほど頭が良くなる?睡眠時間をとる4つのメリット

皆さんはしっかりと睡眠を取っていますか? 普段、「仕事が終わらないから」睡眠時間を削っている方は注意が必要かもしれません。今回は睡眠時間をしっかりと確保することのメリットを紹介していきたいと思います。

「睡眠」をしっかりとるためのメリットって?


皆さんは眠活(みんかつ)という言葉を聞いたことがありますか?

睡眠の“質”に着目して、寝つきまでの時間や眠りの深さを向上させていこうと行動することを眠活と言います。疲れが溜まってなかなか眠れない……。寝ても寝ても疲れが取れない。そんな「隠れ不眠」の悩みを抱えている人は多いものです。けれど睡眠をしっかりとるということは、睡眠を後回しにしてしまいがちなビジネスパーソンにこそ大事。

今回はまず、睡眠をしっかりとることのメリットをご紹介します。

脳の休息

睡眠をとるということは、脳を休ませるということでもあります。

睡眠には、脳を休ませるための「ノンレム睡眠」、そして記憶を定着させたり修復するための「レム睡眠」があります。私たちは眠っている間に、このノンレム睡眠とレム睡眠を約90分周期で繰り返しています。頭が働きすぎて眠れない、なんて経験がある方も多いのではないでしょうか? けれど脳は私たちが考えを巡らせている間に、実は膨大なエネルギーを消費しています。睡眠をしっかりととり、脳を休ませることがとても大事なのです。

体の休息

疲れには、精神的な疲れともう一つ、肉体的な疲れがありますよね。睡眠不足が続くと、免疫力が下がり消化器系や新陳代謝を低下させてしまうということがわかっています。睡眠不足が肥満を招くという言葉を聞いたことがある方も少なくはないはずです。

睡眠を取っている間にも、私たちの細胞は常に動いて細胞や消化器官などを修復しています。週刊ダイヤモンド 第25号(2017年7月1日発売)では、「高血圧症は全身の動脈硬化を促進し、様々な臓器に障害を与える。脳なら脳卒中を、心臓なら心筋梗塞や狭心症を、腎臓なら腎不全を引き起こしかねない状態になる」とも記載されていました。うつ病、高血圧症、糖尿病、がん、肥満、認知症などさまざまな病気のリスクを引き上げてしまうのが睡眠不足なのです。

疲労をひきづった状態で働くことや、睡眠を後回しにする行為は「睡眠負債」であると表現されています。

精神を安定させる

睡眠には精神を安定させる効果もあります。

不眠や睡眠不足は、体にさまざまな影響を与えます。睡眠不足が続くと、日中の常に眠気を生じるだけでなく、疲れやすさや集中力・注意力の低下、さらにはイライラすることが多くなるなど、日常生活にさまざまな支障をきたします。日中活発になる交感神経と、夜間のリラックス時に働く副交感神経の動きをまとめて自律神経と呼びますが、この自律神経のリズムを整える基盤になるのが睡眠なのです。心にも体にも良い作用があります。

記憶を整理して蓄積する

もうひとつ、決して忘れてはいけないのが「記憶を整理して蓄積する」ということ。際ほど睡眠の種類「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」を紹介しましたが、記憶の定着もとても大事です。

いつどこで、どんな経験をしたのかという『エピソード記憶』と、事物の意味や性質を覚える『意味記憶』、そしてそれらを思い出すときに必要になる『索引』という作業を行うのが睡眠中だということを知っているでしょうか。私たちの記憶は、睡眠中に整理されて根付いていくものなのです。

眠る人ほど頭が良くなる


記憶の整理と定着と同じように、睡眠は『記憶力』にも深く関わっています。睡眠不足で仕事をミスしたり抜け漏れが増えるなど、皆さんも経験があるのではないでしょうか?

広島県教育委員会が発表した「平成15年度『基礎・基本』定着状況調査報告書」を見ると、対象となった小学5年生の睡眠時間が長くなるにつれ成績が上がっていることがわかります。8時間以上9時間未満の睡眠時間をとった児童の成績がもっとも良いという結果になっているのです。

つまり普段から勉強や仕事を通して「学び」を取り入れている人ほど睡眠時間が大切になるということです。そして、睡眠の「質」にこだわることも学びを最大限に活かすために必要になるのです。
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