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2020/01/08

給与明細の見方を知っておくと役立つ3つのポイント

(写真=PIXTA)
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毎月口座に振込まれるいわゆる手取り金額は気になるけれど、給与明細は中身を見ないでそのまま放置しているという人もいるでしょう。給与明細は自分の給与の詳細が分かる大切な資料です。

給与明細の見方を理解しているとどんな時に役立つ?

(写真=PIXTA)

毎月の給与の詳細を見ることで、マネープランや将来設計がたてやすくなります。ここでは、給与明細の見方を知っておくと役立つ3つのポイントを解説します。

ポイント1 あらためて収入を確認する

給与として銀行口座に振込まれる金額は、給与額が固定でないかぎり、毎月同一でないことが多いと思います。口座に振込まれた手取り額がどのように計算されて出てきたのかを確認することは大きな意味があります。

会社からもらえる支給額の内訳には、基本給、役職手当、残業手当などのいくつかの項目があります。項目のいくつかは昇進・昇格などによって金額が上昇していくはずです。会社の給与規定と給与明細の内訳を理解し、確認しておくことで、将来のキャリアアップへのモチベーションが大きく変わります。

また転職を考える際にも、給与明細の見方を理解しておくとよいでしょう。

ポイント2 控除について確認する

口座に振込まれる金額は、会社からの支給額から保険料などが控除されたものだと理解している人は多いのですが、すべての人が、社会保険料や税金がいくら引かれているかを把握しているわけではないでしょう。給与明細の見方を理解することは、社会保険料や税金の仕組みを理解することにつながります。

ポイント3 間違いがないとは限らない

給与明細の金額に間違いがないとは限りません。給与明細に記載されている項目ごとに、毎月簡単に金額をチェックしていくようにしましょう。金額に違いが見つかった場合や、支給されるべき金額が支給されていないのではないかなどの疑問が生じた場合は、会社に相談してみましょう。

ただし、社会保険料や税金は一定ではありません。例えば、社会保険料は40歳から介護保険料がプラスされますし、増税などにより税率が変わることで控除される税金の金額が増えている可能性もあります。

給与明細の見方

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給与明細の見方を知っておくと役立つ3つのポイントを解説してきましたが、具体的にどのように見ていけばよいのか解説します。給与明細は一般的に、「勤怠」「支給」「控除」の3つの欄で構成されています。

給与明細「勤怠」欄の見方

勤怠欄では、出勤日数、有給休暇取得日数、遅刻・早退、普通残業・深夜残業・休日残業など、1ヵ月単位の勤務状況が記載されています。ここでは、出勤日数や残業時間などが計算されているので、自分認識と会社が把握しているデータに違いがないことを確認します。

給与明細「支給」欄の見方

支給欄には、一般的に基本給、役職手当、残業手当、各種手当などが項目として記載されています。将来的なマネープランを考える場合は、基本給をベースに考えるのがよいとされています。

基本給は、勤続年数など企業独自の基準で決められ、賞与や残業手当などのように大きく金額が変わることはありません。一方で、賞与や残業手当をあてにして消費やマネープランを立てるのはリスクが大きくなります。

各種手当は、企業独自のものです。例えば家族手当や住宅手当などがありますが、会社の業績いかんによって、支給されないケースがあるかもしれません。また、家族手当や住宅手当などのように、条件に当てはまる従業員だけに支給される手当は不公平であるという理由で、廃止させる企業が増加しています。

給与明細「控除」欄の見方

控除欄では、社会保険料や税金の仕組みを理解しましょう。

給与明細を見ると、健康保険、介護保険、厚生年金、雇用保険の4つの保険料が控除されていることが分ります。

健康保険料を支払うことで、病気やけがをして病院に行ったとしても、費用を全額負担することなく、一部負担で済ませることができます。更に給与明細に記載されている金額は本人負担分で、会社も保険料を負担しています。

健康保険については、万が一病気やけがによって働くことができなくなった時には、「傷病手当金」が支給されますし、出産に対しては「出産育児一時金」が支給される点も理解しておくとよいでしょう。

厚生年金は、自分が高齢者になって、働くことが難しい世代になった時に年金を受け取ることができる仕組みです。障害の状態となった場合や死亡時にも、自分や家族が年金を受け取れるケースもあります。健康保険同様、給与明細に記載されている金額は本人負担分で、会社も保険料を負担しています。

各種税金は、増税や税率が変わることで控除される税金の金額が変わることを確認しましょう。

控除には、社会保険料や税金以外に、会社独自で実施している、社内預金や財形貯蓄などの天引きなどがあります。こちらの貯蓄制度は、口座に振込まれる前に積み立てられるので、計画的に確実に貯蓄につながり、マネープランや将来設定に有効です。

給与明細の見方を理解すると将来設計に役立つ

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給与明細の見方を理解したうえで確認しておくことは、会社の給与体系を理解し、将来のキャリアプランを立てたり、モチベーションをアップさせたりすることにつながります。給与明細を構成する項目は将来に向けてのマネープランを立てるベースになります。給与明細の見方を理解することは将来設計にも役立つのです。

文・小塚信夫(ビジネスライター)

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