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2019/11/21

天然の湿度調整「天然木」で年中快適なくらし

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
湿度の高い日本では、住宅の湿気対策に悩まされている人も少なくありません。年中快適な住宅にするために、エアコンや除湿器を活用するのも手ですが、地球環境に配慮しつつ湿度を調整したいのなら、天然の木をふんだんに使った住宅でくらしてみませんか?

湿度の調整は大切

湿度が60%を超えると、ダニやカビが増殖しやすい環境になります。ハウスダストによるアレルギーを防止するためには、通年の湿度調整で湿度を抑えることが必要です。しかし室内が乾燥しすぎるとウイルスが飛散しやすくなり、風邪やインフルエンザにかかりやすくなってしまいます。ハウスダストやウイルスの影響を受けにくい環境にしたいのであれば、室内の湿度は50~60%に保っておきたいところです。

湿度の調整には何を使う?

多くの人は、湿気の多い時期にエアコンや除湿器、乾燥する時期には加湿器を使って湿度を調整しているのではないでしょうか。しかしこれでは電気代がかかってしまうだけでなく環境にもやさしくありません。それ以外の方法では、湿度が高いときには窓を開けて換気したり乾燥時にはぬれ雑巾を干したりするといった方法もありますが、手間がかかるのがデメリットです。

環境にやさしく手間もかからない湿度調整の方法を探しているのなら、天然の木を活用してみましょう。

天然の木を住宅に使うと自然に湿度が調整される

天然の木は、伐採された後も「呼吸」をしているといいます。もちろん動物のような呼吸をしているわけではなく周囲の温度や湿度に合わせて空気中の水分を吸収したり放出したりしているのです。建材として加工された後でも、この調湿機能は働き続けます。壁や天井、床に無垢材を用いた部屋と、木目調のビニルクロスを用いた部屋で睡眠時の湿度を比較すると、季節に関係なく無垢材の部屋のほうが湿度が低くなることも分かっています。

人は睡眠時に呼吸や発汗などによって水分を放出していますが、無垢材はその湿気を吸収できるのに対し、ビニルクロスは吸収できないためこのような差が生まれると考えられます。ただし木材の湿度調整機能が働くのは、木材が乾燥して含水率が11~17%で安定していることが条件です。伐採直後の木は、中心部分で約50~60%の水分を含んでいます。

その後、長期間放置して乾燥させ11~17%の含水率で安定するようにしています。乾燥しきっていない木材では湿度調整機能が働きません。
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