みなさんは職場や仲の良い友達などで、明らかにまわりの人に迷惑をかけたり、トラブルになったりしているにも関わらず「謝らない人」に出くわしたことはありませんか?
謝罪すれば丸く収まることも、どうして素直に謝らないのか疑問で仕方ない……。こうした人への対処法に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?
今回は「謝らない人」の心理・理由について考えていきたいと思います。
謝ることは負けと認識し、謝らない
謝らない人に最も多い性格が、意地っ張りで負けず嫌いというタイプ。
謝ることを強制するとますます意固地になって謝ることをしません。謝ることに「負け」だという認識を持っています。また、社会人になっても謝ることが「負け」と思っている人は、今までの人間関係で謝らなくても許されてきた傾向にあります。「自分が強く言えば、相手は許してくれる」と気の強い性格の人に当てはまります。
どちらかと言うと子どもっぽい考え方をする人なので、謝ることは決して恥ずかしいことではないと理解できるよう説得をしましょう。
悪いと思っているが素直に言えない
謝ることができない人は、“謝る=自分のミスを認めた”だと思っています。
自分で悪いと本心ではわかっていても、仕事で自分の評価を下げたくないから謝らない、というタイプ。職場で一定の役職を持っている人は保身に走りやすいものです。
このタイプは、仕事でミスを認めることで地位や立場が悪くなるのを避けたがる、という心理的特徴があります。
本来であれば潔く謝る方が悪目立ちせず、部下からの信頼度も落ちずに済みますが、謝るタイミングがわかっていません。謝るタイミングを作ってあげて穏便に済ませるようにしましょう。