この夏、お盆にお墓参りへ行く予定の人も多いはず。ところでお墓参りの正しい手順やマナーはご存じでしょうか?いつもなんとなくやっていて、正直きちんとは知らないという人もいるでしょう。今さら人には聞けないけれど、知っていないと恥をかくお墓参りのマナーや手順をご紹介します。

お墓参りの正しい手順は?

まずは、お墓参りの基本的な手順からおさらいしましょう。

お墓を訪れたら、最初に一度合掌礼拝をします。それからお墓の掃除をしましょう。掃き掃除をしたあとで、水鉢や線香代などの小物を水洗いします。

掃除が終わったら水鉢に水を入れ、持参した供物を半紙の上にお供えしましょう。それから1人ずつお線香をあげ、きちんとしゃがんで合掌礼拝をします。

お墓に水をかけるのは正しい?正しくない?

お墓に水をかける行為については宗派などによっても見解が異なり、結論から言うと、かける行為とかけない行為、どちらが正しいという答えはありません。

たとえば同じ浄土真宗でも、掃除のために墓石に水をかける行為を良しとするお寺もあれば、墓石が傷むのでおすすめしないというお寺もあります。お墓に水をかける行為に関しては地域の風習などもあるので、もし親や親戚が一緒なら年長者の行動に倣いましょう。