ライフ
2019/01/09

近隣トラブルに発展することも!マンションでペットを飼うときの注意点

共有部で注意すべきこと

(写真= Boryana Manzurova/Shutterstock.com)

次に、マンションやアパートの共有部で注意すべきことを確認しましょう。ここでも、犬や猫を想定して紹介します。

ペットの威嚇

ペット飼育可のマンションに住んでいるからといって、すべての住人がペットに好意的とは限りません。中には、生き物が苦手な人もいるでしょう。

例えば、ペットがほかの住人と出会ったときに、つい威嚇してほえてしまうことがあります。場合によっては、ご近所関係に影響を及ぼすことも考えられます。日ごろの散歩などでほかの犬や猫、通行人などに会うことも想定してしつけをするなどの配慮が求められます。

特に、エレベーターのように距離が近い密室の場所では、緊張してしまう住人がいるかもしれません。同乗するときには、ひと声かけるなどの気遣いを忘れないようにしましょう。

ペットの排泄物

ペットが部屋から出ると、どこで排泄するか予測がつきません。公園や散歩している道路なら処理をすれば良いですが、マンションの共有部で排泄をしてしまうと、住人から苦情が出る可能性があります。

外出前や外出先の公園などで排泄を済ませるなど、あらかじめタイミングをずらせるように工夫することをおすすめします。

ペットの毛や足跡

ペットの毛や足跡が共有部に残らないように注意しましょう。特に、毛の生え変わりが頻繁な犬や猫の場合、歩いただけでもふわっと舞ってしまう時期があります。グルーミングやシャンプーをこまめにするなどの対策をしましょう。

また、散歩から帰ってきたときは、エントランスやエレベーターにペットの足跡が付いていないかを確認しましょう。特に、雨のときなどはペットの足元が濡れていて、泥がついている可能性があります。

建物に入る前に足洗場があればお手入れをしていく、または、タオルを持参してペットの足をよく拭いてから入るなどの対処をしておくとよいでしょう。

留守中のペット対策を考えておく

(写真=Gladskikh Tatiana/Shutterstock.com)

シングルライフの場合、日中は仕事で留守にする機会が多くなります。ペットを飼いたいのならば、留守中はどのように過ごさせるか、事前に想定しなければなりません。

日常の留守

日ごろ仕事で留守にする時間帯があるときには、ペットが留守番をできるようにしつけておく必要があるでしょう。さみしくて鳴いてしまったり、玄関を引っかいてしまったりすると、ほかの住人に迷惑がかかります。部屋から逃げ出さないように、玄関や窓など開口部の施錠をしっかり行うことも必要です。

特に、夏場はペットの環境に十分な注意が必要です。最近は猛暑日も多く、締め切った部屋でペットが熱中症になることも少なくないようです。留守中もエアコンを稼働させるなどの対策が必要です。この際、電気代がかかることは覚悟しておきましょう。

また、留守中のペットの様子が心配な人は、部屋の映像をスマホにリアルタイムで送ることができるペット用見守りカメラを設置する方法があります。スマホから呼び掛けができるものや、自動で餌を補給してくれるものなど多機能型もあるので、目的に合わせて選ぶのもよいでしょう。

長期の留守

長期休暇に帰省したり、泊まりで外出したりするなどの予定があるときには、部屋で留守番をさせるよりもペットホテルなどに預けた方が安心です。最初は慣れない環境にペットもストレスを感じるかもしれませんが、何度か利用することで順応できるようです。

ペットホテルのほか、ペットショップや動物病院でも宿泊サービスを提供しているところもあります。空港近くでペットを預けられる施設もありますので、行先に合わせて預ける場所を検討しましょう。

他人に預けられるか不安な場合は、半日だけ試しに預けてみる方法などもあります。どのような対応をしてくれるのか、ペットの反応はどうかなど、前もって知ることで安心できるでしょう。

「少しの時間なら……」と部屋に置くよりも、きちんと対応してくれる場所に預けることが、留守中のトラブル回避につながります。ぜひ検討してみてください。

マンションの近くに動物病院があると便利

(写真=4 PM production/Shutterstock.com)

マンションの近くに動物病院があるか確認しておくことも重要です。ペットを飼うと、定期的な予防接種や健康診断などが必要になります。また、突然の嘔吐など、ペットの体調が急変することも珍しくありません。

急に容体が変わったり、けがをしたりして、病院にお世話になることを想定して、かかりつけ医を選んでおくと安心です。

一生面倒を見る覚悟を持って決める

(写真=Africa Studio/Shutterstock.com)

今回は、マンションでペットを飼うときに注意するべきことをお伝えしました。

室内で飼えることから、小型犬や猫と一緒に暮らしたいと考える方は多いようです。しかし、ペットは生き物。一度飼うことを決めたら、一生面倒をみる覚悟が必要です。きちんと世話ができるのか、留守のときにはどうするのかなどをしっかり検討して、ペットと暮らすための最適な選択をしたいものです。

文・岩野 愛弓(住宅・不動産ライター、宅地建物取引士)/DAILY ANDS

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