30歳、独身 千春さん(仮名)の夢
ずっと猫が好き。
でも一人暮らしだし、本当に飼っても大丈夫かな。
いま、私の生活だけでもそんなに余裕があるわけでもない。
ペットを飼うのはお金がかかるし簡単には決められない。
でも気がつけばインスタで猫の写真ばかり見ちゃう。
仕事から帰ってきて可愛い猫が家にいてくれたらそれだけで毎日の生活が変わりそうなんだけど……。
一人暮らしだってペットと暮らしていい
わかります、この気持ち。私は以前実家で犬を飼っていたこともあり犬派!と思っていたんだけど最近、友達が飼っている猫ちゃんが可愛すぎて猫好きになりました。本当に癒されますよね。
ただ、もちろんペットは生き物。簡単にホイホイお買い物するものではありません。じゃあ一人暮らしの場合、ペットはあきらめなくてはいけないの?
いいえ、そんなことはありません。海外では猫や犬と一緒に過ごすことで癒やし効果があるとのことでセラピーにも用いられているほどです。また、日本の大学でも動物が人間の心身に与える効果や役割を研究する学部も誕生しています。
もし可愛いペットがお家にいたら、その子のことを考えるだけで毎日もう少し頑張れそうだよね。
そんな理想の生活を叶えるために私だったらこうするかな。
1. 猫ちゃんの一生にかかるお金はいくら?
まずは大切なお金のこと。可愛いだけではなく共に暮らしていくためにはもちろんお金がかかります。例えば、猫の平均寿命である15年で仮定した場合の生涯費用は100万円以上と言われています。でもこれはあくまでも目安。ひとつずつ見ていきましょう。
まず猫ちゃんをお迎えしたら最初にすること。それは子猫の場合、生後半年、もしくは1年以内にワクチンの接種、それから妊娠しないために避妊、もしくは去勢の手術が必要。マストではないけれども子どもができたときにその子どもも育てられるかを考えて行わなければいけません。これが病院にもよりますが3万円程度かかります。
それから毎日の生活費。食費は毎月平均して約3000円から5000円と言われているけれど、これも育て方によってまちまち。というのも、いまペット用品業界も進化していて、ペットフードにもオーガニックな高級ラインが出ていたりします。事前にどの商品を定期的に購入していくのか、ネットで検索して計算してみるといいと思います。
そのほかに初期費用としてはトイレとシャンプーやブラシ、食器、などなど。必要に応じて寝る場所も確保しないといけないよね。
また、意外とかかるのが冷暖房代。これまでは外出しているときに、冷暖房をオフにしていたとしても、ペットがいると真夏や真冬はそういうわけにもいきません。一度シミュレーションをしてみましょう。