(本記事は、荻野淳也氏の著書『心のざわざわ・イライラを消す がんばりすぎない休み方 すき間時間で始めるマインドフルネス』、文響社、2018年7月2日刊の中から一部を抜粋・編集しています)

【『心のざわざわ・イライラを消す がんばりすぎない休み方 すき間時間で始めるマインドフルネス』シリーズ】
(1)心から自分を癒せる「超シンプルな方法」とは?
(2)アナタは大丈夫?服やモノが増えるのは「心が乱れている」証拠
(3)「つい食べてしまう」「ついイライラしてしまう」を止めるカンタンな方法
(4)「がんばりすぎない休み方」3つのポイントは?

※以下、書籍より抜粋

「SNS断ち」をする

「すぐに返さなきゃ」いけないものはない。
自分のペースでSNSと付き合う。

便利なツールであるはずのSNSですが、つい見過ぎてしまったり、返信をするタイミングにソワソワしたりと、私たちの時間が逆にコントロールされてしまうことがよくあります。

たまには「SNS断ち」をおこない、ネットにつながらない自分だけの時間を手に入れましょう。

まずは近所に出かける際に、スマホを家に置いて行くことから始めてみてください。どうしても不安な方は、SNSのアプリだけ削除してスマホを持ち歩くのも効果的。

メールやLINEは、「すぐに返さなきゃ」と思ってしまうかもしれませんが、相手へのメッセージをいつ送るかは、自分のペースで決めていいはずのものです。SNSに気分を左右される生活を送るのではなく、自分の気分は自分が選択すべきです。

周りとのつながりを一時的に絶ってみると、自分の理想とするライフスタイルや本当の気持ちに気づけるかもしれません。

自分との約束を守る

「いつかやりたいこと」は今やる。

一年の始めなど「今年はこんなことをしたいな」と考えるときがあります。

雑誌を見たり友達の話を聞いたりして、「やってみたい」と思うことが増える人もいるでしょう。

それは素敵なことですが、「いつかやりたいこと」がたまり続けていないでしょうか。

マインドフルネスでは、「今」に集中することが大切です。いつまでも果たせない自分との約束に罪悪感を持って自分を責める必要はありません。

思い切って先延ばしはやめると決めましょう。

本当にやりたいことは予定として入れてしまい、もう気持ちが離れつつあるものは、思い切って「やりたいことリスト」から消してしまうのです。本当にやりたいことは、人を誘う、予約をしてしまうなどの工夫をして実現させましょう。