ヨーロッパでワインの産地と言えば、フランスやイタリアを思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、東欧の国・ルーマニアも知られざるワイン生産国の一つ。

ルーマニアは、ワインの産地として有名なフランスのボルドーやイタリアのトスカーナと同じ緯度に位置していることからも分かるとおり、品質が高いことで知られています。

高品質ながら低価格であるため、人気も急上昇中!今回はそんなルーマニアワインの施設見学から試飲まで行える、おすすめのワイナリーを厳選して3つ紹介します。

コンクールで130以上のメダルを受賞!Budureasca Winery(ブドゥレアスカ・ワイナリー)

ルーマニア南部のデアル・マーレに位置している2007年創業のワイナリーです。ワインは国内外で高い評価を得ており、国際的なコンクールで130個を超えるメダルを受賞。数あるワインの中でも、ルーマニアの土着品種である「フェテアスカ・ネアグラ」を使った赤ワインは人気があります。

ツアーでは、広大なブドウ畑と最先端の設備が見学できます。ワインの作り方や保存方法の説明があり、その後、お待ちかねの試飲タイム!4~5銘柄のワインが試飲できます。料金は75~268レイ(日本円で約2,250~8,040円)で、ワインと共にチーズやおつまみもあり、94レイと268レイのコースはワイン1本のプレゼントが付きます。

2017年のルーマニアのコンテストで金賞受賞!LACERTA Winery(ラチェルタ・ワイナリー)

ブカレストから約100キロメートル離れたカルパチア山脈の南、ボルドーやトスカーナと同じ緯度に位置するワイナリーです。ルーマニアの有名な建築家であるイオン・ミンク氏による建造物も敷地内に建てられています。

2017年にルーマニアの国内コンテスト『VINVEST(ヴィンヴェスト)』で金賞を受賞した赤ワインのCuvee IX(キュヴェ IX)。スパイシーな味わいのShiraz(シラーズ)も日本人に人気です。

ツアーはブドウ畑や施設内の見学、3~6銘柄のワインの試飲が可能。製造方法や保存方法の説明も行われます。料金は3銘柄の試飲で39レイ(日本円で約1,170円)、6銘柄の試飲で59レイ(日本円で約1,770円)です。