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2018/10/08

土地活用するなら「駐車場経営」が手軽なの?収益性や注意点を解説

(写真=igorstevanovic/Shutterstock.com)
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相続した土地や、長く所有しているだけの土地がある場合、何か活用できる方法はないものだろうかと悩む人もいるでしょう。これらの土地を活用して、アパートやマンションを経営する方法もありますが、土地活用の一つに「駐車場経営」という選択があります。

建物を建てる必要がない分、大掛かりなことを避けられそうなイメージがあり、「手軽にできるかも……」という印象を持たれがちですが、本当のところはどうなのか気になりますよね。

そこで今回は、駐車場経営とはどのようなものなのか、経営するメリット、気になる収益性などについてお伝えします。

駐車場経営とは?

(写真=PhilipYb Studio/Shutterstock.com)

駐車場経営とは、具体的にどのようなことなのか、運営方法や、駐車場の種類などを確認していきましょう。

駐車場経営の運営方法

駐車場経営の運営には、「自己経営」と「運営委託」の2つがあります。

自己運営
自己運営とは、運営会社に委託することなく、所有者が自ら駐車場の設置、運営を行うものです。委託管理の経費は削減できますが、日常的な管理や保守、防犯対策からトラブル解決まで所有者が行うことになるため、多方面の対応が求められます。

そのほか、業務の一部だけを管理会社に委託する方法もあります。例えば、不動産会社に賃貸契約の仲介を委託するなどです。

運営委託(一括借り上げ)
運営委託とは、駐車場経営を運営会社に委託するものです。土地の所有者は、その土地を運営会社に貸して、運営会社は借りた土地を利用して、コインパーキングなどの駐車場を運営します。

土地の所有者は、賃料を受け取ることになります。安定的な収入を見込める一方で、直接的に運営しているわけではないため、収益を増やすために自ら新たな展開をしていくことは基本的に難しくなるでしょう。ただ、管理や保守、トラブル解決など手間のかかることは、すべて運営会社が行ってくれます。

駐車場経営の種類

駐車場経営の種類には、主に次のようなスタイルがあります。

青空駐車場
文字通り、更地の土地がそのままあるだけの駐車場で、地面が舗装されている場合もあれば、砂利の場合もあります。1台ずつ、駐車する区画をロープや白線などで表示し、番号を付けている場合もあります。

初期費用をほとんど必要とせず、日常の管理も特にないため、個人が遊休地で貸していることもあります。利用する側は、借りたい時間だけスポット的に借りるなど、自由な使い方が可能です。

月極駐車場
月極駐車場は、1つの駐車枠ごとに、賃貸契約をするものです。1つの駐車枠に対し、1カ月でいくらと金額を決めて契約します。

このスタイルでは、土地の所有者は、管理を不動産会社に依頼していることが多いでしょう。駅の近く、企業が多い場所など立地条件がよく、つねに借り手があれば、安定的な収入が見込める可能性は高くなるでしょう。

コインパーキング
入出庫を管理する専用のゲートやロック板などを設置して、「30分300円」など時間単位で利用する駐車場です。

時間単位の単価は、立地条件や近隣との競合などで変動しているようです。車両を感知するロック設備や精算機などの初期費用が必要となるため、所有者は土地を貸すだけで、実務は運営会社に委託するケースが多いでしょう。

上記のほかにも、立体駐車場や日貸し駐車場などがあります。
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