セブンイレブンやファミリーマート、ローソンなど、コンビニにはそれぞれ独自サービスがあります。その中でも、今回は各社ポイントの還元率にフォーカスし、主要なコンビニ5社のポイントサービスについてまとめました。コンビニのヘビーユーザーという人は必見ですよ!

5大コンビニのポイントサービス概要をチェック

(写真=TAGSTOCK1/Shutterstock.com)

セブンイレブン

セブンイレブンで導入しているのは「nanacoカード」。このカードは電子マネーで、現金をチャージして支払うことでポイントが加算されるため、小銭いらずでカードを提示するだけで買い物できるのが魅力です。イトーヨーカドーやビックカメラ、コメダ珈琲やミスタードーナツなどでも利用することができ、現在も加盟店は増加中。入会費や年会費は無料。ポイントの還元率は1%で、使用時には1ポイント1円として利用できます。

ローソン

ローソンでは「Pontaカード」を導入。使えるお店は、ローソンのほか高島屋やゲオ、ケンタッキーやHMVなど。還元率は1%で、1ポイント1円として使用可能です。発行手数料は無料ですが、時期によって新規入会のボーナスポイントが受け取れるキャンペーンも開催。またアプリを使用すればスマホ提示でポイントを貯めたり、起動ポイントがもらえたりするコンテンツサービスも利用できます。そのほか、貯めたポイントを新商品と交換できるサービスもローソンならではです。

ファミリーマート

ファミリーマートで導入している「Tポイントカード」は、TSUTAYAやエディオン、ガストやドトールなどで利用可能。ほかのコンビニカードに比べ対象店舗が圧倒的に多いのが特徴です。ポイントの還元率は0.5%と少し低めではありますが、前月の使用総額が5,000円以上であれば還元率1%になるうえ、対象の店舗数も幅広いため、ポイントが貯めにくいということはありません。また前月の使用総額が1万5,000円を超えるとゴールドランクとなり、通常の2倍・3倍とポイントが付くかなり高い還元率となります。

サークルKサンクス

サークルKサンクスでは、ファミリーマートと経営統合したことによりそれまで導入していた「楽天ポイントカード」のサービスを2017年9月末に終了。現在は「Tポイントカード」へと切り替わっています。ポイントの還元率は0.5%。対象店舗もファミリーマートと同様の取り扱いとなっています。

ミニストップ

ミニストップでは電子マネーの「WAONカード」を導入。イオンやダイエー、マクドナルドや吉野家などで使用することができます。ポイントの還元率は0.5%ですが、イオン系列の多くの店舗で使用できるほか、クレジットカードを使ってチャージすれば、クレジットのポイントも獲得することが可能。両方のポイントを効率よく貯められるのが魅力です。

還元率が一番高いのはどのコンビニ?

(写真=Sorbis/Shutterstock.com)

還元率の高さからみると還元率1%のコンビニは、セブンイレブンとローソンの2社のみ。同じ還元率ではあるものの、ポイントを貯められる手軽さという点からみるとセブンイレブンは現金チャージが必須のため、提示するだけでポイントを獲得できるローソンに軍配が上がるといえるでしょう。しかし、ほかのコンビニも対象店舗やポイントの獲得方法にそれぞれ特色があり、貯めやすさには個人差があります。生活スタイルに合ったものを選ぶことが重要なポイントとなるかもしれません。

自身に合ったポイントカードを見つけよう!

コンビニのポイントサービスには、還元率や対象店舗などそれぞれ異なった利点があります。それらを理解して、自身に合った貯めやすいものを選ぶことがまずは重要です。ポイントを賢く貯めて、お得に利用してみてくださいね。

文・万代未希(ファイナンシャル・プランナー)

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