航空会社の飛行機には、他社と差別化をはかるさまざまなサービスや設備があります。今回は中東航空会社のエアバスA380という2階建てジャンボ旅客機のとても豪華な機内設備をご紹介します。

お酒が飲めるバーラウンジ

(写真=Agent Wolf/Shutterstock.com)

座席とは別の場所に、機内とは思えない本格的なバーラウンジがあります。バーテンダーが常にいて、真ん中のカウンターにお酒や軽食が並べてあり、両サイドにはソファーやテーブルも付いています。ビジネスクラス、ファーストクラスのお客様への専用スペースであり、シャンパンやワインはもちろん、オリジナルのカクテルまで全て無料で楽しむことができます。

ライブTV付きの巨大スクリーンも付いているので、ワールドカップなどの大きなイベントの際にはスポーツバーのようにかなり盛り上がります。お酒が好きなお客様の多いイギリス線などでは、人であふれかえることも。

SNSへの投稿や旅の思い出にと、こちらのバーラウンジは機内の撮影スポットとしても人気があります。

機内のシャワールーム

(写真=Agent Wolf/Shutterstock.com)

こちらはファーストクラス専用のサービスで、なんと機内にはシャワールーム専用のクルーまで乗務しています。シャワールームの使用時間は1人につき30分となっており、横にはドライヤーやゆっくり着替えのできるプライベートスペースも備えられています。

空港に到着した際に、フレッシュな状態ですぐに行動ができるということで人気のあるサービスです。

まるで空飛ぶ家?レジデンスクラス

(写真=Photo_works/Shutterstock.com)

また、レジデンスクラスといわれている民間航空会社唯一の3部屋スイートもあります。名前の通り、リビングルーム、ベッドルーム、バスルームの3つに分かれたプライベートスペースがあるため、お家にいるかのように快適に過ごせます。

ここまでくると、プライベートジェットのよう。1つのレジデンスクラスの定員は2名となっており、2名で搭乗する方が安くなりますが、それでもどの便でも数百万円とかなり高額です。

バーラウンジやシャワーだけではなくスイートルームまであるのは、まるでプライベートジェットですね。機内とは思えない豪華な設備は、さすが中東の航空会社!飛行機の中のバーラウンジで楽しくお酒を飲んで、シャワーを浴びてスッキリして……というなんとも優雅な旅を人生で1度は体験してみたいものですね。

文・大澤ありさ(CAメディア ライター)

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