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2018/08/10

メルカリ、MTGも上場!知りたいよくあるIPOの7つの勘違い

(写真=Bankrx/Shutterstock.com)
(写真=Bankrx/Shutterstock.com)
フリマアプリの「メルカリ」のIPOが、2018年6月19日に決定して大きな話題になっています。「普段アプリも使っているし、これを機に、メルカリに投資してみようかな?」なんて思っている方も中にはいるかもしれませんね。

今回はメルカリのような新規上場銘柄へ投資する「IPO投資」について、多くの人が勘違いしていることを、元証券マンでテクニカルアナリストのシンカワアツシさんに、わかりやすく解説していただきました。それでは、早速見ていきましょう!

1. 「IPO」と「上場」って同じ意味?

(写真=Artur Szczybylo/Shutterstock.com)

よく同じように使われている「IPO」と「上場」。いまさらですが、この2つには違いはあるのでしょうか……?

シンカワ:『上場』は、株式が市場公開されて、広く一般的に取引できる状態にあることをいいます。日本では東京証券取引所での取引が主です。そして『IPO』とは、こうした市場に“新しく公開すること”をいいます。

――なるほど、未上場企業が新たに上場することを「IPO」というのですね!

2. 「IPO」と「PO」の違いは?

――「IPO」に似た言葉に、「PO」というのもありますが、何が違うのですか?

シンカワ:『IPO』は新規公開株であるのに対し、『PO』はすでに上場している企業が資金調達を求めて、新たに株主を一般から募集すること(公募増資)、もしくはすでに保有している株式を売り出すことを指します。

3. IPO=ベンチャー企業の上場? 

――IPOと聞くと、新興企業の上場というイメージがあります。しかし、IPO銘柄には、誰もが知っている有名企業も少なくないと聞きました。

シンカワ:2017年にIPOした企業の例でいうと、12月に上場した要興業 <6566> は産業廃棄物処理の事業で、東京23区ではトップの企業です。
設立も1973年4月と、決して新しい企業ではありませんが、昨今の業態や産業廃棄物処理の法令整備などもあり、注目を浴びています。

他にも、スシローで有名なスシローグローバルホールディングス <3563>、佐川急便のSGホールディングス<9143> など、歴史がある大企業の中にも、最近になって上場した企業の例もあります。

4. IPO投資はハイリスク・ハイリターン?

(写真=alphaspirit/Shutterstock.com)

――IPO投資をギャンブルと思っている人もいるようですが、通常の株式投資と比べて、リスクは高いのでしょうか。

シンカワ:そもそも『株式投資』は、他の投資に比べると1日の値動きが最大で数十%動くこともあり、リターンも大きい反面、リスクも高い投資だと思います。一般的な定期預金の平均金利0.015%(3年)と考えると、違いがわかりやすいのではないでしょうか。

その中において『IPO投資』は、勝率が高いことに加え、初値が公募価格を割れることがあったとしても、そもそも適正価格を割り出して株価が決まっていることから、さほど下がることはない点でローリスクといえます。IPOに当選し、公募価格で購入することができれば、場合によっては初値の時点で何倍にも資産が膨らむこともあるのです

――勝率が約90%ともいわれているIPO投資。投資初心者にもうれしい「ローリスク・ハイリターン」な投資といえそうですね。
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