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2020/08/01

住宅ローンの完済は79歳。年金生活に入っても住宅ローンが残る夫婦の末路

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)

収入が多くても、支出が多いために将来への備えがない方がいらっしゃいます。今回のご相談者のFさんご夫婦(夫57歳、妻54歳)は、何とかなるだろうと、お互いに家計の支出に目を向けていませんでした。定年が身近に感じられる年齢になり、79歳完済としている住宅ローンのことが気がかりになっているというご相談です。

44歳で35年ローンを組む

Fさんご夫婦は、共働きでお仕事を続けてこられました。お子さん(長女24歳)、愛犬(10歳)と一緒に暮らしています。ご主人が40歳の頃に奥様が再就職をして収入が増えたことから、44歳のときにマンションを購入されたそうです。当時の年収は、ご主人600万円、奥様300万円です。

ペット可、駅から徒歩15分と好条件の新築マンションが、当時の住所から遠くない場所で、建設されていました。購入価格は4,000万円。共働きで収入も多く、ご主人のご両親から500万円の援助がありましたし、79歳完済の35年ローンを組んで購入することにしたそうです。「フラット35」Sを利用し、79歳までの月々の支払額は、駐車場、管理費、修繕積立費を含めて、当初5年間は15万円、6~35年目は15.5万円になりました。

それまで住んでいた賃貸マンションの家賃は、共益費や駐車場代を含めて15万円払っていたので、住宅ローンの支払いは続けられると考えて決めたそうです。


 

年収アップとともに支出も増える

住宅購入後は、長女さんのために教育費を惜しみなく使い、ペットの費用や、家族旅行や帰省などで支出は膨らみました。ご夫婦の収入は徐々に増えていましたが、家計の収支状況に目を向ける習慣がなくても、経済的に困ることはないので、お金に対する感覚が変わっていたのかもしれません。現在の貯蓄はほとんどありません。

Fさんご夫婦が無理に節約しなくても何とかなると考えていた理由は、共働きなのでご夫婦の退職金と年金がしっかりあるはずだと安心していたからでした。

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