コーヒーを飲むための利用はもちろんのこと、テレワークの浸透により、仕事場として活用されることも多くなってきたカフェ。昔ながらの喫茶店から大手チェーン点まで、競争が激化しています。今回は、スタバ・コメダ・ドトールの売り上げをチェックし、今後の展開を予測していきます。

カフェ御三家の一日の店舗売上

(写真=筆者撮影)

スタバ・コメダ・ドトール。まずはカフェ御三家の店舗売上高を見ていきましょう。

スターバックス(スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社)

スターバックスの国内店舗数とチェーン全店の売上高は以下の通りです。

  • 店舗数(国内):1,553店舗(2020年3月現在)
  • チェーン全店売上高:約2,011億円(2019年9月期) 以上をもとに1店舗あたりの年間売上高を計算した結果が以下になります。
    ・1店舗あたり売上高 = 2,011億円 ÷ 1,553店舗 ≒ 約1億2,949万円

    また、1店舗あたりの1日の売上高は以下になります。
    ・1日の1店舗あたり売上高 = 1億2,949万円 ÷ 365日 = 約35万4,771円

    コメダ(株式会社 コメダ)

    コメダの国内店舗数とチェーン全店売上高は以下の通りです。

  • 店舗数(国内):873店舗(2020年2月末現在)
  • チェーン全店売上高:約312億円(2020年2月期) 以上をもとに1店舗あたりの年間売上高を計算した結果が以下になります。
    ・1店舗あたり売上高 = 312億円 ÷ 873店舗 ≒ 3,574万円

    また、1店舗あたりの単日売上高は以下になります。
    ・1日の1店舗あたり売上高 = 3,574万円÷ 365日 = 約9万7,915円

    ドトール(株式会社 ドトールコーヒー)

    ドトールの国内店舗数とチェーン全店売上高は以下の通りです。

  • 店舗数(国内):1,301店舗(2020年5月末現在)
  • チェーン全店売上高:1,311億円(2020年2月期) 以上をもとに1店舗あたりの年間売上高を計算した結果が以下になります。
    ・1店舗あたり売上高 = 1,311億円 ÷ 1,301店舗 ≒ 1億76万円

    また、1店舗あたりの単日売上高は以下になります。
    ・1日の1店舗あたり売上高 =  1億76万円÷ 365日 =約27万6,078円