「高額なプレー費用がかかるゴルフ場ランキング」が発表され、日本の小金井カントリー倶楽部と岩手洋野ゴルフクラブがトップ20入りした。

1位に輝いた中国・深センのミッションヒルズ・ゴルフクラブは5つ星ホテル併設の高級ゴルフリゾートで、会員権だけでも276万ドル(約2.9億円)。2位の小金井カントリー倶楽部も同じく、会員費は200万ドルを超える。3位はニューヨークのブリッジ・ゴルフ・クラブで58万ドル。

ランキングはゴルフ情報サイト「ゴルフ・マジック」が、2017年10月31日に発表したもの。

世界で最も高いゴルフ場トップ20

20位 オールド・ヘッド・ゴルフリンクス(アイルランド) 422ドル 
19位 ペブルビーチ・ゴルフリンクス(米国) 504ドル 
18位 シャドウクリーク・ゴルフクラブ(米国) 524ドル 
17位 ロイヤル・メルボルン(オーストラリア) 531ドル 
16位 岩手洋野ゴルフクラブ(日本) 週末料金9940ドル 
15位 アーチャフィールド・リンクス(スコットランド) 1.5万ドル 
14位 ヤス・リンクス(アブダビ) 2.4万ドル 
13位 ザ・シンガポール・アイランド・カントリー・クラブ(シンガポール) 会員費2.5万ドル 
12位 ザ・アドレス・モンゴメリー(ドバイ) 会員費2.6万ドル 
11位 ザ・マディソン・クラブ(米国) 会員費4万ドル

10位 ファンコート (南アフリカ) 会員権4.2万ドル 

南アフリカを代表する高級ゴルフクラブ。ゲーリー・プレーヤー氏がデザインした18ホールの「Montagu」「Outeniqua」で、ゴルフの醍醐味を満喫できる。交通の便がよい西ケープ州ジョージに位置するため、観光がてらに訪れるのもよさそうだ。

9位 ベアーズ・クラブ( 米国) 会員権21.2万ドル

「史上最高のプロゴルファー」と称されるジャック・ニクラス氏と夫人が、1999年にフロリダで開設 した。1?の敷地には ニクラス氏自らデザインを手掛けた18ホールのゴルフ場と、パー9が3コース 。初心者から上級者までがゴルフを堪能できる工夫がこらされている。

8位 トランプ・ナショナル・ゴルフクラブ (米国) 入会費 21.4万ドル

トランプ大統領が2.5億ドルを投じて、カリフォルニアに開設した高級ゴルフリゾートクラブ。「米国トップ・ゴルフコース5位(ゴルフ・マガジン)」「ベスト・カリフォルニア・ゴルフコース(サウスランド・ゴルフ・マガジン)」など、数々の賞を受賞 している。

2018年3月11~18日までのプレー料金 は、早朝(午前7~8時20分)が最も高く300ドル。午後4時以降なら80ドルと手頃。年間695ドルを払ってVIP会員になれば、いつでも一律160ドルでプレーできるお得なプランもある。

7位 ウェントワース・クラブ (英国) 会員権21.7万ドル

ロンドン郊外の超名門ゴルフクラブ。2014年に北京のコングロマリット、レインウッド・グループ に1.35億ポンドで買収されて以降、超富裕層にのみターゲットを絞る」という事業戦略から会員費が跳ね上がり、裁判沙汰にまで発展した(フィナンシャルタイムズ紙2017年6月13日付記事) 。

ゴルフ情報サイト「Leadingcourses.com」 に掲載された2018年3月10日現在のデータによると、クラブ自体は全63ホール、4コースとなかなかの規模 。テニスコートやフィットネス施設なども設備しており、家族で週末を楽しめる要素が満載だが、会員の紹介なしでは利用できない。週末のプレー料金は約498ドル。