自分の部屋をこまめに片付けているはずなのに「なんだか雑然としていて居心地が悪い」「快適に暮らすためには広い部屋に引っ越すしかないの?」と感じることはありませんか。でも、いくつかのポイントさえ押さえれば、お部屋をもっと過ごしやすくすっきりと見せることができそう!誰でも簡単にできるインテリアコーディネートのポイントをご紹介します。

1 超基本!背の高い家具を置かない

家具を配置する際、少しでも空間を有効活用しようと背の高い家具を置きたくなってしまいますよね。しかし、狭い空間に背の高い家具を置くと圧迫感が出てしまい、かえって部屋が狭く見えてしまうことも。

家具を選ぶときは、できるだけロータイプのものをチョイスしましょう。本棚やハンガーラックなど背の高いものを置くときは、なるべく死角になる部屋の隅や部屋の入り口付近に置くと視界に入りづらくなり、感覚的に広く感じることができますよ。さらに壁紙の色やほかの家具との色を合わせると違和感が薄まり、視覚的にも広く感じられます。

また物を収納するときはベッドの下や天井の隅など、ちょっとしたスペースを有効活用するのも手です。

2 部屋の半分を占める?!ベッドを工夫

一人暮らしの部屋で一番スペースを取るのがベッドといっていいでしょう。そのため、ベッドも高さを低くして空間的に広く見せるのが◎。物が多い人はベッドの下に引き出しが付いているタイプを使用して整理するのもいいでしょう。

もし部屋に押し入れがあれば、思い切ってベッドをやめて布団にするとその分使える空間が広がるので、格段に部屋が広く見えますよ。

そうはいっても布団は上げ下ろしが面倒……という人はソファベッドというアイディアも。最近は収納力もあるソファベッドがたくさんあるので、おしゃれなインテリア家具としてもぴったりです

3 明るい色の壁紙を選ぶ

(画像提供:marina-dikh/stock.adobe.com)

一般的な1Kの部屋は、ほとんど四角い箱状なので壁が占める割合は相当大きなもの。そこで壁紙の色を調整して視覚的に部屋を広く見せましょう。暗い色の壁紙は部屋を狭くするといわれているため、明るい色を選ぶのがベター。

床の色とのコントラストを考えて、ホワイトやベージュ、グレーなどの色を選ぶとほかの家具との調整もしやすくなりますよ。

ホワイト系は明るく清潔感のある印象に、ベージュは落ち着いて温かみのある印象、そしてグレー系はモダンでスタイリッシュな印象に。ホームセンターはもちろん100円ショップなどでもたくさんの種類の壁紙が売られているので、DIYをしながらお部屋を作っていくのも楽しそうですよね。