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2020/08/07

2020年 FPおすすめのネット証券10社を徹底比較投資を始めるならどこ

(写真=metamorworks/Shutterstock.com)
(写真=metamorworks/Shutterstock.com)

これから投資を始める方は、まず口座を開設する証券会社を決めないといけません。おすすめは手数料が安いネット証券です。しかしたくさんのネット証券がありますので、ひとつひとつ比較していくのはちょっと面倒ですよね。

そこで今回は、FPおすすめのネット証券10社をランキング形式にまとめてみました。さらに記事の後半では、その10社を「手数料」や「取り扱い商品」などの項目でより細かく比較していきます。

【この記事の構成】

1. FPおすすめ ネット証券10社を比較、総合ランキング
2. 手数料はどのくらい差がある? ネット証券10社を比較
3. 取り扱い商品の違いは? ネット証券10社を比較
4. NISA、つみたてNISA、iDeCoの取り扱いはある? ネット証券10社を比較
5. 投資情報サイト、投資アプリ&ツールの使いやすさは? ネット証券10社を比較

 

多角的な視点で比較検討して、“自分にとってのベストなネット証券”を選べるといいですね。

1. FPおすすめ ネット証券10社を比較、総合ランキング

口座を開設する証券会社選びのポイントは「手数料」と「選択肢の多さ」です。この2点を総合的に考えたおすすめランキングTOP10をまずはご紹介します。

それぞれ特徴を詳しく見ていきましょう。※いずれも2020年6月16日時点の情報です。

1位:SBI証券 手厚いサービスでダントツの首位!

株式手数料
※1取引ごと
投信の取扱い 非課税制度 外国株
・最低:55円
・最高:1,070円
・2,648本
販売手数料無料
・一般NISA
・つみたてNISA
・iDeCo
9カ国
(米国、中国など)

 

【FPおすすめポイント】商品数も多く、選択肢が充実

・投資信託の取り扱いが豊富
・非課税制度は3つすべて用意
・外国株式は10社で最多の9ヵ国
・株式は1日50万円までなら無料で取引できる(アクティブプラン)
 ※50万円未満の取引でも、いったん手数料が取られ、翌日返還される

 

10社の中で最もおすすめのネット証券はSBI証券です。豊富な投資信託取り扱いに充実したサービス内容、また50万円までなら無料で株取引できる定額プランが決め手になりました。

SBI証券は投資信託を2,600本以上用意し、取扱い数の最も多い楽天証券とほぼ同水準です。非課税制度も3つすべて用意しており、海外株式は最多の9ヵ国です。

株式手数料については、基本のプラン(スタンダードプラン)に加え、1日50万円までなら無料で取引できる定額プラン(アクティブプラン)の用意があります。


投資初心者は、まずSBI証券に口座を作ることをおすすめします。
 

2位:日産証券(オンライン) 株式手数料の上限が最も安い

株式手数料
※1取引ごと
投信の取扱い 非課税制度 外国株
・最低:25円
・最高:550円
なし なし なし

 

【FPおすすめポイント】株式派なら日産証券

・株式手数料の上限が550円で、10社の中で最も安い
・投信や優遇制度などの取り扱いはなし
・株式を中心にトレードする方におすすめ

 

日産証券のオンライントレードの株式手数料は、10社の中で最も上限が低く設定されています。一方、投資信託や非課税制度、外国株などの取り扱いはありません。

定額プランの設定はありませんが、充分安い手数料で株式の取引ができるでしょう。株式を専門的に取引する方なら日産証券がおすすめです。

なお、日産証券は昭和23年(1948)に設立された老舗の証券会社で、自動車の日産とは関係ありません。

3位:楽天証券 投信の取り扱い数No.1 楽天ポイントも魅力

株式手数料
※1取引ごと
投信の取扱い 非課税制度 外国株
・最低:55円
・最高:1,070円
・2,667本
販売手数料無料
・一般NISA
・つみたてNISA
・iDeCo
6カ国
(米国、中国など)

 

【FPおすすめポイント】投資信託なら楽天証券

・投資信託の取り扱いは10社の中で最多
・非課税制度は3つすべて用意
・株式は1日50万円までなら無料で取引できる(いちにち定額コース)
・投資信託を楽天カードで購入できるなど、楽天ポイントが貯まりやすい

 

楽天証券は投資信託の取り扱い数が10社の中で最も豊富。株式も、1日50万円までなら無料で取引ができます。充実したサービス内容といえるでしょう。

楽天証券の大きな魅力は、投資信託の積立に「楽天カード」が利用でき、買い付け金額の1%分の楽天ポイントが貯まることです。投資信託の手数料はすべて無料ですから、ポイント分がお得になります。

ほかにも「資産形成ポイント」という、50万円以上の投資信託を保有している人を対象にしたポイント還元サービスが用意されているなど、特に楽天ユーザーには多くのメリットがあります。

 

4位:松井証券 50万円までの株取引ならいつでも無料

株式手数料
※定額プラン
投信の取扱い 非課税制度 外国株
・最低:0円
・最高:10万1,000円
・1,254本
・販売手数料無料
・一般NISA
・つみたてNISA
・iDeCo
なし

 

【FPおすすめポイント】50万円までの無料取引はコース変更不要

・株式は1日50万円までなら無料で取引できる
・投資信託の取り扱いは充分豊富
・非課税制度は3つすべて用意

 

松井証券の株式手数料は定額プランのみで、1日の取引金額で手数料が決定します。1日50万円までの株式取引には手数料がかかりません。

SBI証券や楽天証券にも同様に50万円までは無料になる定額プランがありますが、どちらも設定を変更しないといけません。松井証券は変更せずとも無料になるので、設定が苦手な方にはおすすめです。

 

5位:SBIネオモバイル証券 月間の定額サービスはネオモバイルだけ

株式手数料
※月間定額プラン
投信の取扱い 非課税制度 外国株
・最低:220円
・最高:上限なし
なし iDeCo
(SBI証券の受付)
なし

 

【FPおすすめポイント】1株単位で投資するならSBIネオモバイル証券

・株式の手数料は月間の累計取引代金で決まる
・1株からでも投資ができる(通常は100株単位)
・1株単位の取引をする方におすすめ

 

SBIネオモバイル証券は、月間の取引金額で手数料が計算される、ちょっと珍しいネット証券です。

また、1株から株式の売買ができるのも特徴です。株式投資は原則100株単位で取引を行います。この100株を「1単元」といい、100株未満の取引はできない、あるいは高めの手数料が設定されているネット証券が多い中、SBIネオモバイル証券は単元未満株の取引でも手数料が変わりません。

「単元未満(100株未満)の株式で毎日10万円取引する場合」を例にして、各社を比較したものが次の表です。

・1株単位で投資するならSBIネオモバイル証券

  1日の売買手数料 月間の売買手数料
(20営業日)
日産証券 単元未満株の買いは不可 -
SBI証券(S株) 550円 1万1,000円
SBIネオモバイル証券 - 1,100円

 

この例からも分かるように、単元未満の株式で自由に取引したいならSBIネオモバイル証券がおすすめと言えるでしょう。
 

6位:むさし証券トレジャーネット 300万円の株取引なら最安

株式手数料
※1取引ごと
投信の取扱い 非課税制度 外国株
・最低:82円
・最高:3,872円
・59本 ・一般NISA なし

 

【FPおすすめポイント】200万円超300万円以下の取引は日産証券より安い

・株式手数料がネット証券の中でも比較的安い
・300万円の株式取引では最安
・投資信託の取り扱いもある
・非課税制度は一般NISAのみ対応

 

むさし証券トレジャーネットも、比較的安い手数料で株式取引できるネット証券です。株式手数料の最も安い日産証券(オンライン)と比較すると、200万円超300万円の金額の場合、むさし証券トレジャーネットの方が手数料が安くなります。

・200万円超300万円以下の取引は日産証券より安い

  株式手数料
日産証券
(オンライン)
〇150万円超~200万円以下
                          352円
〇200万円超
      一律550円
むさし証券
トレジャーネット
〇150万円超~300万円以下
                          484円
〇300万円超~600万円以下
                            825円

 

200~300万円の価格帯で取引を繰り返す方には、むさし証券トレジャーネットをおすすめします。

なお、ネット証券各社の取引金額ごとの手数料は後述します。

7位:ライブスター証券 安い株式手数料+2つのNISAが魅力

株式手数料
※1取引ごと
投信の取扱い 非課税制度 外国株
・最低:55円
・最高:880円
・2本
販売手数料無料
・一般NISA
・つみたてNISA
なし

 

【FPおすすめポイント】人気の投信をノーロードで用意

・株式手数料がネット証券の中でも比較的安い
・非課税制度は一般NISA、つみたてNISAに対応
・投信は2本だけ。販売手数料はいずれも無料

 

ネット証券の中でも株式手数料が低いタイプは、投資信託や非課税制度の対応が充分でない例が多くあります。しかしそんな中、ライブスター証券は株式手数料が安い上に、つみたてNISAに対応しています。

取り扱い投資信託は2本だけですが、純資産総額5,000億円を超える人気銘柄の用意があり、つみたてNISAで購入することができます。

安い株式手数料と非課税制度を両立させたい方はライブスター証券がおすすめです。

 

8位:マネックス証券 総合力高いオールラウンダー

株式手数料
※1取引ごと
投信の取扱い 非課税制度 外国株
・最低:110円
・最高:上限なし円
・1,172本
販売手数料無料
・一般NISA
・つみたてNISA
・iDeCo
2カ国
(米国、中国)

 

【FPおすすめポイント】大手の商品力+IPOの公平な抽選

・投資信託の取り扱いは充分豊富
・非課税制度は3つすべて用意
・IPOの公平な抽選

 

マネックス証券は大手らしい商品力を備えたネット証券です。1,000本以上の投資信託と3つの非課税制度を用意し、外国株にも対応しています。

また、マネックス証券の特徴の1つに「IPO(新規公開株式)」の公平な抽選があります。IPOの配分は人気がある一方「不公正な配分が行われているのでは」という指摘が以前からありました。

マネックス証券のIPO配分はコンピューターによる無作為な抽選で、人間の恣意が関与しません。IPO投資を狙う方はマネックス証券でも口座を作ってみてはいかがでしょうか。

 

9位:岡三オンライン証券 老舗証券会社のネット証券 

株式手数料
※1取引ごと
投信の取扱い 非課税制度 外国株
・最低:108円
・最高:3,300円
・541本
販売手数料無料
・一般NISA
・iDeCo
1カ国
(中国)

 

【FPおすすめポイント】ネット証券+アドバイスが強みに

・株式は1日50万円までなら無料で取引できる(定額プラン)
・投資信託の取り扱いは充分豊富
・非課税制度は一般NISA、iDeCoに対応
・資産運用の助言を受けられる「サポートコース」がスタート予定

 

岡三オンライン証券は、1日50万円までの株式取引が無料になる「定額プラン」を提供しています。投信が500本以上で、iDeCoにも対応しています。

2020年初夏からは「サポートコース」が始まる予定です。手数料などの条件はまだ確定していませんが、株式と投資信託に関して、電話やメールで相談ができるサービスです。

投資初心者にとって、プロに直接相談ができるのはありがたいですね。

 

10位:DMM.com証券 取引手数料の1%分ポイントバック

株式手数料
※1取引ごと
投信の取扱い 非課税制度 外国株
・最低:55円
・最高:880円
なし ・一般NISA 1カ国
(米国)

 

【FPおすすめポイント】新規開設後の1ヵ月間は株式手数料が無料

・株式手数料がネット証券の中でも比較的安い
・手数料の1%分の「DMM株ポイント」がもらえる
・新規開設後1ヵ月は株式の手数料が無料

 

DMM.com証券は株式手数料が比較的安いタイプのネット証券です。投資信託の取り扱いはありませんが、一般NISAと米国株に対応しています。また、株式手数料の定額プランはありません。

DMM.com証券では、株式手数料の1%分が「DMM株ポイント」として還元されます。貯まったポイントは1ポイント=1円で、1,000ポイント以上で現金に交換できます。

また、新規口座開設キャンペーンで、新たに口座開設した日から1ヵ月間は株式手数料が無料になりますよ。

 

2.手数料はどのくらい差がある? ネット証券10社を比較

ここからは、より詳しい視点で各証券会社を比較していきます。まずは取引手数料から見ていきましょう。

証券会社を選ぶ際は、手数料の安さに着目!

ネット証券会社を選ぶ際、多くの人が気にするポイントが「取引手数料」です。

株式や投資信託は、同じ銘柄ならどの証券会社で買っても全く同じ内容ですが、手数料は証券会社によって違います。全く同じ商品であれば、手数料は安い方が良いですよね。

しかし、ネット証券の取引手数料は、取引金額や条件によって各社に違いがあるため、一概にここが一番安いとは言い切れません。各社の条件を確認したうえで、保有資産や投資スタイルにあわせて最も手数料がお得になる証券会社を選びましょう。

「総合証券」と「ネット証券」、手数料に違いはある?

手数料は対面式の総合証券よりネット証券の方が安い傾向にあります。

対面式の総合証券は、顧客の投資相談に乗りアドバイスを行う、フルサービスの証券会社です。その分、手数料が高く設定されています。

一方ネット証券は、リサーチや投資判断のすべてを顧客が行う、セルフサービスの証券会社です。その分、手数料は安い傾向にあります。

(画像=著者作成)※2020年6月16日時点

どちらも一長一短ですが、手数料重視派はネット証券を選択し、自分で投資判断ができるようになるのが望ましいでしょう。

ネット証券10社の手数料を比較(1取引ごと)

株式の手数料は、「取引1回ごとに計算するタイプ」と「1日の合計取引金額で計算するタイプ」があります。1日に何度も取引する場合、後者のタイプを選んだほうが有利に取引できる可能性があります。

まずは「取引1回ごとに計算するタイプ」で比較してみましょう。
(画像=著者作成)※2020年6月16日時点

 

ネット証券の株式手数料を、1取引ごとの手数料体系で比較した場合、概ね「日産証券(オンライン)」が最も安くなりました。300万円の取引でのみ「むさし証券トレジャーネット」が安いようです。

日産証券は株式手数料の上限が550円で、取引金額が大きくなっても一律550円で売買できます。1取引ごとの手数料体系の場合、日産証券が10社の中で最も有利に取引できそうです。

ネット証券10社の手数料を比較(1日定額プラン)

(画像=著者作成)※2020年6月16日時点

 

ただし、1日の取引金額が大きくなると、むさし証券トレジャーネットかライブスター証券の手数料の方が安くなってきます。

1日に何度も取引する方の内、50万円を超えそうな方はむさし証券トレジャーネットか、ライブスター証券を選びましょう。

なお、1日50万円まで無料で取引できる4社の内、SBI証券と楽天証券、岡三オンライン証券は取引コースを変更しないといけません。それぞれ変更の受付時間などのルールに注意しましょう。

・1日に何度も取引する方も、日産証券は要チェック

(画像=著者作成)※2020年6月16日時点

 

1日の取引金額で計算する定額プランでは、4社が50万円まで無料となるプランを提供しています。SBI証券、楽天証券、松井証券、岡三オンライン証券の4社で、投資初心者の方にはまずこの4社をおすすめします。

ただし、1日の取引金額が大きくなると、むさし証券トレジャーネットかライブスター証券の手数料の方が安くなってきます。

1日に何度も取引する方の内、50万円を超えそうな方はむさし証券トレジャーネットか、ライブスター証券を選びましょう。

なお、1日50万円まで無料で取引できる4社の内、SBI証券と楽天証券、岡三オンライン証券は取引コースを変更しないといけません。それぞれ変更の受付時間などのルールに注意しましょう。

・1日に何度も取引する方も、日産証券は要チェック

(画像=著者作成)※2020年6月16日時点

 

1日に何度も取引する方は定額プランがおすすめですが、1回の取引金額がある程度大きい場合、日産証券(オンライン)の1取引ごとに計算するタイプの方がお得になる可能性があります。

定額プランを利用しようとする方は、一度日産証券の手数料と比較してみましょう。

結局どのネット証券が一番手数料は安いの?

・「自分がどれくらいの金額で取引するか」で選びましょう

ネット証券や取引プランによって手数料が違いますので、どのネット証券が一番安いかは一概にはいえません。

しかし、「自分がどれくらいの金額で取引するか」で考えると、手数料が安いネット証券を絞ることができます。

・1日50万円までの取引なら無料の4社を
1日50万円までの取引なら無料のネット証券
・SBI証券(アクティブプラン)
・楽天証券(いちにち定額コース)
・松井証券
・岡三オンライン証券(定額プラン)

 

・1回の取引金額が100万円以上なら日産証券

1回の取引金額が100万円を超える場合、日産証券(オンライン)を選ぶといいでしょう。日産証券は100万円未満の取引でも安い手数料でしたが、取引金額が100万円を超えた場合でも手数料が安く、200万円超の取引は一律550円です。

(画像=著者作成)※2020年6月16日時点

 

ただし、200~300万円の取引はむさし証券トレジャーネットの方が安くなります。取引金額が300万円を超えると日産証券の方が安くなります。

取引金額によって微妙に変わってきますが、取引金額が100万円以上の方は概ね日産証券を選ぶとよいでしょう。

3.取り扱い商品の違いは? ネット証券10社を比較

続いて、どんな商品を取り扱っているか、10社で比較してみましょう。投資信託と外国株以外に、債券やFXで比較しています。
(画像=著者作成)※2020年6月16日時点

 

ネット証券10社を比較すると、取扱商品の種類には結構差があることがわかりますね。

4つの商品をすべて用意しているのはSBI証券、楽天証券、マネックス証券、岡三オンライン証券です。この4社なら幅広い商品から資産運用を考えることができそうです。

各商品の概要は次の通りです。

投資信託 さまざまな金融商品を1つにしたもの
株式型や債券型など、タイプはさまざま
外国株 米国や中国など、海外企業の株式
※国内に上場している外国株もあります
債券 満期があり、満期まで利息収入がある商品
国債や外国債券などがある
FX 外国の通貨に投資
値上がり益や金利相当の収入(スワップポイント)がある

 

「どの商品が優れている」、あるいは「この商品はよくない」とは一概にいえません。どの金融商品にも一長一短があり、どれが正解かは決められないでしょう。いずれにしろ、投資にはリスクがあることを念頭に置きつつ、自分に合った金融商品を探してみてください。

4.NISA、つみたてNISA、iDeCoの取り扱いはある? ネット証券10社を比較

これから投資を始めるなら、より有利に投資できる優遇制度を活用するのも良い選択肢です。優遇制度には主に「一般NISA」「つみたてNISA」「iDeCo(個人型確定拠出年金)」があります。一般NISA、つみたてNISA、iDeCoでは運用で得られた利益が非課税になります。通常だと20.315%の税金が掛かりますから、これらの優遇制度を利用したほうがお得に運用できますね。

しかし、これらはすべての証券会社が対応しているわけではありません。10社の取り組みを比較しましょう。
(画像=著者作成)※2020年6月16日時点

非課税制度を利用すると運用効率UP

通常、株式や投資信託の利益には20.315%の税金がかかります。100万円利益を出しても、約20万円が引かれてしまう計算です。

非課税制度を利用すると利益に対して税金がかかりません。手取りが増えますので、効率的に運用することができますよ。

・各非課税制度の概要
一般NISA ・株、投資信託が対象
・好きなタイミングで買える
・非課税期間は最長5年
運用益が非課税
(通常は20.315%)
つみたてNISA ・投資信託のみ
・買い方は積み立て方式だけ
・非課税期間は最長20年
iDeCo ・元本確保型の商品、投資信託が対象
・原則積み立て方式で買う
・拠出の全額が所得控除
・非課税期間は受け取りまで(原則60歳)

投資スタイルやライフプランに合わせて利用しましょう

非課税制度はそれぞれルールが違います。「非課税制度でどんな投資をしたいのか」を考え、ぴったりなものを選びましょう。

5.投資情報サイト、投資アプリ&ツールの使いやすさは? ネット証券10社を比較

投資の判断を行うにはいろんな情報が必要です。投資判断を助けてくれる投資情報の取り組みを比較しましょう。

投資情報は各社充実している

ネット証券は各社投資の情報は充実しています。多少の違いはありますが、基本的に上記510社のどの証券会社を選んでも充実した投資情報を得ることができるでしょう。

ネット証券各社が提供している投資情報は、口座を開設していない方でも見ることができるものもあります。参考にのぞいてみてはいかがでしょうか。

ほとんどのネット証券がスマホアプリに対応

スマホで簡単に取引ができるアプリは、むさし証券トレジャーネットを除く9社で提供しています。むさし証券トレジャーネットはスマホ専用ページを用意しています。

ネット証券ではスマホでブラウザなどから取引することもできますが、ページの読み込みなどで手間がかかります。アプリならより簡単に取引ができますので、普段忙しい人にはメリットが大きいでしょう。

また、投資情報はアプリでも確認することができます。すべての投資情報は専用ページで確認する必要がありますが、アプリでもある程度の投資判断はできるでしょう。

有料の投資情報&ツールも

ネット証券各社は投資の情報を無料で公開しています。しかし、無料とは別に機関投資家(プロ)向けの投資情報や、より詳細な株価情報が確認できる投資ツールなどを有料で提供している証券会社もあります。

基本的には無料の投資情報で十分投資判断ができるでしょうが、「より積極的に運用したい!」というような人は有料の投資情報を利用してみてもいいかもしれません。

取引ごとにネット証券口座を複数持つという選択肢も

ネット証券はどれも同じように見えるかもしれませんが、比較してみると少しずつ違いがあります。

1日50万円までの取引ならSBI証券、楽天証券、松井証券、岡三オンライン証券が選択肢に、大きな金額での取引なら日産証券(オンライン)やむさし証券トレジャーネットが選択肢になるでしょう。

証券口座はいくつ持っていても構いませんから、取引ごとに専用の証券口座を複数持つという選択肢もあります。違う証券会社でも確定申告を行えば損益通算も行えます。
 
文・
肩書・ファイナンシャルプランナー
証券会社で個人向け営業を経験し、その後ファイナンシャルプランナーとして独立。金融商品仲介業、保険募集代理業、金融系ライターとして活動しています。 関心のあるジャンルは資産運用や保険、またお得なポイントサービスなど。お金にまつわることなら幅広くカバーし、発信しています。AFP、プライベートバンキング・コーディネーター資格保有。


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