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2019/10/21

つみたてNISAの商品はどう選ぶ?FP厳選おすすめ商品3つ

(写真=PIXTA)
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「つみたてNISAを始めたい!でも、どの銘柄に投資すればいいのかわからない……。」という方も少なくありません。この記事では、つみたてNISAで投資できる商品やその選び方について解説します。特におすすめできる具体的な商品名もご紹介しますよ。

つみたてNISAで扱える商品は「投資信託」のみ

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つみたてNISAは、通常のNISAと違って投資できる先がかなり限られています。株式は対象外ですし、投資信託もすべてが対象になるわけではなく、ごく一部の公募投資信託もしくは上場投資信託(ETF)のみです。ただ、選択肢が少ないからイマイチ、ということではありませんのでご安心ください。

つみたてNISAの商品は販売手数料がゼロ(ノーロード)であること、毎月分配型ではないことなど、初心者でも失敗しにくい投資商品の条件をいくつも兼ね備え、金融庁が「長期・積立・分散投資に適した銘柄」と太鼓判を押した商品だけが厳選されているのです。

つみたてNISAの商品ラインナップは全部で173本

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商品ラインナップを見てみると、インデックス投資信託148本、アクティブ運用投資信託等18本、上場株式投資信託(ETF)7本の合計173本となっています。ただ、どこの金融機関でもすべての商品を扱っているわけではなく、中には取り扱いは3本だけという証券会社もあります。なるべく多くの種類から選びたいなら、SBI証券や楽天証券など大手ネット系証券会社がおすすめです。

インデックス投信とアクティブ運用投信の違いは?

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「インデックス」は指数という意味がある単語で、「インデックス投信」は日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)など経済の動きを示す指数に連動した値動きになるように運用されている投資信託のことです。パッシブ(=受動的、消極的)運用と呼ばれることもあります。

一方、「アクティブ」はその真逆の能動的、積極的という意味があり「アクティブ運用投信」はインデックスの運用結果を上回るように積極的に運用する投資信託ということです。高いリターンを目指して手間をかけて運用しているので、インデックス投信よりコストやリスクが高くなりがちです。

ちなみにもう1つの分類の上場投資信託(ETF)とは、その名のとおり市場に上場している投資信託のことです。上場株式のように市場が空いている間ずっと値動きの可能性がある(一般の投資信託は1日1回だけ)、証券会社でしか購入できないなどの特徴がありますが、運用方針はインデックス投信と同じです。

つみたてNISAの商品の大半は、投資初心者でも扱いやすいインデックス投信で占められています。

つみたてNISAの商品選び3つの基準

(写真=Krisana Antharith/Shutterstock.com)

どこの何に投資する?

投資先のエリアは日本、アメリカ、先進国、新興国などのうちどこなのか、投資対象は株式、債券、リート(不動産投資信託)などのうち何なのか、考える必要があります。ローリスク・ローリターンなら日本債券、ハイリスク・ハイリターンなら新興国株式など、どのくらい増えてほしいか、どのくらいリスクを許容できるかなどに応じて組み合わせます。

つみたてNISAの商品は1つしか選べないわけではありません。ひとつの出来事ですべての投資信託が大打撃を受けてしまうリスクを避けるため、投資対象や地域が重なりすぎないよう分散させておきたいですね。

純資産総額

純資産総額というのは、その投資信託の規模をあらわしています。純資産総額が大きい、増えているということは、運用がうまくいって預けられたお金をしっかり増やせたか、投資家に人気でどんどん資金を集められているかのどちらか、もしくは両方です。投資を判断するひとつの目安になります。

コスト

せっかく運用でお金が増えても、高い手数料を取られてしまってはあまり意味がありません。つみたてNISAの商品は販売手数料や口座管理手数料はかかりませんが、信託報酬(保有中にかかる運用管理手数料)はかかりますし、商品によっては信託財産留保額というのも必要です。手数料は商品ごとに違うので確認するようにしましょう。

FPがおすすめするつみたてNISAの商品は?

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eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)

失敗しにくい投資の基本は「長期・積立・分散投資」ですが、その分散を1本で叶えてくれるのがこれです。自分でいろんな投資対象を選んで何本も抱えるということをしなくても、国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内リート、先進国リートの8つにほぼ同数ずつ投資してくれます。手数料も低いです。

楽天・全米株式インデックス・ファンド 【愛称】楽天・バンガード・ファンド(全米株式)

世界最大の運用会社「バンガード」が運用するETFを主な投資対象とするシリーズです。この商品は特にアメリカの株式に特化しています。マイクロソフト、アップル、アマゾン、フェイスブックなどの大企業から中小企業まで幅広く投資できます。こちらも手数料が低く抑えられています。

ひふみプラス

数少ないアクティブ運用の商品です。投資先は国内中小企業の株式が中心ですが、海外株式も1割程度含んでいます。つみたてNISAの商品群の中ではコストが高い方ですが、その分を補えるほどの運用実績があるため人気です。

つみたてNISAを始める時の心構え

つみたてNISAの商品はリスクが低めで初心者にもやさしいとご紹介しましたが、100%確実にお金が増えるというわけではありません。あくまで投資ですから、マイナスが出る可能性もあるということは知っておきましょう。

また、長期で積み立てていくことが前提となるため、日々値動きをチェックして一喜一憂して売買するといったデイトレーダーのような運用とは全く違います。一度選んで購入したらしばらく放置して気長に待つだけで大丈夫ですから、数年、数十年といった長い目で見て冷静に判断しましょう。

文・馬場愛梨(「貧困女子」脱出アドバイザー/ばばえりFP事務所 代表)

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