(写真=create jobs 51/Shutterstock.com)
老後に向けて貯蓄を増やしたいけれど、資産運用というとハードルが高いように感じる人も多いでしょう。しかし現在では、誰でも簡単に、しかも少額から資産運用が行えます。気負わず、手軽な資産運用方法から始めてみませんか?
ここでは、資産運用のポートフォリオの作り方と、具体的な投資手法についてご紹介します。
資産運用のポートフォリオの作り方
ポートフォリオとは、資産運用のために保有する金融商品の組み合わせのことです。ポートフォリオを組む際には、具体的にどのような金融商品を購入するのか、その詳細を検討し決定する必要があります。
ポートフォリオを組む前に、アセットアロケーションを考える
ポートフォリオと似たような言葉に、アセットロケーションがあります。アセットロケーションとは、大まかな資産配分のことです。ポートフォリオを組む前に、まずは自分の資産運用の目的を整理し、運用期間や資金に適したアセットロケーションを考えましょう。
例えば、老後に向けた資産運用であれば、運用期間は長期に渡ります。徐々に資産を増やしたいのであれば、短期的な投資資金は少なくなるでしょう。さらにリスクを軽減したいのなら、預貯金の割合を増やし、投資信託やNISAを活用して、金や債券にも資産を分散する、というようにアセットロケーションを考えます。
リスクとリターンについて
さらに、金融商品のリスクとリターンについても知っておく必要があります。ローリスクローリターンの商品ばかりでポートフォリオを組むと、堅実ではありますが思ったような結果は得られません。かといって、ハイリスクハイリターンな商品ばかりをそろえると、経済状況によって資産が大きく減る可能性もあります。
リスクとリターンを考えた時、一番投資効率がよいのはローリスクハイリターンな商品ですが、そのような商品は存在しません。だからこそ、ポートフォリオを組んでリスクを分散する必要があるのです。
ポートフォリオを組む
ポートフォリオを組む際には、今後の経済がどのような状態になっても安定的に運用できるように投資先を分散させます。現在、資産は日本円の預貯金がほとんどという人は、「預貯金だけで投資はしていないからリスクがない」と考えているかもしれません。しかし、インフレによって円安に傾いた場合、円自体の価値が下がってしまうので注意が必要です。
円自体の価値と物価が将来に渡って変化しないという保証はありません。つまり、日本円の預貯金にもリスクが存在しているのです。インフレ・デフレ、円安・円高、どのような状況でも有利に運用できるように、国内債券、国内株式、外国債券、外国株式をバランスよく購入しポートフォリオを組みましょう。
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とはいえ、債券や株式をどこで購入したらよいのか分からない、投資の専門知識や時間がない、店舗型の証券会社はハードルが高いという人も少なくないでしょう。投資に興味があったり必要性を感じている人で、気軽に資産運用を始めたい人におすすめなのが、ロボアドバイザーやネット証券です。
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