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2019/10/10

NISA口座の金融機関を変更する手続きの流れと注意点

(写真=allensima/Shutterstock.com)
(写真=allensima/Shutterstock.com)
NISA口座には、一度も稼働していない口座が約40%もあります。金融機関からの勧誘で、とりあえず開設したという人も多いのでしょう。開設した金融機関の使い勝手が悪い場合、利用しやすい金融機関に口座を変更して運用するのも手です。NISA口座変更の手順と注意点を見ていきましょう。

NISA口座は1人1口座しか作れない

NISAは少額から非課税で投資できる制度です。通常は投資で得た利益に対し、20.315%が課税されます(2019年5月現在)。利益が出た場合の受取額に約20%もの差がつくことを考えると、お得な制度であると言えます。

NISAは税金が優遇された制度であるため、いくつかの制限もあります。まず、投資期間は最長5年間です。非課税の優遇を受けるには、投資した年から原則5年以内に売却しなければいけません。5年経過時には必ずしも売却する必要はなく、それまで投資した資金を翌年分の新たな非課税投資枠に移すこと(ロールオーバー)もできます。

投資上限額は1年につき120万円までです。1年あたりの投資金額はさほど大きくありませんが、ロールオーバーを活用すれば最長10年間の長期投資を非課税で行えます。ただし開設口座数は1人1口座までと決まっています。すでにNISA口座を保有している人は、より自分が利用しやすい金融機関に口座変更することも含めて、NISAを活用してみてはいかがでしょうか。

NISA口座の金融機関変更手続きの流れ

NISA口座を変更するには、口座を保有している金融機関から書類を入手し、口座を移したい金融機関に必要書類を提出します。

口座を保有している金融機関に変更したい旨を連絡すると、「金融商品取引業者等変更届出書」が送られてきます。必要事項を記入し返送すると「勘定廃止通知書」が郵送されてくるので、口座を移したい金融機関に提出しましょう。その時、「非課税口座開設届出書」も併せて提出する必要があります。あらかじめ変更したい金融機関に請求しておくと、スムーズに手続きできるでしょう。

一連の手続きが完了するまでには、2週間以上かかると認識しておきましょう。金融機関によっては1ヵ月前後かかる可能性もあるため、問い合わせ時に確認しておくといいでしょう。
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