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2019/08/17

いまさら聞けない外貨預金の「差益」と「差損」の違い

(写真=FootageLab/Shutterstock.com)
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銀行から「金利のよい外貨で預金しませんか?」と、誘われたことがある人も多くいることでしょう。長く続くゼロ金利政策の影響で、国内の預金利息はゼロに近く、預金をしても微々たる利息しか付きません。「どうせ預金をするのなら金利のよい商品に」と考えるかもしれませんが、外貨預金にリスクはないのでしょうか。

今回は、外貨預金の基本とリスク、知っておきたい差益と差損について解説します。

外貨預金の仕組みをおさらい

外貨預金とは、読んで字のごとく、外国の通貨で預金を行うことです。日本では円による預金が一般的ですが、円を外国の通貨に換えて預金することによって、その国の利率で預金利息を受け取ることができます。円が、アメリカドル、オーストラリアドル、ユーロ、ブラジルレアルなどに変わるだけで、基本的な仕組みは、円預金とほとんど同じです。

ただし、外貨預金をするためには、まず円をその国の通貨に交換する必要があります。為替レートは常に変動しているため、交換時点の為替レートによって利益や損失が発生する点に注意しましょう。

さらに、外貨預金には為替手数料がかかります。手数料は預金を行う外貨や銀行によって異なりますので、外貨預金を始める前に手数料がいくらになるのか確認しておきましょう。

外貨預金の差益と差損

外貨預金の差益と差損は、外貨預金におけるメリットとデメリットと言い換えることもできます。差益とは、預け入れた時点よりも、円安の為替相場で外貨を円に換金した際に得られる利益のことです。差損はその反対に、預け入れた時よりも、円高の為替相場で外貨を円に交換した際に生まれる損失のことです。

差益が生まれる例

1ドル100円の時にアメリカドルで100万円の外貨預金を行ったとします。円で受け取る際に、為替レートが1ドル110円で円安ドル高になったとすると、当時の100万円は110万円になり、為替差益10万円が受け取れます。

差損が生まれる例

1ドル100円の時にアメリカドルで100万円の外貨預金を行ったとします。円で受け取る際に、為替レートが1ドル90円で円高ドル安になったとすると、当時の100万円は90万円になり、10万円の為替差損が発生します。
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