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2019/07/09

「株=ギャンブル」と思っている人は失敗する。投資家の正しい心構えとは

(写真=pedrosala/Shutterstock.com)
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市場に存在する一部の投資家は、心のどこかに「株式投資=ギャンブルみたいなものだ」という意識を持っている。もし、あなたがこの意識を持っているとしたら、あなたは株式投資で成功することが難しいだろう。その理由を説明していこう。

「株投資=ギャンブル」を連想させるイメージは?

「株式投資=ギャンブル」と思っている人は、株式投資の結果が、全て先の見えないランダムなもので、自分の知識や技術、能力などで、結果に影響を及ぼすことができない運任せの行為だと思っている。

さらに最悪なことに、「自分の力の及ばない運任せ行為の中で、大損をしてしまう」というのが、「株投資=ギャンブル」だと思っている人の、強烈なイメージだ。これは単に株式投資に対して無知なだけに過ぎない。

株式投資をギャンブルにしないために理解を深める

株式投資をギャンブルにしないために、株式投資に対する理解を深めていきたい。株価とは、理論的には、その企業が稼ぐ収益を現在の価値に換算したものである。

株式を保有することは、その企業の株主として資本参加することで、将来的に投資先企業が上げる収益は、株主に分配されることを理解すれば、株価理論が理解できる。それぞれの企業は、収益を上げるために存在しており、経営者を始めとして、その企業で働く全ての者が収益を上げることを目指しており、このことから株価とは、潜在的な上昇圧力を持っていることが分かる。

過去の株価の動きを確認すると、企業の収益の拡大とともに株価が上昇している様子を確認できる。株価の先行きを予想する精度は、決して先の見えない運任せの行為ではなく、知識や情報、技術や能力を身に着けることで、成功に近づくことが可能になる。

「理論」で分析する「ファンダメンタル分析」

企業収益の拡大の様子を確認し、将来的な可能性を分析する手法をファンダメンタル分析と言い、株式投資には具体的に有効な理論や知識としての分析手法が存在する。この時点で、既に株式投資は、先の結果が見えない運任せのギャンブルとは違うことになる。

企業の収益の増加は、理論的に株価の動きに影響を及ぼすが、株価は収益の増減の影響だけで動くわけではない。市場の一部の投資家は、企業そのものを投資対象として分析するのではなく、株価の動きそのものを分析して、売買に臨んでいる。

こういった投資家は、儲かると思えば株を買い、損をすると思えば株を売る。この心理的な評価による売買も、確実に株価の動きに影響を及ぼす。つまり、株価とは、企業の収益の増減による理論的な評価の価値と、投資家の心理的な評価の価値が合わさって形成されている。それは、「株価=理論的評価価値+心理的評価価値」という式に集約できる。
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