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2019/06/12

お金の流れが「債券から株式へ」注目の業種はどこ?

(写真=Thinkstock/Getty Images)
(写真=Thinkstock/Getty Images)
日本をはじめ欧州の金利がマイナス圏へと沈み、米国の金利も低下の一途を辿るなか、世界の投資環境は今まで経験したことのない未知の領域に突入しようとしている。

未知の環境下でお金の流れが変わり始めており、債券に投資するだけでは十分な利回りが確保できなくなった。行き場を失った巨額のマネーが世界をさまよっている。

イールドハンティングの動きが広がる

債券投資で十分な利回りが確保できなくなった資金が次なる投資先を物色している。少しでも高い利回りを実現できる投資対象を求めてマネーがさまよっているのだ。このように、少しでも高い利回りを求める動きのことをイールドハンティングという。イールドとは「利回り」のことで、ハンティングは文字通り「狩り」を意味する。

つまり、イールドハンティングとは利回り狩りのことで、少しでも高い利回りを求める利回り追求をする動きのことをさす。世界の主要国の金利が低下し、債券投資では十分なリターンが得られなくなったいま、世界中でイールドハンティングの動きが広がっており、マネーの流れも変わりつつある。

イールドハンティングで注目すべき指標

イールドハンティングの動きが広がる中、注目を集めている指標が株式の配当利回りである。配当利回りとは、1株あたりの配当を株価で割った指標のことだ。たとえば、株価が1000円で配当が100円であれば配当利回りは10%ということになる。株式には債券のような金利がつかないため、利回りを考える時は配当利回りなどを参考にすることが多い。

配当利回りで注意すべき点は、株価が変動すれば配当利回りも変動するということだ。たとえば、1株あたりの配当が100円で株価が1000円なら配当利回りは10%だが、株価が上昇して2000円になれば配当利回りは5%に低下する。逆に、株価が下落すれば更に配当利回りが高まるということになる。

イールドハンティングの動きが広がる中で、この配当利回りに注目が集まっており、これまで債券に投資されていたマネーが配当利回りが高い株式にも流入し始めている。
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