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2018/04/07

失敗しない!共稼ぎ夫婦の「お金の管理術」をFPが伝授

(写真=WAYHOME studio/Shutterstock.com)
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こんにちは、婚活FP(ファイナンシャル・プランナー)山本です。

私は普段、新婚さんなど、比較的若い方のマネー・婚活相談を承っています。

ただ、相談に来られる方の家計管理方法は皆バラバラ。もちろん、しっかり管理できていればいいのですが、中には管理しているとは言い難い夫婦も……。

そこで今回は、私が普段、相談者におすすめしている「共稼ぎ夫婦のお金の管理方法」をお伝えします。

ぜひ、あなた方夫婦の家計管理に、お役立てくださいませ。

共稼ぎ夫婦の「お金の管理」3つのおすすめテク

(写真=noppawan09/Shutterstock.com)


私が皆さんにおすすめしているのは、主に次の3つの方法です。

  1. 目標設定と目標の共有
  2. 家計簿と資産額の共有
  3. 反省と対策の共有

それぞれ、なぜ必要なのか?それらをしないとどういう困ったことがおきるのか?順番に見ていきましょう。

1. 目標設定と目標の共有

(写真=Chuleeporn/Shutterstock.com)


まずは「目標設定と目標の共有」です。そもそも「家計管理」とは、この部分が一番大事になるのですが、大多数の家庭では、この部分が抜けています。

あなたは今回、どうして家計を管理しようと、したいと考えたのでしょうか?きっとそれは、大なり小なり「何となく未来が不安だから」といった思いからではないでしょうか。

そのお気持ちはとても大事であり、行動をしようとしている辺りは、とても立派です。ただ、それなら「何となくの未来を、もっとしっかり考える」ことが重要になります。

正確にいえば「未来をどうしたいかを今考える」です。

(写真=Photographee.eu/Shutterstock.com)

 

目標が不明瞭だと、必要な貯金額がわからない

例えば、あなた方夫婦は、子供は何人ほしいですか?

その子達には、どのような教育をしたいですか?

そして、現在の夫婦の経済力で、それは叶えられるのでしょうか?

「その時になってみないと分からない」や「その時にできるようならするし、できないようならやらない」という考えがあるなら、家計管理の意味がありません。

家計管理は、「叶えたい未来を、最低限、お金の面では叶えられるように準備しておく」ためにします。

(写真=Sunny studio/Shutterstock.com)


そして、ご夫婦の現状(生活水準)や叶えたい未来(目標)次第で、「保つべき生活水準」や「毎月必要な貯金額」が変わります。このため、目標が不明瞭だと、必要な貯金額が分からないため、どうしても管理しきれなくなります。

ただし、さすがに一般の方に「今後の生涯全て」というスパンでお金のことを考えるのは、かなり難易度の高いことになりますので、まずは考えられる範囲で大丈夫です。

ひとまず、子供の人数や、家を購入するかどうか、あたりから考えていきましょう。

目標がないと、月40万円貯金しても「赤字」

例えば、私の相談者で、こんな夫婦がいました。「私たちは毎月40万円貯金しています。これだけ貯金してれば大丈夫ですよね?」と。

(写真=UfaBizPhoto/Shutterstock.com)


計算したところ、答えは「ノー」となりました。生涯スパンでその他も色々考えると、約1億円の赤字になる計算になったのです。

この夫婦の年間の収支をみるとこんな感じです。

▽月40万円でも生涯スパンで「赤字」となった夫婦の年間収支
夫婦の手取り年収:1200万円(世帯年収は約1700万円)
   年間貯金額:480万円
   年間生活費:720万円
      家賃:180万円
      食費:60万円
   その他諸々:60万円
差引夫婦の小遣い:420万円(一人210万円、毎月約17.5万円)

月に17万円の小遣いって考えると高額そうに感じるかもですが、意外と簡単に使えてしまう金額です(1日約6000円ですし)。

そしてだからこそ「普通」に使ってしまい記憶にも残らず、反省もなかなかできないも。しっかり貯金しているとなおさらです。

貯金480万円で支出720万円なら単純計算でも、3年貯金して2年分の生活費ですから30年貯金しても20年分にしかなりません。でも、老後は30年以上続きます。

さらに、このご夫婦は老後に毎年100万円程度の旅行などを計画していたので、夫婦の退職金(2000万円)を考えても「いくらなんでもムリです」となったワケです。

(写真=AbElena/Shutterstock.com)


一般的な方の家計管理のイメージは「その月に赤字が出ていなければ管理できている状態」であり「十分な額の貯金をしていれば大丈夫」となりがちですが、実はこれはちょっと違っています。

本当の家計管理とは、「生涯スパンで赤字にならない状態を維持」してこそ、「家計を管理できている状態」になります。

この夫婦も、本気で「40万円も貯金してるんだし大丈夫だろ?」と最初は強気でした。でも、この夫婦の場合は、そもそもそれまで子ども3人分の教育費で貯金ができておらず、年齢も50代前半で、貯められる時期も短いという欠点がありました。

当然ながらこのご夫婦には、節約を提案しました。

(写真=KucherAV/Shutterstock.com)

「目標の共有」が円満の原動力に

また、目標は夫婦で共有しないと、意味がありません。途中で変えるにしても共有することが大事であり、目標(願望)が違えば夫婦の努力や足並みがそろわず、多くの場合でお互いへの不満に繋がります。

私の相談者でも、いろんな方がいました。「欲しい子供の数が夫婦で違う」「家への願望が夫婦で違う」「一方が浪費してしまう」「一方が倹約家すぎて疲れる」などさまざまです。

中には直前になって、本音を言ったり心変わりしたりして、ケンカになった夫婦もいましたね。

目標の設定と共有には「夫婦間のコミュニケーション」が不可欠です。しかし、意外とお金の問題は、夫婦間でも話題にしにくいことも多い傾向にあります。

それでも、上手く話し合えれば「夫婦共通の目標」は、夫婦が手を取り合う原動力になります。まずはしっかりと夫婦で未来をどうするか、どうしたいかを本音で話し合いましょう。

 

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