毎日の激務にたまりかね、看護師を辞めちゃおうかなと思うことはありませんか?それと同時に頭をよぎるのは、「でもやりがいはあるし、給料もそこそこいいし、必要とされてる感もあるし……」せっかく就いた素敵な仕事ですから、続けることに意義はあるでしょう。でも「別の仕事だったらどんな人生を送っていただろう」と考えてみるのも夢があります。副業なら少しの間だけ他の人生を送れます。どのような働き方があるのでしょうか。

店舗などでアルバイト

最も身近な副業はアルバイトです。本業が休みの日や、終業後にシフトを入れます。例えばコンビニエンスストアやスーパー、あるいは別の病院に看護師として勤めるなど。

36歳のときに「コンビニ人間」で芥川賞を受賞した村田沙耶香さんは、実際のコンビニでのアルバイトと並行して小説をつづったといいます。最近は「佐川女子」など、今まで男性の活躍が目立っていたような仕事でも女性の力が発揮されていることも多く見られます。

別の自分として社会と接することは、大きな刺激になるのではないでしょうか。

ただアルバイトは難しいところが多くあります。ただでさえ普段忙しく働いているので、たまの休日に休めないと体を壊してしまうかもしれません。そもそも公立病院に勤めている場合は副業禁止規定に引っかかってしまいます。

普段は副業が禁止されていない私立病院などに勤めており、体力的にも余裕があれば検討の余地があるでしょう。

フリーランスのクリエイター

デザイナーやコピーライターなど、クリエイティブ系の仕事に憧れる人も多いのではないでしょうか。 アルバイトよりは自分のペースで働け、特技を生かすことができるこの仕事は、副業にも向いています。

「いきなりクリエイターなんて無理、どうやって仕事をとればいいのかわからない」と思う人は、クラウドソーシングのサイトを見てみてください。初心者向けも含めて、いろいろな仕事があります。もし興味があるなら、自分にできそうな仕事を見つけて応募してみたらどうでしょうか。

特にライティングの仕事の中には、医療系の知識を活かせるものもあります。これをきっかけに自分の本を出すのも夢ではないかもしれません。

ただし仕事には向き不向きがありますし、納期までに仕上げなければなりませんから、完全にマイペースとまではいきません。ある程度、自分の腕とスケジュール管理に自信がある人がやるべきでしょう。