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2019/03/31

高配当銘柄に注意?買うべきではない株の特徴

(写真=stock_shot/Shutterstock.com)
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企業は株主に対して、値上がり益や配当と言った形で事業の成果を還元する。その中でも配当を重視し、投資家からの資金に対してより多くの配当を出している企業を一般に高配当銘柄という。

高配当銘柄は投資先のジャンルとしては非常に人気の高いものであり、雑誌等でもよく特集が組まれている。ウェブツールで配当利回りランキングのスクリーニングをかけると配当の利回りが高い、つまり投資金額に対するリターンの大きな企業のランキングが一発で出てくることだろう。

しかし、高配当銘柄への投資は利回りを確認することだけでは不十分であり、他にも確認すべきことがいくつかあるのだ。今回は、高配当銘柄への投資をより成功に導くために知っておいた方が良い知識をご紹介するが、まずは利回りの基本を確認することから始めよう。

「利回り」の考え方のキホン

利回りとは、投資した金額に対する収益(リターン)の割合を指す。

例えば、ある企業の株を100万円で購入した場合に、その企業が年間で3万円分の配当金を出しているのであれば、利回りは3万円÷100万円×100で3%ということになる。なお絶対的な基準はないが一般に3%の利回りは高めな方だといえる。

この配当利回りが高い企業を「高配当銘柄」というのだが、高配当であればどれでもよいかといえばそんなことはない。確認しておくべき情報がいくつかあるのだ。

買っても良い高配当銘柄は「業績の良い企業」

高配当銘柄の中で買ってもよいものは単純に言えば「業績の良い企業」である。業績予想を上方修正させたり、それにともない増配を行う企業を選ぶ方が良い。

基本的に業績が好調な企業の株価は投資家から買いを集めて上昇する傾向があり、株価が上がればその分だけ利回りは低下する。

しかし、業績拡大に伴い配当を増やす企業であれば株価の上昇があっても利回りは高いままである場合が多い。たとえば、ミクシィ<2121>は人気ゲームのヒットにより業績を大幅に拡大させ株価が大幅上昇した。本来であれば利回りも低下するはずだが、ミクシィは大幅に増配を行っているため未だ配当利回りは3%を超える。買うべき高配当銘柄とはこのように業績拡大・増配により「株価は上がっているのに高利回りを維持している企業」だと言える。
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