(本記事は、弦本卓也氏の著書『超ど素人がはじめる不動産投資』、翔泳社、2019年1月21日刊の中から一部を抜粋・編集しています)

【『超ど素人がはじめる不動産投資』シリーズ】
(1)不動産投資は本当にコワい?家賃だけではない収入にも注目
(2)不動産投資「手持ち200万」で買う具体的なシミュレーション方法
(3)なぜ不動産投資は初心者でもプロになれるのか

初心者でもプロになれる不動産投資

不動産投資はライバルが少ない

株式や為替などの投資では、常に相場に張りついて売買を行うプロのトレーダーが数多く存在しています。

その中で、初心者が勝ち続けることは難しいです。

しかし、不動産投資では、特定の地域に特化すれば、プロにも十分勝つことができます。

不動産は一つひとつの物件で条件が異なり、売り買いにある程度の手間がかかるため、すべての地域で物件を見極めることはプロにはできないのです。

知っている地域から始めよう

限られた地域では、プロと比べて初心者のほうが、その地域に詳しいことがあります。

たとえば、新しくショッピングセンターができて便利になり、近くの不動産の価格が上がりそうだ、などといった情報は、プロの不動産投資家よりも、地元の人たちのほうが先に知っている場合が多いです。

まずは、自分の地域を深く研究して詳しくなり、その地域のプロになりましょう。

不動産は、誰にでも買える

国内の不動産は、基本的に誰でも買うことができます。

もちろん、安定した収入が入る公務員や会社員は、銀行などのローンを借りやすく有利ではありますが、学生や個人事業主、フリーターであっても、不動産を購入することは可能です。

また、不動産投資は実績があるほど、ローンを借りやすくなります。

そのため、まずは小さくても、実績を作ることが大切です。