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2019/11/11

【FP解説】金利が5倍になる楽天銀行のマネーブリッジ、意外な落とし穴とは?

(写真=PIXTA)
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預貯金だけではなかなかお金が増えない昨今、株や投資信託などの資産運用に興味を持ち、インターネット証券などに口座を開設する人が増えているようです。しかし口座を開設してみたものの、入出金や銘柄選び・商品選びが面倒になり、そのまま放置している人も多いのではないでしょうか。

今回は簡単に入出金ができ、登録するだけで得する楽天銀行の「マネーブリッジ」というサービスをご紹介します。

楽天銀行のマネーブリッジとは

ブリッジは「橋」という意味ですが、マネーブリッジとは、楽天銀行の口座と楽天証券の口座を連携させることで、入出金手続きが自動化できたり、優遇金利が適用されたりするサービスのことです。

楽天銀行しか利用していない人は新たに楽天証券の口座を開設する必要がありますが、実際に楽天証券を利用しないしても楽天銀行の利用者にメリットがあるサービスになっています。

マネーブリッジのメリット3つ

普通預金の金利が5倍になる

マネーブリッジの最大のメリットは、楽天銀行の普通預金に優遇金利が適用されることです。2019年1月現在、楽天銀行の普通預金の金利は0.02%(税引後0.015%)ですが、マネーブリッジを申し込むだけで金利が5倍の0.1%(税引後0.079%)になります。

ちなみに大手銀行の普通預金の金利は、同じく2019年1月時点で一部ネット銀行以外ほぼ0.001%なので、実にその100倍の金利が適用されることになるのです。

楽天証券とのお金の移動が簡単になる

「株や投資信託を買いたかったが証券口座の残高が足りず、入金の反映を待っていたら買うタイミングを逃してしまった」、あるいは「保有していた金融商品を売って現金化したが、出金に時間がかかって困った」という経験はないでしょうか。

銀行口座から証券口座へ入金する場合、一般的には銀行口座にログインして残高を確認し、証券口座へ振込をし、入金を確認するという流れになります。しかし、マネーブリッジを利用すると、銀行にログインする必要がなく、楽天証券の口座で買い付けを行う際は自動で楽天銀行から入金されます。

また買い付けした後余ったお金は、毎日夜間に楽天銀行へ自動出金されます。つまり、株式や投資信託を買わなかったお金は自動的に楽天銀行に戻され、上記の優遇金利が適用されるのです。

楽天スーパーポイントがもらえる

楽天証券で取引をすると、楽天銀行のハッピープログラムという優遇プログラムを通じて楽天スーパーポイントが付与されたり、ステージが上がったりします。

預金の利息がついても、ATM手数料などがかかると相殺されてしまいますが、ハッピープログラムの会員ステージが上がると、ATM手数料や振込手数料が無料になる回数が増えるなどの特典があります。また貯まった楽天スーパーポイントは、楽天市場や楽天トラベルなどで利用できます。

▼「ハッピープログラム」の詳細はこちら
【FP解説】楽天銀行の振込手数料を無料にする2つの方法

「マネーブリッジ」の手続き方法

マネーブリッジを利用するためには、手続きが必要です。手続き自体は簡単ですが、順番に見ていきましょう。

まず、前述のとおりマネーブリッジのサービスは楽天銀行の口座と楽天証券の口座を連携する必要があるので、楽天銀行と楽天証券にそれぞれ口座を持っていなければなりません。どちらかを持っている人は、もう一方の口座を開設することになりますが、どちらも持っていない人は両方に口座を開設する必要があります。

どちらか一方の口座を開設するとき、もう一方も同時に開設するかどうかを問われます。楽天銀行の口座開設手続きをすると「銀行口座 追加・オプションサービス」の項目で楽天証券口座を申し込むかどうかが問われますし、楽天証券の口座開設手続きでは「追加サービスの選択」で楽天銀行の口座開設を申込むことができます。

両方の口座が準備できたら、それらを連携させましょう。口座を作っただけでは、マネーブリッジは利用できません。2つの口座の連携は楽天銀行、楽天証券どちらのサイトでも申し込むことができます。マネーブリッジを申込むためのリンクがあるので、案内に従って手続きを行います。

手続きが終わると、楽天銀行と楽天証券のサイトそれぞれに「マネーブリッジ設定完了のお知らせ」が届きます。
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