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2018/03/16

となりの億万長者「地味だけどお金持ち」への3つのステップ

(写真=Dean Drobot/Shutterstock.com)
(写真=Dean Drobot/Shutterstock.com)
どうやってお金持ちになるんだろうと疑問におもっている人は多いことだろう。

筆者も、資産運用関連の雑誌や書籍、投資の専門家の意見などを聞いてお金持ちになるための方法を模索しているのだが、そのなかでも座右の書として何度も振り返っている書籍がある。それが『となりの億万長者』である。

同書を読むとお金持ちになるための一つの道が書かれていることがわかる。全てを紹介することはできないが、その内容の一部重要ポイントを解説していきたい。

「金持ちに見える普通の人 普通の人に見える金持ち」

名著である『となりの億万長者』には次のような一節がある。

『牛を一頭も飼ってないのに、大きなハットを被って見かけだけは一丁前のカウボーイって奴がいるんだよね』

このように派手な生活をして見栄をはる割に資産があまりないという人はいるものだ。確かに周りから見るとお金を持っていそうな派手な生活をしている人はいる。メディアに出てくるのはどうしても高級外車を乗り回し派手な生活をする成金スタイルの人間なので、普通の人は『ああ、こういう人たちが金持ちなのか……』となんとなくおもってしまう。

しかし、そのような人たちは家計は火の車かもしれないし、大きなローンを抱えているかもしれない。それに対し、地味な生活をしていても資産がたくさんある人たちがいる。そういった人たちは生活スタイルも地味だし、あまり表に出て来ない傾向があるので、メディアなどでもピックアップされにくい。

そんな地味だけど資産がたくさんある人たちに焦点をあてて書かれた名著が『となりの億万長者』である。ここではそんな資産作りの名著から幾つかのキーワードを抜き出してご紹介していく。

キーワード1 倹約で資産をためる

倹約が金持ちになるための最初の重要なステップである。

倹約とは無駄な消費をせずにできるだけお金を手元に残すことである。働いても働いてもお金が手元に残らないのは結局の所、むだに消費を行ってしまう、いわゆる浪費をしてしまうからだ。

倹約なんて無理だと思うかもしれないが、考えれば浪費を減らすことは可能なはずだ。確かにギリギリの生活をしている人にとっては無理な話かもしれないが、よほどのことでない限りは今よりも倹約を行うことが可能な人は多いはずだ。

例えば携帯代金の見直し、光熱費の節約、衣食住に掛かる費用の見直し、などである。月ベースで言えばその倹約がたとえ数千円であっても、年単位にすると数万円が手元に残ることになる。

ボーナスをもらったらそれを丸々残せば良い。まずは倹約の精神を身に付けてお金を手元にできるだけ残すことから始めよう。然るべき量のお金が残ったら次のステップとなる。

キーワード2 投資で資産を増やす

さて倹約をして残ったお金、そしてこれから残り続けるであろうお金はそのままにしておいても残念ながら意味がない。

そこでキーワードの二つ目『投資』がでてくる。

倹約をして蓄えた資産を株式投資や不動産投資といった金融商品に投資をすることで増やしていくのである。

ちなみにここでいう株式投資とは頻繁に株を売買する株のトレーディングとは異なるものである。同書に出てくる億万長者の行う株式投資は頻繁な売買はほとんどせず株価チェックなどもほとんど行わないそうだ。

つまり富裕層は倹約したお金で高価な自動車や時計、衣類などを買わずに、株などの資産を買っていることがわかる。これは昔からよく言われていることだが、やはり事実なのである。

キーワード3 教育で正のスパイラルを生む

となりの億万長者がとる行動の一つに「経済的に子供を甘やかさない」というものがある。

これは特に成人した自分の子供への経済的な援助はできうる限りしないということであり、子の経済的な自立を促すことになる。

子に何かしらの経済的な援助をしてしまうと、親への経済的な依存心が生じるだけでなく積極的に資産を作ろうとしなくなってしまう。一見すると経済的な援助があったほうが人生がうまくいくと思われがちだが、同書を読んでみると必ずしもそうでなく、この経済的自立が阻害されているというパターンになっていることがわかるのだ。

この経済的援助をしないということは、自分たちの手元に資産が残るだけでなく、子供達の経済的自立を促すという正のスパイラルを生むことになる。これは資産作りの面で言えばいわゆる教育の分野である。となりの億万長者の資産作りはすでにこの教育面でその成果を発揮しているのだと言えそうだ。

まだ読んだことが無い方は一度、書籍に目を通してみては?

数多くの投資家に影響を与えている『となりの億万長者』という書籍。実際に中を読んでみるとここで紹介したキーワード以外にも資産作りの役に立つ重要事項が豊富なデータとともに記載されている。資産作りの初期知識として是非一度目を通してみてもらいたい。少なからずあなたの資産形成の一役を担うことだろう。

となりの億万長者―成功を生む7つの法則
著者:トマス・J・スタンリー&ウィリアム・D・ダンコ、斎藤 聖美 (翻訳)
出版社:早川書房 新版(2013/8/23)

文・谷山歩/ZUU online

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