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2019/01/04

マイナス金利時代のお金の増やし方 ポイントは「配当金」

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
2016年2月から日本で導入された「マイナス金利政策」。最近では、日銀が金利上昇を食い止めようと指値オペを行うなど必死だ。マイナス金利政策によって、我々の生活には住宅ローン金利が引き下げられる等のメリットがある反面、大手都市銀行等では預金金利が引き下げられており、史上類を見ないほどの低金利となっている。預金金利の超低水準が長引き、金融資産を増やすことが難しい状況にある中、安定的に収入を得られる「インカムゲイン」と呼ばれる考え方に注目が集まっている。

キャピタルゲインとインカムゲインとは?

株式投資で利益を得る方法には、キャピタルゲインとインカムゲインがある。

キャピタルゲインは、株価が安い時に株式を購入して高くなったら売ることで、買った価格と売った価格の差額が利益となる。株価が変動することによって得られる利益のため、株価が値上がりすれば儲かるが、値下がりすれば損失を被る。売買タイミングに細心の注意を支払わなければならない。

一方、インカムゲインは、金融資産を保有することで安定的かつ継続的に得られる収入のことだ。株式投資では企業が株主に対して行う配当のことを指す。銀行預金であれば預金利息、不動産投資で言えば家賃収入に当たる。

そもそも株式とは? 配当の種類は色々ある

そもそも株式会社が資金を集めるために発行するものが株式である。株式を買うことで、投資家は企業の株主になることができる。株主は企業への出資者、オーナーとなる。企業としては、株主から集めたお金は返さなくてもいいため、できれば多くの投資家に長期的に株主になってもらいたい。そこで、企業は得た利益の一部を、配当という形で株主へ分配、還元する。

企業は株主に対して活動の成果として得られる利益を配当として支払うため、配当は様々な要因で変動する。例えば、利益の変動による増配や減配、上場記念等がある。主な配当の種類や状況を紹介する。

覚えておきたい「配当の種類」と「配当の状況」

【普通配当】いわゆる一般的な配当のこと
【中間配当】営業年度が1年の会社が期末配当とは別に、その年度中の一定の日に行う配当のこと
【記念配当】通常の配当の他に、創業○周年等を記念して増配されること
【無配】業績が悪化した場合や、企業の意向で配当がない場合のこと
【無配転落】前期は配当があったが、今期は無しになること
【復配】無配だった企業が配当を再開すること
【増配】前期よりも配当の額が増加すること
【減配】前期よりも配当の額が減少すること
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