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2020/11/20

『オカネコ』より

大学生におすすすめの投資を解説!勉強方法や注意点とは?

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの池田昇太です。

大学生は、飲み会・サークル活動・旅行など、遊ぶためのお金がたくさん必要ですよね。
「もっとお金が欲しい」と思い、投資に興味を持つ人も少なくないでしょう。

しかし「投資は何から始めればいいんだろう?」「投資の勉強方法が分からない」など疑問に感じている人もいるはずです。

そこでこの記事では、大学生におすすめの投資について解説します。
合わせて、投資の勉強方法・投資の注意点もお伝えします。

大学生におすすすめの投資を解説!


はじめに大学生におすすめの投資を2つ解説します。

大学生におすすめの投資は

  • 株式投資
  • 投資信託

です。

株式投資

株式投資とは、株式会社が発行する株券の購入を通して、その会社に資金を投資する方法。
会社の業績に応じて、投資の利益が増減します。

株式投資には、期間によって「短期」「中期」「長期」の3つの投資方法があることを知っておきましょう。

  • 短期投資:1日~数日程度で株の売買をします。
    株価を追う時間が長いので、あまり大学生には向かない投資方法と言えるでしょう。
  • 中期投資:数日~数か月でのトレード手法。
    ずっと値動きを追う必要も無ければ大きな元本もいらないので、大学生におすすめの投資方法と考えられます。
  • 長期投資:数年間の長いスパンで投資を続ける方法です。
    基本的に多額の資金を用意し、配当金などの利益を狙うケースもあるため、こちらも大学生には厳しい投資方法かもしれません。

株式投資の仕組み

株式投資で得られる利益は、配当益と売却益の2種類。

配当とは、株式会社が自社の利益を株主に還元することです。
配当で得られる利益を配当益と呼びます。
ただし、すべての会社で配当を出しているわけではありません。
また、会社の業績によっては配当が減ったり出せない時があったりします。

売却益は、株価が安いときに買い、高くなったら売ることで得られる利益です。
会社の業績が上がることで多くの人が株を欲しがれば株価は上がり、反対に会社の業績がることで多くの人が株を売ろうとすれば株価は下がります。

株式投資のメリット・デメリット

株式投資のメリットは、

  • リターンが大きい
  • 株主優待がもらえる
  • 会社や経済の勉強のきっかけになる

です。

購入価格よりも株価が上がれば上がるほど、大きなリターンが期待できます。
また、会社によっては株主優待があるため、その会社の商品券や割引券をもらうのも投資家の楽しみのひとつです。

一方で、株式投資のデメリットは、

  • リスクがある
  • 元本がないとあまり儲からない

です。

「株価が上がれば利益も期待できる」と説明しましたが、反対に購入価格よりも株価が下がれば含み損を抱えます。
また、株式投資は十分な元本がなければ、大きな利益には繋がりにくいです。

投資信託

投資信託とは、投資家から集めたお金を資産運用のプロが代わりに運用する投資方法です。
投資先は株式・債券・不動産などさまざまで、それらの運用で得た利益が投資家に還元されます。

投資信託をする場合におすすめなのは「つみたてNISA」。

つみたてNISAを利用すれば、国が厳選した投資信託を毎月少額ずつ購入できます。
つみたてNISAで購入可能な投資信託は年間40万円までで、つみたてNISAを利用して購入した投資信託の利益は、最長20年間非課税となります。
つみたてNISAは1000円単位からでも始められるので、投資初心者の大学生にもおすすめできる投資方法です。

投資信託のメリット・デメリット

投資信託のメリットは、

  • 少額から投資できる
  • 分散投資が可能

です。

投資信託は、証券会社によっては500円から開始できるところもあります。
また、株式・債券・不動産などに分散投資することで、相場変動リスク・金利変動リスク・為替変動リスクも分散できます。

投資信託のデメリットは、

  • 短期間のリターンは少ない
  • 手数料が発生する

です。

投資信託は複数の投資先に投資するので、1つ1つの投資額が少なくなりがち。
そのため、投資先のいずれかが短期間で大きく価格を上げても、大きなリターンは期待できません。
短期間で金融商品全体が上がることは滅多にないので、「投資してから1か月で10%の利益を目指したい」など短期で大きな利益を期待する人は、投資信託には向かないでしょう。

また、投資信託は資産運用のプロに運用を依頼するので、「信託報酬」という手数料が発生します。
信託報酬は投資信託によって異なりますが、0.5~2.0%のところが多いようです。

大学生が投資を始めるべき理由


おすすめの投資として株式投資と投資信託を紹介しました。
ここからは、なぜ大学生が投資を始めるべきなのか解説します。

小遣い稼ぎにもなる

理由の1つは、小遣い稼ぎになることです。

成長性や将来性の見込める株を購入すれば、短期間で大きな利益を得られる可能性があります。
ただし、株式投資は見込める利益が大きい一方で、大きな損失に繋がる可能性もあるので注意しましょう。
このように、株式投資はハイリスク・ハイリターンな特徴を理解した上で行う必要があります。

なお、投資信託は長期運用が基本の投資方法であり、短期的な利益を出すことには向いていません。

寝かせているお金を効率的に増やせる

大学生は出費が多くなりがちですが、お金をあまり使わない月もありますよね。
そのようなときは、浮いたお金を運用に回すのがおすすめです。

他にも、今まで銀行預金してきたお金があれば、運用資金にするのも良いでしょう。

このように投資を利用すれば、寝かせているお金を効率的に増やせるので、挑戦してみることを推奨します。

例えば投資信託であれば、少額から投資可能ですし、長期投資に向いていますよ。

お金の勉強になる

他にも、投資はお金や経済の勉強になるという理由もあります。

株式投資なら、投資先の企業の分析をしたり、株価に影響を与えるニュースについて調べたりすることで、経済の知識が身につくでしょう。

投資信託であれば、株式以外にも債券や不動産、そして金や原油といったコモディティについて学ぶ機会にもなるはずです。

大学生の中でも、特に経済学部や経営学部などに入っている人であれば、学校の勉強の延長にもなります。

投資は若いうちから始めると有利

若い大学生のころから投資を始めれば、複利効果を利用して効率的に利益を上げられます。
複利の力を味方にすれば、毎年の利益をだんだんと増やしていくことが期待できるのです。

もし10万円を3%の年利で運用する場合、1年目の利益は3000円です。
2年目の利益は、10万円の元本に3000円を加えた金額の3%ですので、3090円になります。

このように毎年の利益を元本に上乗せして計算していくと、3年目は3183円、4年目は3278円、5年目は3377円と少しずつ増えていきます。

さらに日々の生活で浮いたお金を元本に加えれば、より大きな利益が狙えるでしょう。

実際の株式投資や投資信託では、固定の利率で運用できるわけではありません。
しかし、複利の力は運用期間が長いほど大きくなるため、大学生のころから投資を始めるのがおすすめです。

就活で就職先選定の参考になる

大学3~4年生は、就職活動を意識し始める人も多いでしょう。
就職活動を始める人にこそ、株式投資がおすすめです。

株式投資であれば、個別の会社に投資するので、1つ1つの会社についてよく調べる必要があります。
分析を通してさまざまな会社の知識が自然と身につくので、就職先の会社を選ぶ際の参考になるでしょう。

さらに株式投資をすれば、就職活動をしている他の学生よりも会社の経営について詳しくなれるので、採用面接でアピールもできます。

大学生におすすめの投資の勉強方法


大学生が投資を始めれば、寝かせているお金を効率的に運用できたり、就職活動に役に立ったりする利点があると説明しました。
「さっそく投資を始めてみたい」と感じた人もいるのではないでしょうか。

そこで、今後投資を始める人におすすめの勉強方法をお伝えします。

投資に関する書籍を読む

始めに紹介する投資の勉強法は、書籍を読むこと。

投資に関する本はたくさんあり、株式・投資信託など1つのジャンルに特化して解説した本もあれば、投資について体系的に解説した本もあります。

おすすめなのは、初心者向けの投資の本を1冊、じっくりと読む方法です。
ぜひとも試してみてください。

少額で始める

投資の知識を付けるのも大切ですが、実際に自分の手で運用してみることが重要です。
しかし何も知らない状態でいきなり投資を始めると、大切なお金が無くなりそうで怖いですよね。

そのため、初心者のうちは「無くなっても構わない」と思える少額で始めたり、デモトレードで慣らしたりするところからスタートすると良いでしょう。

1000円くらいの少額から始めれば、最悪の場合0円になっても失うのは1000円だけで済みますし、デモトレードは仮想のお金を用いてトレードするので、いくら投資で損失を出しても問題ありません。

手っ取り早く投資を学びたい人は、少額投資やデモトレードをぜひやってみましょう。

セミナーへ参加する

投資セミナーへ参加する方法も、勉強になるためおすすめです。

インターネットで探せば、初心者向けの投資セミナーの情報はたくさん出てきます。
中には自宅で参加できるWebセミナーもあるはずです。

投資セミナーであれば専門家から話を聞けますし、直接質問できる機会もあります。
きっと貴重な経験になるでしょう。

自分の興味のある投資セミナーがあれば、ぜひ参加してみてください。

お金のプロの無料相談を活用する

投資セミナー以外でも、お金のプロに相談する方法があります。

FP(ファイナンシャルプランナー)のように相談業に特化している専門家は、過去にさまざまなケースの相談を受けているため知識が豊富。
これから投資を始める大学生も、的確なアドバイスを受けられます。

当サイトの「お金の健康診断」も、相談実績豊富なFPにチャット相談ができます。
「お金の健康診断」のチャット相談は無料ですので、ぜひご利用ください。

投資家の知り合いを作る

最後に紹介する勉強方法は、投資家の知り合いを作ること。

知り合いを作れば、身近で投資を学べるだけではなく、最新のトレンドを素早く追えます。
投資家の知り合いは、身近で探す方法もありますが、インターネットを使用すればいくらでも見つけられるでしょう。

特に今はTwitterやFacebookなどのSNSを活用すれば、簡単に投資家との繋がりを作れます。
試しにネットで探してみるのがおすすめです。

大学生が投資を始める際の注意点


大学生が投資を始める前に、注意してほしいことが3つあります。

  • 勉強しないと稼げるようにならない
  • 余剰資金で始める
  • 投資詐欺に注意する

それでは、大学生が投資を始める際の注意点を詳しく解説します。

勉強しないと稼げるようにならない

注意点の1つ目は、投資は勉強し続けないと稼げるようにならない点です。

投資で利益を上げるには、企業や経済について学ぶ必要があります。
例えば株式投資なら、企業の業績・決算書などを分析し、企業の株価が現在割安かどうかを判断します。

分析の精度が高ければ、利益を上げられる可能性も上がるでしょう。

しかしそれらの分析ができるようになるには、自分で勉強する必要があるのです。

余剰資金で始める

投資を始める時は、必ず余剰資金から始めるようにしましょう。

もし学費や生活費を切り詰めて投資資金に費やしてしまえば、損失を出した時のダメージが大きくなります。

最悪の場合「学校に通えなくなる」「生活のために学生ローンが必要になる」などのリスクがあります。
そのため、投資は「無くなっても構わない」と思える金額から始めるようにしてください。

投資詐欺に注意する

大学生を狙ってお金をだまし取ろうと考える、投資詐欺師に注意してください。

以下は投資詐欺師の常套句です。

  • 投資で絶対に儲かる
  • 1日10分の作業で毎月10万円稼げる
  • 今なら年率300%で運用可能

あなたの周りで、このような誘いをしてきた人には警戒してください。

投資詐欺師はさまざまな手口で大学生を勧誘し、「情報商材」や「受講料」などと称して高額なサービスを紹介してきます。
中には「先行投資だよ」「夢を掴むために一歩踏み出そう」といった誘い文句で大学生にローンを組ませて、そのお金を取り上げようと考える悪質な者もいるのです。

投資詐欺らしき勧誘を受けた人は、絶対に自分一人で決断しないようにしましょう。

おかしいと思ったら、サービス提供者や団体についてインターネットで調べてみること、消費者センターやお金の専門家、友人や家族に相談することが大切です。

簡単に儲けられるような話には、デメリットがつきものですので注意しましょう。

大学生こそ投資に挑戦して資産を増やそう


この記事では、以下のことをお伝えしました。

  • 大学生から投資を始めれば、複利効果で効率的にお金を増やせたり、就職活動に役立ったりする
  • おすすめの勉強法は、少額で投資をやってみる・書籍を読む・お金のプロに相談する
  • 大学生が投資を始める際の注意点は、余剰資金で始める・投資詐欺に注意する

提供・オカネコ(お金の専門家にチャットですぐ相談できるWebマガジン)


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