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2018/08/08

日本にいても外貨建て資産を持っておいたほうが良い理由

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
ネット通販で海外の憧れのブランドの洋服やバック、世界各国のワインなどを手軽に手に入れて日々、楽しんでいる方も多いでしょう。一方、海外商品のネット通販が常に円高や円安といった為替の影響を受けているということを意識している方はそんなに多くはないのでは?

今や私たちの生活は「外貨」と無関係ではなくなってきています。そして、今や「日本にしか資産を持たないことはリスク」ともいわれています。

今回は身近なのに意外と知らない「外貨建て資産」について考えてみましょう。

外貨に投資するってどういうこと?代表的な外貨建て資産

(写真=PIXTA)

外貨建て資産には例えばこんなものがあります。

外貨預金・外貨定期……銀行で預けたお金を外国のお金にする【お手軽度:★★★】

ほとんどの方が銀行預金を持っていると思いますが、それを円ではなく米ドルや豪ドルなどで保有するのが外貨預金や外貨定期預金です。

日本は歴史的な低金利時代。このため、外貨預金を持っている方が利息は高くなるというメリットがあります。デメリットとしてはお金を交換するとき(円で米ドルを買ったり、米ドルを円に戻したりするとき)の手数料がかかることです。

メリット:銀行で手軽に始められる。円預金より利息が高い。
デメリット:手数料がかかる。金融機関、通貨によって手数料が高いことがある。

外国株式・外国投信……外国の企業や不動産に投資する【お手軽度:★★】

外国の企業の株を買ったり、外国の資産(不動産や株、債券など)に投資する投資信託を買ったりすることも外貨建て資産を持つことになります。株式は証券会社で、投資信託は証券会社や銀行で買うことができます。

「英語は苦手!ましてや企業情報なんて難しくて分からないから外国株なんてムリ!」という方もいるかもしれませんね。しかし、投資信託であれば運用はプロに任せながら、マーケットへ広く投資することが日本にいながらできます。

メリット:日本企業よりマーケットの大きな外国企業や資産への投資ができる(伸びる可能性がある)
デメリット:情報入手が難しくタイムロスがある(日本企業に投資するより難しい)。手数料が割高な場合がある

外貨建債券……外国政府や自治体が発行する債券【お手軽度:★】

外貨建債券とは、外国の政府や地方自治体、企業などが資金を集めるために発行する借用証書のようなものです。米ドルや豪ドルなどさまざまな通貨建てのものがあります。満期まで保有すれば発行時に約束された額面を受け取れ、保有している間はクーポンと呼ばれる利息を受け取ることができます。

日本の債権よりも金利が高いというメリットがある一方、「信用リスク」と呼ばれる発行体(債券を発行している国や企業など)の国内情勢や財務の悪化により価値が下がってしまうリスクがあります。「金利の高い理由」も理解しておきましょう。

メリット:金利が高い
デメリット:債券を発行する国や地方公共団体、企業などの信用リスクも高い

その他……外貨建て保険やFX

日本よりも金利が高い外貨で積立金を運用する「外貨建て保険」は積極的な資産運用として利用することができます。他にも「FX(外国為替証拠金取引)」と呼ばれる外国通貨の売買は証拠金という担保で手持ちのお金の何倍もの取引ができる仕組みです。

外貨建て資産で無視できない円高・円安による為替の影響

(写真=mamong w/Shutterstock.com)

外貨建て資産を持つ時に必ず関わってくるのが「為替」です。諸刃の剣になりますのできちんと理解しておきましょう。

例えば、1米ドル=100円だったのが、1米ドル=80円になったとしましょう。これまで100円で1米ドルを買っていたのに、80円しか払わなくても1米ドルを得られるようになるので、円の価値が高まっているということになります。これが円高です。

一方、1米ドル=120円になったらどうでしょう。1米ドルを得るために120円も支払わなくてはいけなくなったので、円の価値が低くなっています。これは円安です。
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