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2020/07/31

20代女子がよく選ぶのは「iDeCo」と「つみたてNISA」どっち?

運用益に対して税制優遇のメリットを持つ「iDeCo(イデコ)」と「つみたてNISA(ニーサ)」。すでに始めている、あるいは検討したことがあるという人もいるのではないでしょうか。iDeCo、つみたてNISAともに利用者は多いですが、とりわけ20代女性はつみたてNISAを選ぶとメリットが大きいようです。今回はその理由をひも解きながら、改めてそれぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。

「iDeCo」と「つみたてNISA」は、どんな制度?2つの共通点は?

まず、それぞれの制度についてカンタンにご説明しましょう。

iDeCoとは、将来のために自分で月々の掛金を設定してつみたてる「個人型確定拠出年金」のことです。加入すると毎月一定額をつみたてて、金融機関ごとに提示されている定期預金や保険、投資信託などの金融商品から選択して運用することになります。拠出時・運用時・給付時に税制のメリットがあります。

一方のつみたてNISAは、投資信託等のつみたてによる年間40万円までの投資から得た利益が非課税になる制度です。通常は税金が約20%かかることを考えると、メリットのある制度といえるでしょう。

これら2つに共通している点は、どちらもつみたて型の投資に対する税制優遇を受けられる制度である点で、いずれも「毎月一定額をつみたてる」「運用益が非課税になる」「長期投資向き」という特徴があります。

元手はいくらあれば始められる?

次に、それぞれのつみたて金額を見ていきましょう。

iDeCoは、月額5,000円からつみたてが可能です。それ以上の額をつみたてしたい場合は1,000円単位で上乗せすることができ、掛金の金額は後からでも変更(年1回のみ)できます。また、掛金の額は職業別に上限が定められています。例えば、自営業者は月額6万8,000円、企業年金なしの会社員は2万3,000円が上限ですが、国民年金保険料未納の月は掛金を納めることができません。

一方、つみたてNISAは「少額からの資産形成を支援する制度」として誕生した背景もあり、1,000円からつみたてができる金融機関もあります。

どのくらい税金が優遇される?

iDeCoは、上限額の範囲内で掛金額の全てが「所得控除」の対象となるため、所得税と住民税を軽くすることができます。また、運用で得た利益は「非課税」となり、受け取り時には「公的年金等控除」「退職所得控除」の対象となり、一定金額までは税金がかかりません。

つみたてNISAの非課税投資枠は、新規投資額「毎年40万円まで」と限定されていますが、最長20年間は投資から得た利益に税金がかからないため、「20年間で、最大800万円までの投資から得た利益が非課税で運用できる」ことになります。ただし、非課税投資枠40万円分を使い切らない場合も、翌年に持ち越しすることはできません。

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