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2020/07/24

主婦が投資を始めるなら少額から始められる「つみたてNISA」がおすすめ!

(写真=SB /stock.adobe.com)
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経済状況などの先行きに対する不安感から、将来のために資産運用を検討している人も多いのではないでしょうか。「資産運用は大金がなければできない」と思いがちですが、少額でも始められる資産運用もあります。

今回は、投資未経験の主婦でも始められるつみたてNISAについてご紹介します。

貯蓄と投資の違いは「リターンとリスク」

(写真=takasu /stock.adobe.com)

貯蓄のリスクとリターン

貯蓄とは、文字どおりお金を貯めて、将来や万一に備えることです。今の普通預金の金利は0.001%とゼロに等しいため、いくら貯めてもリターンは期待できません。

リターンは期待できないものの、株式投資のように「投資先企業が倒産して株式の価値がなくなってしまった」といったリスクもありません。

ただしインフレになると、貯めてきたお金の価値が下がってしまう可能性があります。例えば、これまで100円で買っていた物が200円になると、2倍のお金が必要になるため、実質的にお金の価値が下がったことになります。

今は、ただ貯めるだけではリターンを期待できず、しかもインフレによってお金の価値が下がるリスクもあるのです。

投資のリスクとリターン

「投資にはリスクがつきもの」と言われるとおり、投資では損をする人がいます。株式をはじめとする金融商品は、さまざまな要因によって価格が変動するため、元本割れのリスクがあるのです。

投資では、高いリターンを求めるとリスクが大きくなり、リスクを抑えようとするとリターンが低くなります。「投資にはリスクがつきもの」であることを念頭に置いて、リスク回避しながらもリターンを得ていくことが資産運用のポイントになります。

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投資リスクは長期積み立てで分散しよう

(写真=Stillfx/stock.adobe.com)

投資のリスクを抑えるポイントは、イギリスの資産運用に関することわざ「卵はひとつのカゴに盛るな」に詰め込まれています。

これは、「卵を盛るカゴを分けることで、すべての卵が割れてしまうことを防ぐ」という教えで、「資産運用では投資先や投資時期を分散させることが大切」という意味です。

積立投資なら資産を分散させつつ、長期保有によって変動リスクを抑えることができます。

中でもつみたてNISAは、投資先が金融庁が投資に適していると判断した投資信託などに限定されているため、初心者でも始めやすいです。これが、今まで投資をしたことがない主婦にもおすすめできる理由です。少額から始められ、しかも投資によって得られた売却益や分配金などの運用益が非課税になるというメリットもあります。

次からは、つみたてNISAを主婦におすすめする理由をさらに詳しく見ていきましょう。

主婦につみたてNISAをおすすめする理由

(写真=Mongkol /stock.adobe.com)

少額から始められる

つみたてNISAは毎月100円からと、無理のない金額から始められるのが特徴です。非課税投資枠は年間最大40万円、月にすると3万3,000円が上限なので、それほど大きなお金が必要になるわけではありません。また、つみたてNISAは決めたタイミングで自動的に買い付けてくれるので、手間がかかりません。

最初は少額から始めて、経済の状況に合わせて投資したお金がどのように変動するのかを学ぶことをおすすめします。その後、余裕があれば金額を増やしていくと、さらに投資の楽しさやメリットに気づくでしょう。

リスクが低い

つみたてNISAは、毎月コツコツ少額を積み立てて、長期にわたって運用するためリスクが低いです。とはいえ、投資の一種なので元本割れのリスクはあります。しかし、一度に多くの株式を買うことに比べると、リスクは格段に低いと言えます。

いつでも辞められる

つみたてNISAは、辞めたいときにいつでも辞められます。投資信託の売却は簡単で、積み立てていたお金はいつでも現金化できるため、急な出費にも対応できます。

つみたてNISAと比較されることが多いiDeCoは、一度加入すると60歳になるまでは原則として資金を引き出すことができません。必要なときにいつでも解約できるつみたてNISAなら、初めて投資をする人でも安心して運用できるのではないでしょうか。

得られる利益が非課税

本来、投資で得た利益には20.315%の税金(所得税・住民税・復興特別所得税)がかかりますが、つみたてNISAでは非課税です。

つみたてNISAの非課税期間は、20年です。毎年40万円を20年間積み立てたとすると、800万円の投資元本から得た利益が非課税になるため、節税効果は非常に大きいです。

例えば、投資信託を運用して得た利益が10万円だとすると、本来ならそれに20.315%の税金がかかり、2万円ほど税金が差し引かれて実際に受け取れるのは約8万円です。つみたてNISAなら、得た利益10万円をそのまま受け取れます。

金融庁が定めた要件を満たしている

つみたてNISAの投資先は、金融庁が定めた基準を満たした約170本の投資信託に厳選されているため、投資初心者でも安心して選べるという魅力があります。

つみたてNISAの投資信託は、安定的な資産形成を目指す長期・積立・分散投資に適しており、なおかつ販売手数料0円(ノーロード)、運用管理費用も低いといった基準をすべて満たしています。

投資を始めたいと思っても「どんな商品を買えばいいかわからない」という人が多いですが、つみたてNISAなら安心して始められるでしょう。

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つみたてNISAの始め方

(写真=Tim /stock.adobe.com)

つみたてNISAの魅力がわかったところで、ここからは実際に始めるための手順を解説していきます。

金融機関を選ぶ

まず、つみたてNISAを取り扱っている金融機関で口座を開設します。証券会社や銀行などがありますが、取扱商品の多いネット証券がオススメです。取扱商品は、多ければ多いほど選択肢が増えるからです。

最低投資金額は、安いほうが投資初心者にとっては安心でしょう。以下の表は、主なネット証券の取扱商品数と最低投
資金額を一覧にしたものです。
 
証券会社名 つみたてNISA対象商品数 最低投資金額
楽天証券 150本 100円(毎月・毎日) 公式サイト
SBI証券 160本 100円(毎月・毎週・毎日) 公式サイト
マネックス証券 150本 100円(毎月) 公式サイト
松井証券 150本 100円(毎月) 公式サイト

積み立てる金額を決める

ネット証券では、100円から積み立てることができます。例えば、楽天証券なら「毎月100円」「毎日100円」などから選べるようになっています。

金融庁が2017年6月に発表した「つみたてNISAについて」という資料によると、国内外の株式・債券に分散投資し、20年間積立投資を行った結果、投資収益率が年率2~8%になったそうです。

上限金額の月3万3,000円を年利4%で20年間運用したとすると、20年後には約1,200万円になります。つみたてNISAでコツコツ積み立てれば、老後資金の一部として活用できそうですね。

積立商品を選ぶ

投資信託は、運用手法によって「インデックス型」「アクティブ型」に分けられます。インデックス型は日経平均株価やTOPIXなどと同じような値動きをするためわかりやすく、ファンドマネジャーが積極的に運用を行うアクティブ型よりも圧倒的に本数が多いです。

投資初心者は、手数料が安いインデックス型を選ぶといいでしょう。

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つみたてNISAはいくらから始めるのがベスト?

(写真=Kinusara/stock.adobe.com)

つみたてNISAは、100円から始められます。しかし、これではあまりにも少なすぎます。そこで、まずは毎月の予算の10%を投資に回してみてはいかがでしょうか。

毎月5万円の予算があるなら5,000円で、年間では6万円も投資に回すことができます。投資を続けるうちに少しずつでも増えていくことが楽しくなり、浮いたお金を投資に回そうと考えて節約するようになるかもしれませんね。いずれにしても、まず始めることが大切です。

主婦が投資を始めるならつみたてNISAがおすすめ

(写真=Oran Tantapakul /stock.adobe.com)

主婦が投資を始めるなら、毎月コツコツ積み立てられ、運用益が非課税になるつみたてNISAがおすすめです。

毎日100円、月々1,000円からといった少額から始めて、投資を学んでから金額を増やしていくと安心です。長期運用で得られるつみたてNISAのメリットを活用しましょう。
 
文・
所属・ファイナンシャルプランナー
奈良県在住のフリーライター。長年生命保険の営業に従事した後、ライターとして独立。会計・税務・保険の記事を中心に執筆活動をしています。FP資格保有


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