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2020/07/23

株式投資の初心者におすすめしたい銘柄の探し方・考え方

テクニカル指標から考える銘柄選び

株式投資をするうえで避けて通れないのが「ローソク足」や「移動平均線」といったテクニカル指標に関する理解です。こうした専門的な指標についてはついつい苦手意識を持ってしまう人も少なくありませんが、しっかりと理解することが成果を残すために重要であるほか、銘柄を選ぶ際の参考にもなります。

ローソク足

「ローソク足」は「ローソクあし」と読み、その名のとおり、ローソクのような形でその銘柄の株価の変動を表すものです。ローソク足をみれば、ある期間における「始値」「終値」「高値」「安値」がわかります。逆にいえば、ローソク足はこれらを一度に視覚的に理解させる優れものなのです。

ローソク足では、柱となる部分が白抜きのときは、その期間は値上がり、黒塗りの場合は値下りしていることを示します。この柱となる部分や、高値と安値を示すヒゲと呼ばれる線の長さが長いほど、価格が大きく変動したことになります。逆に短い場合は、あまり価格が動かなかった、となります。

ローソク足をみればどんな値動きがあったかもわかりやすいため、デイトレードで売買する銘柄を選ぶ際にも参考になります。デイトレードでは一定程度値動きがある銘柄でなければ、そもそも投資対象とする意味合いが薄れるからです。

1日の株価の値動きを示すローソク足を「日足(ひあし)」、1週間の値動きを示すローソク足を「週足(しゅうあし)」、1ヵ月の値動きを示すローソク足を「月足(つきあし)」と呼びます。

移動平均線

「移動平均線」はローソク足とともに参考にされるテクニカル指標の1つです。具体的には、一定期間の株価の平均を算出し、算出された株価を折れ線グラフで示したもののことをいいます。多くの株式投資家が移動平均線を参考に銘柄の売り買いのタイミングを日々模索しています。

ただこの移動平均線は、一定期間の平均をとった値による折れ線グラフのため、リアルタイム性には欠けるという特徴もあります。

ちなみに移動平均線には、日足の「5日線」や「25日線」、週足の「13週移動平均線」や「26週移動平均線」がありますが、より短期の移動平均線がより長期の移動平均線の下から上に突き抜けることを「ゴールデンクロス」と呼び、相場上昇のサインだとされています。その逆として「デッドクロス」もあります。

投資銘柄の具体的な探し方:ネット編

ここからは、これまでに紹介した投資銘柄の探し方や考え方を念頭に、実際に銘柄を探すための情報をインターネット上から探す方法を紹介していきます。

株探で調べる

「株探(かぶたん)」は投資銘柄ごとの値動きや決算情報などを調べることができるウェブサイトで、株式マーケットに関するさまざまなニュースや決算発表の速報も掲載されています。人気テーマ別のランキングや検索ランキングなどもあり、どの銘柄にいま注目が集まっているのかを簡単に知ることができます。

例えばある銘柄のページを開くと、直近の取引日の始値・高値・安値・終値・出来高・売買代金などが表示されているほか、値動きのチャートもあります。詳細のチャートのページを開けば、単位を「日足」「週足」「月足」「年足」などに簡単に変更することもできます。

株式投資を始めるのなら、株探はブックマークしておきたいポータルサイトの1つです。

ヤフーファイナンスで調べる

株探とともに多くの株式投資家に利用されているウェブサイトが「ヤフーファイナンス」です。掲載されている関連ニュースは株探よりもマクロ的な内容のものが多く、経済の全体的な時流からどのような銘柄が有望かを見つけたい場合にも役立つウェブサイトであるといえます。

株探と同じように、各銘柄のページでは値動きのチャートなどを閲覧することができます。

Twitterの投資家発信情報をチェック

株探とヤフーファイナンスはウェブサイトですが、TwitterなどのSNSで個人の株式投資家が発信している情報も参考になります。著名な投資家が必ずしも大きな利益を出せているとは限りませんが、どのような戦略に基づいて購入する銘柄を選び、売買しているのかを知ることは、自分の戦略を見直すよいきっかけにもなるでしょう。

Twitterだけではなく、株式投資家のブログを参考にするのも1つの方法です。

適時開示情報(TDnet)をチェック

証券取引所に上場した企業に義務付けられていることの1つに、自社の重要な会社情報や事業情報について公開する「適時開示」があります。この適時開示の情報がまとめられたウェブサイトの1つが「TDnet」で、公開日ごとに各社の適時開示の情報を一覧で閲覧することが可能です。

適宜開示情報の中には、その企業の業績に大きな影響を及ぼすような内容も少なくないので、頻繁にチェックしておくとよいでしょう。

投資銘柄の具体的な探し方:実生活編

ここまでインターネットを使った情報の探し方を説明してきましたが、続いてはインターネット以外で探す情報について紹介していきます。

株式投資セミナーに参加する

証券会社などは定期的に株式投資セミナーを開いています。株式投資セミナーでは、対象参加者によって株式投資の始め方をゼロから教えてくれるケースもあれば、将来有望とされる業界やその業界で特に注目したい企業などを紹介してくれるケースもあります。

各証券会社がまとめた資料などが配られることもあるので、その資料を自宅に持ち帰って自分なりにインターネットを使って再分析し、より有望だと考えられる銘柄を探すのも1つの方法です。

IRフェアに参加する

「IRフェア」とは、上場企業が個人投資家向けに事業の説明をするイベントで、全国各地で定期的に開催されています。証券取引所や日本経済新聞社が主催するIRフェアがあり、参加することで直接上場企業の担当者の説明を聞くことができます。

株主総会に参加する

すでにあなたが一定以上の株式を保有している企業の株主総会に参加し、その株を持ち続けるかどうか、今後買い足すかどうかを判断するための材料集めをするのもよいでしょう。株主総会に参加できる人には「株主総会招集通知書」が自宅に届くので、それを持って株主総会当日に会場を訪れることになります。

異性に人気の製品やサービスを探る

異性に人気の製品やサービスは、なかなかわからないものです。そのため、例えば夫なら妻、妻なら夫に、最近気に入っている製品やサービスなどを聞いてみるのもよいでしょう。こうしたことを通じて有望企業を見つけることができれば、労力もあまりかからず有望銘柄を見つけられるかもしれません。

情報を取捨選択しながらより有望な銘柄の選定を

投資銘柄の探し方や具体的に情報を集める方法について説明してきました。ここまで紹介してきた方法以外にも、さまざまな探し方や手法があります。

例えば、過去にテンバガー(株価が短期間で10倍になること)を達成した銘柄の特徴をつかみ、似たような銘柄を探すといった手法もあります。この記事でも紹介した「イベント投資」のように季節性のある投資に力を入れたり、株主優待の権利が発生する2ヵ月前にその銘柄を保有したり、といった戦術もあります。このようなマイナーな戦術も合わせれば枚挙にいとまがなく、Twitterでの株式投資家のツイートも小まめにチェックしたいところです。

株式投資には「これが正解」という手法はありませんが、自分で情報を取捨選択しながらより有望な銘柄の選定を心がけましょう。

提供・ANA Financial Journal

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