家族
2020/04/26

2020年から正式教科へ。子どもの英語教育費いくらかかる?

上級者向けにはインターナショナルスクールやプリスクールといった手段も

インターナショナルスクールとは、元は日本に住む外国籍の子どもたちが通うための学校で、授業は全て英語で行われます。近年ではグローバル化の影響を受け、日本人の子どもがバイリンガル化を目指して通う場所として注目を集めることとなりました。

プリスクールとは、インターナショナルスクールに通う前の保育園や幼稚園のような施設となっています。

それぞれにかかる金額やメリット、デメリット

・インターナショナルスクール
インターナショナルスクールは国が用意した施設ではなく私学であるため、学費は安くありません。一般の私立学校に比べて高額料金が設定されていることが多く、私立小学校の学費相場が90万円前後(教育費+給食費)であるのに対し、インターナショナルスクールの学費は約2倍の200万円前後です。

相場は地域によって変動します。東京は全国でもトップレベルのコストがかかり、相場は220万円~250万円前後です。対して大阪は150万円~200万円です。いずれにせよ、公立小学校の相場が10万円であることを考えると、受験をしない子どもに比べ20倍もの料金を払うことになります。

またインターナショナルスクールでは教育費以外にも料金が求められることがすくなくありません。スクールバス代や施設メンテナンス費、ランチ代、カリキュラムに必要な教材費、イベント支援費、また一部の学校では寄付金が求められることもあるようです。
 
国の費用負担制度は全く使えないわけではなく、就学支援金制度などにより国に認められた一部のインターナショナルスクールでは減免措置を受けることが可能です。ただし通常の私立学校と同じく、保護者の年収を基準とした審査に通らなければなりません。

費用の他にインターナショナルスクールではもう1つ注意すべき点があります。それは学習カリキュラムが独自に組まれているため、学校やコースによっては一般の義務教育に則っていないという判定を受ける可能性があり、大学試験を受けるにも高認(高卒認定試験)を受けなければならない場合があるということです。

インターナショナルスクール一番のメリットは、他国籍の同級生との交流、英語での授業を中心としたグローバル化システムで、環境レベルから他言語の習得・異文化交流ができることです。インターナショナルスクールへの入学を検討する際には、学費、就学費減免措置が受けられるかどうか、卒業で得られる資格、この3点について特に注意を払っておきましょう。

・プリスクール
プリスクールの立ち位置は幼稚園や保育園に近いものの、それはあくまで通う子どもの年齢層や活動内容での話であり、実際は国の認定こども園や認可保育園とは全く扱いの異なる私立教育機関です。授業は全て英語で行われ、また先生は教員免許など国の資格を持つわけではなく海外の保育士の資格取得者が授業を行なっています。

プリスクールでは外国の先生、外国の子どもに囲まれ幼少期から他言語習得・異文化交流が行えるという環境は魅力的です。しかし学費の面ではインターナショナルスクールと同じくかなり値が張り、初年度費用の相場が保育園は30万円前後、幼稚園が70万円前後であるのに対し、プリスクールは平均183万円と跳ね上がります。

国の保育無償化制度の適用枠としては、共働き世帯の家庭などに年間44万円ほどの一部給付金が用意されています。

提供・ANA Financial Journal

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