家族
2020/02/04

世帯年収1,000万円は本当にパワーカップル?その実態と真実について

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
世帯年収が1,000万円あれば、ゆとりある暮らしができそうなイメージがあります。世帯年収1,000万円は、いわゆる「パワーカップル」といえるのでしょうか。全国の平均世帯年収などの調査結果からパワーカップルの定義について考えてみましょう。

パワーカップルに明確な基準はない

「パワーカップル」という言葉が登場し消費市場を支える層として注目を集めるようになっています。パワーカップルに明確な基準はありません。ニッセイ基礎研究所では「夫婦ともに年収700万円以上」の世帯をパワーカップルと呼んでいます。

パワーカップルのライフスタイルに共通する傾向は、消費意欲が旺盛であることです。消費の内容としては、国内外の旅行や子どもの教育、外食、健康、スポーツなどが挙げられます。またワークライフバランスを重視し、家事の効率化のためなら外注(ハウスキーピングの利用など)や投資(ロボット掃除機を買うなど)を率先して行っているという点も特徴的です。

子育て世帯の2割がパワーカップル

厚生労働省が発表している「平成30年 国民生活基礎調査」によれば2018年の全国の世帯平均年間収入は約551万円、児童のいる世帯に限れば約743万円でした。このなかで世帯年収1,000万円以上をクリアしている世帯は全体の約12.1%、児童のいる世帯では約20.5%です。つまり子育て世帯のうち約2割がパワーカップルに属し、それほど珍しい存在ではないことが分かります。
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