日本のお母さんたちはとても働き者です。

一方香港では、少し異なる価値観のもと、子育てを効率的に行いながらお母さんたちも自分の時間を確保しています。

そこで香港の筆者が、現地のお母さんたちから学ぶ「子育てを効率アップする方法」を3つご紹介します。

1. 人に任せられるところは思い切り任せる

日本では「お母さんがやって当たり前」なことが盛りだくさん。例えば、赤ちゃんが産まれたら産後の疲れきった体を引きずってお母さんが赤ちゃんのお世話をします。

一方香港では、産後お母さんが休めるように、食事作りから赤ちゃんとの添い寝まですべて人に任せます。

香港ではフィリピンなどから出稼ぎに来ているドメスティックヘルパーを安いコストで雇うことができます。そのため、お母さんは産後ゆっくりした後、3ヵ月程で仕事に復帰します。

日本でまったく同じことをするのは難しいものの、人に任せられることは思い切り任せるという部分は上手に取り入れたいところです。

2. 子供の勉強はプロに見てもらう

香港は非常に激しい学歴社会です。子どもを良い小学校に入学させるため家庭教師を雇ったりさまざまな習い事をさせたりして早いうちから教育を行います。そして、小学校に入学すると毎日宿題が山ほどでます。

とはいえ、子どもの教育は人を雇って教えてもらうのが普通。お母さんが仕事で帰ってから

「宿題やったのー!?」

と子どもの勉強まで面倒を見なければならないという状況ではありません。

その分空いた時間に子どもとバトミントンや卓球を午後7時くらいから一緒に楽しむという家族もよく目にします。 

3. 出前、外食当たり前

香港では外食が盛んです。お母さんが仕事の後にせっせとご飯を作り後片付けまで行うのは、かなりレアなケースです。

忙しければ外食でも全然OK。バランスよく栄養を取ることも必要ですが、お母さんが疲れすぎてしまっては家族もハッピーではありません。

忙しい夜はパパッと簡単に外食や出前で済ませるのが普通です。

香港の子育ては「良い加減」

香港では、子供たちを人に預けて夫婦二人で旅行に行くなんていうのも普通。香港ママたちのいい意味での「良い加減さ」は育児を効率アップさせるために少なからず取り入れられそうです。

文・山根ゆずか(ライター・ヨガインストラクター)

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