2018年の今、男性よりも稼ぐ女性は珍しくないでしょう。でも、もし結婚を前提にお付き合いをしている彼の年収が自分よりも少なかったら……。彼のボーナスや年収が自分よりも少なかった場合の対処法を紹介します。

何とも思わないという態度で接する

大前提として、何かの拍子に彼のボーナスや年収が自分より低いとわかった場合、変に驚いたり慰めたりするのは逆効果です。心ではすごく動揺してしまったとしても、「そうなんだね」と、何事もなかったように軽く接する方がよいでしょう。

現時点で女性の方が男性より稼いでいたとしても、将来どこかの段階で彼の年収がアップし追い越されることだってあるでしょう。あくまで一時的な現段階での年収差ですので、大げさにとらえる必要もありません。

もしも彼が動揺しているようなら、「残業が多いから、残業を減らすと一気に少なくなっちゃうんだよね」など、収入が一時的に増えているだけだというような言葉を付けてみては。

デート代を多く払ったりしない

自分のボーナスや年収が彼より多いとわかったからといって、それまでよりも食事代を多く支払ったり奢ってあげたりするのはやめましょう。

今の収入はあくまで現時点でのもの。結婚をする予定の相手であれば尚更、子供ができて自分が一時的に働けなくなったり、今と同じ条件で働けなくなったりした時のためにも、お互いの収入を知らなかった時と同じ金銭感覚をキープするべきです。

また中には、彼女から「今日はごちそうするよ!」といわれたり、彼の収入を知ってしまったために彼の出費まで気になってしまい「そんなに使ったら貯金できないんじゃない!?」なんていわれると、プライドを傷つけられたと感じてしまう男性もいるものです。彼から何かいわれない限りは、それまで通りの金銭感覚で過ごしましょう。

彼を尊敬し続けられるか?考えてみる

彼との結婚を考えているのであれば、自分よりも収入が低い夫をこれからもずっと尊敬していけるのか、あらためて考えておきましょう。仮に心のどこかで彼を見下しているのであれば、結婚についてもう一度よく考え直した方がいいのかも……。

一緒に暮らした時、自分ばかり大変な思いをしていると感じないか。相手の家事の分量に不満を持たずにいられるかどうか。

年収よりも大切なのは「いざという時でも相手のことを思って大切にできるかどうか」です。早く結婚したいからといって大切な問題から目をそらさずに、気になることは徹底的に考え抜いておいた方が、結婚生活への自信にもなるはずです。

金銭感覚のすり合わせは価値観を合わせるいい機会 

金銭感覚の違いは結婚後により大きな問題となり二人に降りかかります。

収入に対する考え方、結婚後の妻の仕事、お金の管理方法などはすり合っていないと大変ですし、すり合わせようとしてくれるかどうか、で相手の誠実さも判明するかもしれません。

「お金」は、結婚前にきちんと二人の価値観をすり合わせる絶好のテーマです。ぜひ話し合ってみては。

文・山根ゆずか(元外資金融営業ライター・ヨガインストラクター)

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