経済的DVが問題になっています。経済的DVとは、家庭内で夫、あるいは妻が、配偶者や子どもに対して行う金銭的な嫌がらせです。ここでは、経済的DVの実例や問題点、対策等を詳しくご説明いたします。

経済的DVとは?

DVは家庭内暴力ですが、経済的DVとは配偶者や親から金銭の使用を極端に制限され、精神的に支配される行為です。

一般的なDVと同じく家庭内で行われるため、第三者からはわかりにくく、物理的な暴力ではありませんから、公に発覚することもほとんどありません。

経済的DVの例

経済的DVは、3つのパターンに分類できます。

  1. 生活費を渡さない、あるいは極端に少ない金額しか渡さないパターンです。特に、専業主婦(主夫)の場合、物心両面での痛手になります。
  2. 金銭の使い道について執拗に干渉するパターンです。買った物の値段を尋ねる、領収書をチェックする、買った物について説教をする等です。
  3. 借金を内緒で作るパターンです。さらに、借金が発覚しても説明せず、逆切れするケースもあります。