今の仕事は好きですか?人生100年時代といわれる長寿社会で、70歳定年が当たり前になる日も近くなってきました。人生の長い期間を充実して過ごすためには、仕事の充実度も関係してくるはずです。そう考えると、好きなことが仕事になるといいですよね。今回は、「好きなことを仕事」にして成功するための3つのステップを紹介します。

「好きなことを仕事」にして成功する人は?

「好きなことを仕事」にして成功する人は、どんな人でしょうか。

探究心や向上心がある

「好きなこと、興味のあることは徹底的に調べる」という探究心があることは、成功するために重要です。寝食を忘れるほど没頭してしまう情熱を何かに傾けられる人は、仕事=好きなことにすると目の前の仕事に打ち込んでいけるはず。探究心が高じて、資格や技術を習得するなどスキルアップにもつながります。

自分で考えて行動できる

成功するためには、誰かの指示を待つのではなく、「これ!」と思ったら人の意見に左右されずに果敢に挑戦していける行動力が必要です。好きなアイドルのライブなら遠方でも追いかけるように、好きなことなら思わず行動してしまうもの。失敗することも多いですが、失敗を積み重ねた先に成功が待っています。

妥協しない、諦めない

好きなことは自信を持って“良い”と思えるものです。仕事においては、その思いがプラスに働きます。妥協せず、粘り強く諦めない姿勢で仕事に臨むことができ、結果として成果を出すことができるのです。

「好きなことを仕事」を成功に導く3つのポイント

(写真=PIXTA)

ポイント1:「できること」「得意なこと」にも目を向けてみる

「好き」に関連する仕事はたくさんあります。例えば、音楽が好きという場合には、音楽を演奏する、作曲する、楽曲を販売する、などがあります。好きにかかわる仕事の中で、自分の得意なことと掛け合わせて仕事を選ぶことが、成功への近道です。好きなことだけではなく、「交渉が得意」「絵が得意」「英語が話せる」など、できることや得意なことも整理してみましょう。

ポイント2:夢を100個書き出す

同じ好きなことでも、仕事と趣味は違います。楽しいだけの趣味と違って、仕事は結果が出なくて行き詰まることもあるかもしれません。例えば、楽しいけど収入が低い、体力的に続かないなど、「こんなはずでは」というギャップが出てくることもあります。

これをなくすためには、プライベートを含めた人生のビジョン(夢・目標)を明確にしておく必要があります。

手始めに、夢を100個書き出してみてください。好きなことを仕事にした先で、自分の夢がかなうかどうかをチェックしてみましょう。

ポイント3:やりたいことのために「やりたくないこと」もする

仕事をするうえで「好きなことだけする」というのは難しいものです。「やりたくないこと」も出てくるかもしれません。しかし、苦手だと思っていたことも、いざやり始めると楽しくなっていくこともあります。食わず嫌いをなくして仕事をしてみると、スキルの引き出しも増えていきます。

好きなことを軸にして、「好きを増やす」ことも大切です。