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2018/04/25

年齢差気にしすぎ? 職場の若手と円滑にコミュニケーションを図る7つの方法

(写真=Rawpixel.com/Shutterstock.com)
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新入社員が配属されたり異動があったりと、職場の人間関係にも変化が生じる時期。新人や若手とのコミュニケーションにとまどっている人も多いでしょう。若い人と仲良くしたいのに、年齢差を思ってつい距離を置いてしまうという悩みも抱えている人もいるようです。年齢差がある年下の部下や同僚と円滑にコミュニケーションを図るにはどうしたらいいのでしょうか。

(1) 「年齢差があるから……」という先入観を捨てる

(写真=Lolostock/Shutterstock.com)

あなたはどんな人に親しみを感じますか? 自然と親しみを覚えたり、好意を持ったりする相手は「自分と似ている人」ではないでしょうか。例えば、初対面の人と話したとき、「出身地が同じ」など共通点を見つけて、すぐに仲良くなったという経験が誰にもあるでしょう。「年齢が近い」「同じ世代であること」も共通点といえます。

逆にいえば、年齢差がある人には共通点は見出しにくく、「付き合いづらい」という印象を持つことは自然なことです。年齢差があっても親しみやすく感じてもらうには、何らかの共通点をつくるなど工夫が必要になります。

しかし、「年だから」と引け目を感じたり、「煙たい存在だろう」と先入観を持ったりする必要はありません。むしろ、こちらがそう感じていれば相手が親しみやすく感じてくれるはずがないのです。
 

(2) 「最近の若い人は……」という押しつけをやめる

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新人や若い後輩を見て「今の若い子は……」「私達のころはこうだったのに……」と不満に思うことはないでしょうか。まずその押しつけるような考え方をやめましょう。イライラの裏にあるのは「後輩はこうあるべき」「自分はこうだった」という押しつけではないでしょうか。人は、自分を否定する人に心を開こうとはしません。あなたが「世代が異なればギャップがあって当たり前」と期待のハードルを下げましょう。相手の良いところに意識を向けることでイライラが減り自分がラクになります。

(3) あいさつは自分からする

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「あいさつは後輩からするもの」と思っていると、「最近の若い人はあいさつもできない」「態度が悪い」と不満に思いがちです。理由は何であれ、気づいたほうから笑顔であいさつすれば、そのうち互いにあいさつが交わせるようになることでしょう。このときのポイントは少し眉を上げ、目を大きくするようにすること。そうすると明るく好意的な表情に変わりグッと印象が良くなります。

(4) 積極的に話を聴く

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あいさつと同じで自分から、気さくに話しかけてみましょう。話題はなんでもいいのです。「今日は寒いね」という気候やお天気の話でもいいですし、持ち物や好きな食べ物、お気に入りのお店、趣味や休日の過ごし方など当たり障りなく相手が話しやすい内容について質問してみましょう。

話をしてくれたら、興味を持ってうなずいたりあいづちをうったりして肯定的に聴くのがポイントです。人は自分の話に耳を傾け、共感してくれる人、理解しようとしてくれる人に好意を持つものです。ただ気を付けたいのは容姿について触れることです。「スタイルいいね」という褒め言葉であっても、言い方や相手の性別によってはセクハラととられてしまう危険性もあります。

(5) 自分の話をする、自分をさらけだす

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話を聴くだけでなく自分の話もしてみましょう。できればユーモアを交えて、時には失敗談も披露すると、グッと親しみやすい人になります。このとき注意したいのは自慢話をしないことです。「若い子はいいわね」「私はおばさんだから」と自分を卑下するようなことをしつこく言わないことも大切でしょう。自分を卑下するような発言は相手にとって返答に困るだけです。

また長々と自分の話を続けるのもNG。自分の話ばかりしていると感じたら、「〇〇さんはどう?」と相手に振る配慮も必要です。

(6) 褒める・感謝の気持ちを伝える

(写真=tomertu/Shutterstock.com)

人には誰しも少なからず承認欲求があります。褒められたらうれしいものです。円滑な人間関係を築くためには相手のいいところを見つけて褒めましょう。いざ「褒めよう」と思っても「何を褒めて良いか分からない」という人もいるかもしれません。しかし「褒める」といっても特別なことを評価する必要はありません。

ささいなことや仕事上当たり前と思われるようなことでも「助かった」という思いで感謝を伝えてみましょう。例えば「書類をきれいにそろえてくれてありがとう、気持ちよく仕事できるよ」といったもので構いません。そんな感謝のメッセージの積み重ねが信頼のかけ橋を築きます。

良いところを探す名人になって、「いつも仕事が丁寧だよね」「毎日お弁当つくって、スゴイね」「〇〇さん、センスがいいよね」と自分が感じたことを素直に伝えてみましょう。決して上から目線で評価するような言い方ではなく、「私はこう感じたよ」というプラスのメッセージを伝えれば、気持ち良く受け取ってもらえるでしょう。

(7) 変えられるのは相手ではなく自分

(写真=Subbotina Anna/Shutterstock.com)

カナダの心理学者エリック・バーンの言葉に、「過去と他人は変えられない。しかし、いまここから始まる未来と自分は変えられる」というものがあります。よりよい関係を築くには、まず自分の考え方や接し方を変えることです。

以上7つのポイントを「若手と円滑にコミュニケーションをとる方法」として紹介しました。家族や友人とのコミュニケーションも同じことがいえます。「自分がされてうれしいこと」をすれば、年齢差があっても円滑なコミュニケーションが図れ、心地よい人間関係が築けるはずです。

文・小谷晴美(日本メンタルヘルス協会 基礎心理カウンセラー)

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