東洋経済オンライン「女子就活生が選ぶ就職人気ランキングTOP100」で33位にランクインした、大手エンターテインメント企業 「エイベックス」。多くの人が勤めたいと思う企業の年収はいくらなのか、最新の有価証券報告書から従業員の年間給与を紹介します。

有価証券報告書とは?

日本証券業協会によれば、有価証券報告書とは「会社の概況から事業や設備の状況、財務状況まで多岐にわたる情報が盛り込まれている報告書のこと」とあります。

子会社を保有している企業の場合、連結決算と単体決算に分けて利益等が表示されています。単体はその企業のみの損失や利益等の数字、連結は子会社や関連会社も含めた数字です。子会社の経営状況は少なからず親会社に影響しますので、現在は日本を含め世界的に連結決算の数字が重要視されています。

有価証券報告書は、言わば企業の通知表のような役割を担う資料です。内容を確認することで就職・転職先の企業を研究する際にも役立ちます。就職・転職活動をしているなら、有価証券報告書のチェックも欠かさず、企業研究の材料としましょう。面接時に役立つこともあるため、面接前日にもしっかり目を通しておくことをおすすめします。

エイベックス株式会社の平均年間給与は698万円

エイベックス株式会社の平均年間給与は697万5,000円です。また、平均年齢は41.2歳で平均勤続年数は11.4年であることが分かります。(2019年3月31日現在における提出会社単体の数字) 

子会社を含めた連結ベースで売上高を見てみると、2014年度は1,693億円でしたが、2018年度は1,601億円と減少している状態です。 事業内容を確認すると、デジタル事業の映像配信サービス会員減少などで売上高が減少していることなどが響いている様子がうかがえます。