キャリア
2019/08/30

10年後必要とされる仕事、されない仕事まとめ

(写真=charles taylor/Shutterstock.com)
(写真=charles taylor/Shutterstock.com)
2014年にオックスフォード大学のマイケル・オズボーン准教授とカール・ベネディクト・フライ研究員によって発表された「THE FUTURE OF EMPLOYMENT: HOW SUSCEPTIBLE ARE JOBS TO COMPUTERISATION?」~雇用の未来―コンピューター化によって仕事は失われるか~ は当時大きな話題となりました。

オズボーン准教授は、機械言語の専門家で、この論文では、アメリカの仕事702種類を例にとり、これを「クリエイティビティ」「社会性」「知覚」「細かい動き」の4種類に分類してうえで、これらの仕事が10年後コンピューター化されることで、人間からとって代わられる確率を出しました。

「必要とされる仕事、されない仕事」から、どのようなキャリアが生き残るのか

その結果、702種類の仕事のうち、47%の職種が機械にとって代わられる、という結果が出ました。

その後、同准教授と野村総研が日本においても同様の調査を行い、なんと49%の労働人口が機械に置き換わられる可能性が高いとの結果が出ました。

その後、日本の三大メガバンクが新卒採用抑制など人員整理を行い、3行合わせて約3万2,000人が削減予定などのニュースがセンセーショナルに取り上げられました。これは、与信業務や窓口業務といったルーティン化した仕事はコンピューターとの親和性が高く、さらにAIを使ったディープラーニングによってさらに改善していき、将来は完全に人手を介在しない業務になる可能性が高いと考えられているからです。この技術革新を見越して、従業員を減らしていこうという動きにつながりました。

また、すでに実用化の一歩手前まで来ている自動車の自動運転は、ドライバーが人間からコンピューターに置き換わり、その影響はバス、タクシー、貨物輸送まで及びます。

さらにすでにお気づきの方も多いと思いますが、電車の運転士、車掌が東京の地下鉄などですでに自動運転化されています。特に東京メトロの丸の内線や南北線、都営大江戸線などは、車掌がいません。それはホームドアの設置により完全に不要となりました。

身近なところでは、新交通システムのゆりかもめは、運転手もいない完全自動運転化されています。線路やガイドラインがある鉄道の方が、自動車よりも容易に自動化が可能なのは明白です。

それ以外でも、
  • 電話オペレーター
  • レジ係
  • データ入力作業
  • ホテルの受付係
  • スポーツの審判
  • 歯科技工士
などが、完全に機械にとって代わられると予想されています。

ここで注目される技術が「IoT」Internet of Things で、すべてのものがインターネットにつながる技術です。さらにビッグデータの解析が高速化され、非ルーティン作業と思われていたデータ分析がルーティン化されたことも大きな影響を与えました。

また、このコラムを書くにあたり、この論文の原文に当たりましたが、その時参考までにGoogle翻訳を使って日本語訳を見てみました。まだまだぎこちない点があるものの、大筋をとらえることは容易にできました。

一方、消滅されにくいとされている職業は以下の通りです。
  • ソーシャルワーカー
  • 外科医
  • 内科医
  • 看護師
  • セールスエンジニア
  • 学校教師
  • 心理学者
  • 聖職者
  • 経営者
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