国内には人気の大手メーカーが多く存在します。今回は、その中から4社をピックアップし、最新の有価証券報告書から従業員の年間給与を紹介します。多くの人が勤めたいと思う企業の年収はいったいいくらなのでしょうか。

「ソニー」の平均年収はいくら? 

> ソニー株式会社の平均年間給与は1,013万6,934円です。また平均年齢は42.3歳で平均勤続年数は16.7年であることが分かります。(2018年3月31日現在における提出会社単体の数字)

> 子会社を含めた連結ベースの売上高を見てみると、2013年度は約7兆7,672億円でしたが2017年度は約8兆5,439億円と順調に増加傾向です。

> また、2017年度末の従業員数に関しては、電池事業の譲渡などにより、エレクトロニクス部門の従業員数が大幅に減少。金融や映画部門は増員となりましたが、全体としては約1万1,100名減少し、全従業員数は11万7,300名となりました。ソニーがエレクトロニクス分野のみでなく、金融や映画部門などで力を入れている様子がうかがえます。

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「ソニー」の平均年収はいくら?男性にも育児休暇の取得を推進(2019/06/30公開)

「パナソニック」の平均年収はいくら? 

> パナソニック株式会社の平均年間給与は768万506円です。また、平均年齢は45.6歳で平均勤続年数は22.9年であることが分かります。(2018年3月31日現在における提出会社単体の数字)子会社を含めた連結ベースの売上高で見てみると、2016年度は約7兆6,263億円、2017年度が7兆3,437億円と約3,000億円近くの減収でしたが、2018年度は約7兆9,822億円とV字回復を果たしています。

> 国内事業も堅調に推移し、海外における車載関連・二次電池などのエナジー事業が大きく成長したことが、好調な業績につながったことがうかがえます。

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「パナソニック」の平均年収はいくら?多様な働き方を支える技術と制度(2019/08/10公開)

「資生堂」の平均年収はいくら?

> 資生堂の平均年間給与は731万3,401円です。また平均年齢は39.7歳で平均勤続年数は14年であることが分かります(2018年12月31日現在における提出会社単体の数字)。

> 売上高を子会社を含めた連結ベースで見てみると、2014年度は7,620億円でしたが2018年度は1兆948億円と大幅に増加しています。

> また従業員数に関しては、日本事業が11,818人であるのに対し中国事業が8,138人となっており、中国事業の存在の大きさがうかがえます。

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「資生堂」の平均年収はどのくらい?女性管理職比率30%を達成!(2019/04/20公開)