女性管理職は社会的に評価されるメリットがありますが、それゆえの悩みもあります。仕事が急に忙しくなったり、以前のように同僚と接することができなかったりと悩む人も多いのではないでしょうか。今回は、女性管理職が持つ悩みにはどのようなものがあるか、また、悩みを解決する方法などについて紹介します。

女性管理職が持つ悩みとは?

女性管理職になると、同僚との接し方や責任の重さなど、さまざまな悩みを抱えることがあるでしょう。いったいどのような変化があって悩むのか見ていきましょう。

「部下の管理」と「自分の業務」を両立する負担

管理職になると、自分の業務以外に部下のスケジュールにも目を配ることになります。スムーズに運んでいるか、問題を抱えていないかなど、業務的なことだけでなく精神的な悩みごとも含めて注視することは、じつは意外と負担になります。

女性に差別的な言動がある

相手側に悪気がなくても、「女性だから……」と差別的な対応をされるケースがあります。大事な商談では男性を指名されたり、大きな取引の契約では肝心なところで別の男性管理職に交代されたり、「女性だから」という理由で評価されないことは少なからず存在しているようです。

プライベートが減る

管理職になれば、責任ある仕事を任されるチャンスがあります。そのことによって、当然仕事の範囲が広がることは覚悟しておかなければなりません。仕事を優先すれば、プライベートの時間は減り、パートナーとなかなか会う時間をつくれないことも……。

女性の同僚が離れる

一般社員のときには仲良くしていた同僚も、管理職になり立場が変わったら、気軽に話せなくなることもあるようです。接する機会が減るにつれて、お互いに縁遠くなってしまうことがあります。

女性管理職の悩みを解決するには?

(写真=PIXTA)

悩みはいろいろあっても、管理職を任されることはやりがいのある仕事ができるチャンスです。焦らず悩みを解決して、前向きに取り組むための方法を紹介します。