外資系で働くことに憧れる人は多いもの。

外資では給与交渉する人も多く、交渉して少しでも給料が上がった方が、自分の自信にも繋がります。

給料交渉はいつでも何回でも出来るものではありません。そのため、機会があるときに挑戦する事が、あなたのキャリアをより豊かにするのです。

給与交渉を成功させる5つの方法をご紹介します。

方法1:シンプルな履歴書を書く

英語の履歴書を書くために大切なことは、履歴書を書く前に必ず希望するポジションの応募条件や社風などを調べ、そのポジションにどうして自分が適しているのかを分かりやいプレゼン資料を作成しているつもりで、履歴書を自分なりにアレンジすることです。

基本的に自由形式の英語で履歴書を書く場合、シンプルで分かりやすく、読みやすい1枚の履歴書が近年好まれます。もっと書く事があるときは、1枚に項目を2列に分けるのも良いでしょう。字が小さく見難くなる場合は、最悪2枚まで。それ以上は、読まれない可能性が高いですし、面接官から無駄な情報が多いと捉えられてしまうかもしれません。

必要な情報は以下の5点です。

(1)Personal Information (氏名・住所・メールアドレス・電話番号などの個人情報)
(2)(3)Experience or Education (職歴か経歴)
(4)Skills (保有資格) 
(5) Language (語学力:TOEICなど)

職歴や経歴については、外資では何よりも経験が問われます。希望の職種に繋がる経験がある場合は経験を先に。もし新卒や新しい職種に変更する場合は、経験がないため学歴や希望の職種に繋がるクラスを受講した、もしくはボランティア・インターンシップの経験を先に書き、その後職歴へつなげるようにしましょう。

方法2:給料のレンジを聞く

(写真=Production Perig/Shutterstock.com)

はじめの電話面接で希望の給料を聞かれることもあります。答える前に必ず給料のレンジ(幅)を聞きましょう。なぜなら、ポジションによって会社側も予算が決まっています。そのため、予算以上の金額を答えてしまうとそこでアウトになる可能性があります。

例えば「800万円から850万円」と言われたら、「7年の経験があるため850万円を希望します」などと自分の意見を言いやすいのです。

ちなみに電話面談で一番おすすめの練習方法は、面接でよく聞かれる質問を自分で声に出して、録音することです。自分の声や言い方を録音して客観的に聞くことで、ここをもっと分かりやすく言い換えよう、声が小さくて聞こえにくいなど、気づくことがあります。そして電話越しでも笑顔で対応すると、感情もこもって、よりプロフェッショナルに聞こえます。

方法3:自分がどのくらい会社に貢献できるかをリサーチ

給料交渉にたどり着くために、面接や下準備がとても大切です。繰り返しになりますが外資は経験を重視します。募集しているポジションの仕事内容をどれほど理解し、どの程度会社に貢献できるか、自分の強みをどれだけ伝えられたかが重要な鍵となります。Job description(職務記述書)やネットで企業分析を通して、どうして自分がそのポジションに適しているのかを説明できるようにする事はマストです。

ポジションによってはテスト、プレゼンテーション、謎解き、問題が起こった時の解決方法など様々な面接のパターンがあるので下準備は欠かせません。