キャリア
2018/09/12

契約社員のあなた、急な期間満了に注意!18年から契約期間見直しが本格化

(写真=designer491/Shutterstock.com)
(写真=designer491/Shutterstock.com)
契約社員で働いている人にとって「契約更新」は重要なポイントです。「前回のように次も更新されるだろう……」なんて楽観的に考えていると、急に「契約満了」と言われてびっくりすることにもなりかねません。

ご存じのとおり、雇用契約の更新は自動でなされるわけではありませんし、2013年の労働契約法改正もあって契約が更新されないリスクも高まっています。

今回は契約期間の期間満了について、そのルールを確認していきましょう。

契約期間途中でも辞められる?

(写真=PR Image Factory/Shutterstock.com)

基本的なことですが、契約社員は契約期間を満了する責任があります。ただし、契約期間の途中で双方の合意があれば退職は可能。辞めることを考える場合には、会社の就業規則もしくは雇用契約書などを読み直してみましょう。

民法では、「期間の定めのない雇用契約については、解約の申し入れ後、2週間で終了する」という旨の内容が記載されていますので、「14日前までに申し出すればいい」と思い込んでいる人も多いでしょう。

しかし、社会人としては、就業規則などを確認したうえで、できるだけ早いタイミングで退職日について合意を得ることがスマートな辞め方です。

就業規則で退職申し入れ期間が「1年前」など、極端に長い期間を定めている場合は、労働者の退職の自由が極度に制限されますから無効と扱われる場合もあります。とはいえ、一般的には「1ヵ月前」や「3ヵ月前」など、14日よりも長い期限を記載されていることが多いようです。

契約社員の「雇用期間」は5年間

(写真=George Dolgikh/Shutterstock.com)

2013年4月以降に契約を結んだ方は、その契約期間をしっかりと確認してみましょう。労働契約法の大きな改正があり、契約期間が通算5年を超えると、契約社員から会社に無期転換を申し込むことができるようになりました。

この法改正は、不安定な雇用形態である契約社員などが、突然契約を打ち切られることなく、安心して働き続けられるようにすることが目的です。

2013年4月から雇用契約を結んだ方は、ちょうど2018年が5年カウントの年にあたるため、2018年4月以降、企業側は一斉に契約社員の契約見直しが本格化しました。

5年を目前に契約満了を言い渡されるリスクもある

(写真=metamorworks/Shutterstock.com)

2018年になり、裁判所では会社と契約社員が争う事例が増加しています。契約期間を何度も更新していれば、次も更新してくれるという期待が膨らむのは当然のこと。

半面、時期や状況に応じて人員を調整したい会社にとっては、「無期契約への変更=雇用期間の調整ができない人員増加」ということになります。

そのため、5年を目前にした人材を「契約満了」とする会社も出てきているのです。裁判では、「次回も更新してもらえるだろう」という期待を、どのくらい契約社員に抱かせたかどうかで争われています。
1 2
Page 1 of 2
PREV 現役起業家が語る「起業するうえで若さよりも大切なこと」とは?
NEXT あえて契約社員という人も!契約社員と正社員との違い。契約内容、給料、ボーナスは?

続きを読む